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『NBA 2K27』9月4日発売 ― マイキャリアで1984年からの5つの時代を選べる新モード搭載

投稿: 2026/09/05by tobariware9分で読めます
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1984年のリーグへ飛び込むと、シカゴ・ブルズのロスターにルーキーのマイケル・ジョーダンがいる。マジック・ジョンソンとラリー・バードが覇権を争っていたその年に、自分で作った選手を放り込める。

『NBA 2K27』が9月4日に発売された。対応機種はPlayStation 5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch 2、PC(Steam)で、開発は例年どおりVisual Concepts。今年いちばん大きく変わったのは、マイキャリアに持ち込まれた新モード「MyCAREER Eras」だね。

歴史5時代から選べるMyCAREER Eras

MyCAREER Erasは、現代のNBAの枠から外へ出て、5つの歴史的な時代のどれかでキャリアを始められる仕組み。フランチャイズモードの「MyNBA Eras」で作られていた時代再現の土台を、そのままマイキャリアへ持ってきたものだ。開始年はそれぞれ違っていて、公式サイトのマイキャリア紹介ページでは次のように説明されている。

  • Magic vs. Bird 時代:1984年。ジョーダンがルーキーとしてブルズに加入した瞬間のリーグ
  • Jordan 時代:1991年。ブルズの最初の3連覇が始まるところから
  • Kobe 時代:2003年。レブロン・ジェームズがリーグ入りしたドラフトクラスと交差する
  • LeBron 時代:2010年。スーパーチームが中心になり、パワーバランスが動いていく
  • Steph 時代:2016年。3ポイント革命でプレイの組み立てが根本から変わった年

肝は、ロスターが史実に固定されているところ。ルーキーは実際に指名されたチームへ入り、歴史上のトレードもそのとおりに起きて、スター選手は当時いた場所から動かない。公式が挙げている例が分かりやすくて、レイカーズでコービー・ブライアントと並んでプレイしたいなら、彼はその時代の全期間、引退までレイカーズにいる。自分だけが歴史の中へ後から挿し込まれる格好になるわけだ。

見た目の作り分けも時代ごと。ロッカールームは最古の時代だと木製のロッカーに金属の椅子、置いてあるテレビはCRT。コートに立てばHUD、スコア表示、スタッツ表示、画面フィルターが当時の中継の質感に切り替わる。リーグの構造も、ルールも、当たりの強さのような物理面も、その年代に合わせて調整されているそうだよ。

進行の軸になるのが「Eras Moments」と呼ばれる目標群。得点王の記録更新や大型連勝の達成といったものから、その時代を定義した出来事の再現まで幅がある。これを潰していくと40レベルの報酬トラックが進み、限定コスメティックが解放されていく作りだ。

全11章のFire & Concrete、舞台はラッカー・パーク

昔の時代ではなく現代を選ぶと、シネマティックストーリー「Fire & Concrete」に入る。全11章で、前作の2倍以上の長さになったとされている。

主人公はデューク大への進学が内定していた高校のトップ有望選手。ところが重大な自動車事故で将来が一気に不透明になる。物語が動き出すのはその2年後のニューヨークで、新たに再現された伝説のコート「ラッカー・パーク」が最初の試練の場になる。ラッパー/俳優のVince Staplesが声とモーションキャプチャーを担当する「いとこのCam」が、ストリートからNBAまで隣を歩き続ける役どころ。

ドラフトの扱いも変わった。指名順位が固定されておらず、プレリュードでの働き次第でドラフトボードを駆け上がって全体1位を取れる。逆に順位を無視してお気に入りのチームを自分で選ぶこともできるので、「上位指名を狙う」か「行きたい球団へ行く」かを自分で決められる形だね。ルーキーイヤーを終えると2年目に8つのキーゲームセットが解放され、1セットあたり6試合・およそ半シーズンぶんの物語が続いていく。

マイキャリアに協力プレイが入ったのは今作が初めて。窓口になるのが、Gリーグで出会うカスタムチームメイト「Trace Miller」だ。

トレースはNBAのスーパースターの持ち味を反映した9種類のビルダーテンプレートから選んで作る。フィジカルはテンプレートで決まるけど、試合で稼いだポイントで属性・バッジ・プレースタイルを伸ばしていける。自分のマイプレイヤーと噛み合うように育てておいて、そこへフレンドを招待すると、育てたとおりのトレースを操作してもらえるという流れ。

試合ごとに協力プレイを起動するかスキップするかを選べて、フレンドがログオフしたらトレースはAI操作へ戻る。ストーリーのカットシーンも一緒に見られるし、VCとシーズンXPは2人がそれぞれ満額を獲得する。誰も誘わない場合でも、トレースは単純に「自分好みに育てたチームメイト」として機能する。オンラインで組む相手がいない人でも損はしない設計になっている。

Switch 2は通常版9,460円のみ

エディションと機種の対応がやや入り組んでいるので、そこは整理しておく。

機種買えるエディションクロスプレイ
PlayStation 5通常版・デラックス・ウルトラ対応(Xbox Series X/Sと)
Xbox Series X/S通常版・デラックス・ウルトラ対応(PS5と)
PC(Steam)通常版・デラックス・ウルトラ非対応
Nintendo Switch 2通常版のみ非対応

価格は通常版が9,460円、デラックス エディションが14,080円、ウルトラ エディションが19,910円(いずれも税込)。デラックスとウルトラはデジタル限定で、Switch 2では取り扱いがない。公式のFAQによれば、ウルトラ エディションは9月6日まで購入可能の予定という期間限定の売り方になっている。デラックス/ウルトラを予約した人向けの早期アクセスは8月29日午前1時に始まっていた。PS4やXbox Oneといった第8世代機への展開は無く、第9世代機のみ。

日本語まわりは項目ごとに分かれている。Steamストアページの表記では、日本語はインターフェイスと字幕に対応で、フルオーディオが付くのは英語だけ。実況や選手ボイスは英語で聞くことになる。

PC版にはもう1つ話題がある。NVIDIAの新しいニューラルレンダリング技術「DLSS 5」が実際に動く最初のタイトルが、この『NBA 2K27』だ。NVIDIAの告知では、Game Ready Driverを入れたうえで映像設定の「DLSS Neural Rendering」をオンにする手順が案内されていて、対象はGeForce RTX 50シリーズ。肌や汗、照明の落ち方をAIが描き直すため、負荷はそれなりに重い。

📄 NVIDIA『DLSS 5』9月4日13時に提供開始 ― 有効化で50〜60%の性能低下、初対応は『NBA 2K27』

そのDLSS 5用のライブラリが早期アクセス版のフォルダに入ったまま配布され、有志が他のゲームへ移植してみせる一幕もあった。

📄 NVIDIA「DLSS 5」のDLLが『NBA 2K27』早期アクセス版から流出、有志が既存ゲームへ移植

ロスターが固定されているということは、勝敗も移籍も自分以外は全部決まっているということでもある。その中で1人だけ、歴史に無かった選手として20年前のコートに立つ。

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