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『Legacy Code』Steamページ公開、扇風機や義歯もパーツになる物理シミュレーションが2027年発売予定

投稿: 2026/09/16by tobariware5分で読めます
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義歯、サボテン、扇風機、テレビ、立体パズル。これがゲームのパーツ表だと言われても、最初はうまく飲み込めないと思う。

講談社ゲームラボが9月16日、物理シミュレーションゲーム『Legacy Code(レガシーコード)』のSteamストアページを公開し、ウィッシュリストの受付を始めた(プレスリリース)。開発は127号室、パブリッシャーは講談社。発売は2027年の予定で、価格はまだ決まっていない。

同時に1本目のトレーラーも出ている。

プレイヤーがやるのは、ガラクタを寄せ集めて「メカニマル」という謎の生き物を組み上げること。頭、腕、脚、モーターといったパーツを好きなように繋いでいくと、姿も動きも一体ごとに違うメカニマルができあがる。

肝はそこから先だにゃ。127号室が独自に開発した物理システム「マリオネットエンジン」により、どんな奇天烈な組み合わせでも破綻することなく動く。左右で長さの違う脚を生やそうが、上半身を無駄に重くしようが、とりあえず動いてしまう。

そして、動いた結果が作った本人にも読めない。狙って設計したはずの一体が、思いもよらない歩き方を始めることも珍しくないという。制作者にすら予測できないこの偶然性こそが遊びの核になっている、というのが公式の説明で、トレーラーを見るかぎり誇張ではなさそうだね。組み上げボタンを押した瞬間が毎回ちょっとした賭けになる作りだ。

パーツを奪って巨大化するメカニマル

ゲームのサイクルは「つくる」「たたかう」「あつめる」の3つ。組み立てたメカニマルを操作して、砂漠や雪山、ときには廃墟の中まで歩いていく。行く先々では次々と敵が立ちはだかり、勝てば倒した相手のパーツが手に入る。

手に入れたパーツをつぎ足し、組み替えるほど、メカニマルは見た目からして大きく力強く変わっていく。身体を支える足が増え、腕はより遠くへ届き、一撃は重くなる。育つほどに、それまで歯が立たなかった強敵にも挑めるようになり、歩ける世界そのものが拡がっていくという設計だ。小さなガラクタの寄せ集めから始まった一体が、やがて見上げるほどの巨躯になる。

その身体を構成するのが、冒頭に並べた日用品たち。人形の頭、キャラクター雑貨、扇風機、テレビ、立体パズル、義歯、鎖、サボテン——どこか懐かしくて、それでいて歪な品ばかりだにゃ。パーツごとに見た目だけでなく動きの癖も違うので、何をどこに繋ぐかで挙動まで変わってくる。

Steamのストア説明によれば、プレイヤーは謎の生物・メカニマルそのものとなって、本当の自分を探すために仲間を得て旅立つ、という枠組みになっている。ただのビルダーではなく、物語を追う一人用のゲームとして作られているみたいだね。

つくる・たたかう・あつめるの3サイクル

Steamストアページで確認できる範囲を整理しておく。

  • 対応プラットフォーム: Steam(Windows)
  • プレイ人数: 1人
  • ジャンル: 物理シミュレーション(Steamのジャンル表記はシミュレーション)
  • 対応言語: 日本語・英語・中国語(繁体字)。いずれもインターフェースと字幕までで、音声の対応は表示されていない
  • 最低動作環境: Windows 10 64bit(21H1以降)/Core i5-8400 または Ryzen 5 3600/メモリ8GB/GeForce GTX 1060 6GB/DirectX 11/ストレージ2GB
  • その他: 実績とSteamクラウドに対応。キーボード+マウスとゲームパッドの両方が使える

推奨環境はまだ出ていないけれど、最低ラインに並ぶGTX 1060は2016年のカードなので、入り口はかなり低めに置かれている。ユーザータグにはシミュレーションのほか、アクションRPG、ハック&スラッシュ、クラフト、ダークユーモアといった語が付いていて、のんびり組み立てるだけの作品ではないことが窺える。

発売時期については、公式が「2027年発売予定」と明記している一方、ストアのリリース予定日の欄は「近日登場」とだけ書かれた状態。年内の具体的な月はまだどこにも出ていない。

『Legacy Code』は、東京ゲームショウ2026の中で開かれるコンテスト「センス・オブ・ワンダー ナイト2026」のファイナリスト8作品にも選ばれている。「見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、世界が少し変わったと感じる」ゲームアイデアを発掘することを目的にした企画で、「ガラクタから生まれる予測不能な生き物」という発想が評価されての選出だという。

プレゼンテーションは9月17日、幕張メッセ 国際会議場で実施される。壇上に立つのは制作者本人だ。

その127号室は、マリオネットエンジンという物理システムを自分で組み上げ、独特の動きをする不思議な生き物を作り続けてきたクリエイター。公式のプロフィールにある通り、『Legacy Code』が初めてリリースする作品になる。

自作のエンジンで動く謎の生き物が、初めて商品としての値札を待つ段階まで来た。その値札が付くのは2027年の予定にゃ。

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