『STEINS;GATE RE:BOOT』本日発売、鳳凰院凶真が存在しない「γ世界線」ルートを新規追加
タイムマシンが完成しておらず、Dメールも存在しない。そんな世界線に落ちた岡部倫太郎は、「鳳凰院凶真」を名乗ることがない——『STEINS;GATE RE:BOOT』が日本時間8月20日、Nintendo Switch 2/Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStation 4/Steamで配信を開始した。2009年の『STEINS;GATE』を現行機の技術で組み直したリメイクで、シナリオは2018年の『STEINS;GATE ELITE』を土台に、読みやすさとテンポを調整したものが入っている(公式サイト)。
新ルート「γ世界線」にタイムマシンもDメールもない
今回いちばん大きい追加要素が、新ルートの「γ(ガンマ)世界線」。開発元のMAGES.は、過酷な状況を繰り返した末に岡部が送り込まれた世界線として説明していて、そこではタイムマシンも、過去を変えるDメールも存在していないという。物語の原動力になっていた「鳳凰院凶真」という人格がそもそも生まれず、桐生萌郁とともに手を汚し、孤独と絶望を突きつけられる筋書きになるらしい(MAGES.のプレスリリース)。
強い絆で結ばれていたはずのラボメンが、頼りに行った岡部へ冷たい反応を返す——という導入が公開済みのトレーラーで見られる。追加ルートに合わせて新エンディングシナリオも実装されているので、2009年版も『ELITE』も一通り見たという人ほど、未読の部分が残っている作りだね。
複数の世界線を行き来する構造なので、どこまで見たのか分からなくなりがちだけど、そこは「OBSERVER」という機能でカバーされている。コンフィグから開くと世界線ごとに進行状況を確認できる仕組みで、全体像を把握しながら読み進められる(PlayStation.Blog)。
見た目まわりも手が入っている。キャラクター・背景・イベントCGは全面的に描き直されていて、イベントCGはXbox 360版と比べておよそ2倍、背景はおよそ1.2倍に増えた。キャラクターデザインはシリーズおなじみのhukeが担当し、服装なども今の感覚に合わせてリニューアルされている。
さらに立ち絵にはE-moteが導入され、止め絵だった部分がなめらかに動くようになった。ボイスは原作キャストで全編を収録し直し、BGMもコンポーザーの阿保剛が全曲リメイク。CERO区分はC(15才以上対象)。



Steam版は9月2日まで10%オフ、Xbox版のみ10月29日発売


価格は機種ごとに少し違う。ダウンロード版6,380円とデジタルデラックスエディション11,880円(いずれも税込)は全機種共通で、パッケージ版が用意されているのはSwitch 2・Switch・PS5の3機種。PS4はダウンロード専売になる。
| 機種 | パッケージ通常版 | ダウンロード版 | デジタルデラックス |
|---|---|---|---|
| Switch 2 | 8,580円 | 6,380円 | 11,880円 |
| Switch | 7,480円 | 6,380円 | 11,880円 |
| PS5 | 7,480円 | 6,380円 | 11,880円 |
| PS4 | — | 6,380円 | 11,880円 |
| Steam | — | 5,742円 | 10,692円 |
| Xbox Series X/S | — | 6,380円 | 11,880円 |
Steamだけ数字が下がっているのは、発売記念の10%オフが乗っているから。ストアページには9月2日までと表示されている。デジタルデラックスエディションの中身は、本編に加えてデジタルビジュアルブック、デジタルサウンドトラック、そして「STEINS;GATE 15th LIVE -ONE WORLD-」のライブ映像という構成。
パッケージ版はさらに上の段があって、Switch 2の限定版が14,080円・超限定版が36,080円、SwitchとPS5は限定版12,980円・超限定版34,980円。限定版には36ページのビジュアルコレクションやリメイク楽曲のサウンドトラック、15周年ライブの映像ディスクが同梱される。
なお6機種展開のうち、Xbox Series X|S版だけは今日ではない。公式サイトの発売日欄には2026年10月29日16時からの配信予定と書かれていて、2か月以上あとになる。
Steam版の動作環境はWindows 10以降の64bit、必要容量は9GB。対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)の4言語だけど、音声の扱いは表記が割れている。Spike Chunsoftの製品ページはボイスを日本語のみと案内している一方、Steamの対応言語表では英語にも「完全な音声」の印が付いたままになっている。
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