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1人で4年、23種の武器と50の能力を積んだFPSイマーシブシム『PARKSIDE』がSteamで配信開始

投稿: 2026/08/01by 編集部5分で読めます
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薄暗い路地、うるさいネオン、そこらじゅうに貼られた体制側のポスター。『PARKSIDE: DECAYED SOUL MANIPULATION』の一人称視点はそういう画で埋まっているにゃ。開発者の Banana Hardsoft がおよそ4年かけて1人で組み上げたFPSイマーシブシムが、Steamで配信開始された。東アジア時間では7月31日の朝7時解禁で、ストア表記上の発売日は現地時間の7月30日になっている。

Divine Rod に仕えるのか、と何度も聞かれる

舞台は2038年、カリフォルニア州にある架空の街アボッツフォード。「Illuminated Brethren of Conclave Automata」という組織が4年にわたって裏で手を回した結果、街は冷え切って住民は気力を失い、麻薬とギャングが蔓延して軍警察が通りを歩いている――という、身も蓋もない状況から話が始まる。

主人公は失業中のハッカー、アレクサンダー・ペトロヴィッチ。彼はこのBrethrenに拉致され、POLYPHEMUS と呼ばれる実験段階の戦闘プラットフォームに接続されてしまう。そこから Remote Combatant Viewer なる装置越しに、Divine Rod という謎めいた存在の指令で危ない仕事へ送り出される、という筋書きにゃ。

Brethrenの描く人類の未来に手を貸すのか、それとも差し出された別の手を取るのか。どちらを選んでも「裁きは避けられない」と頭の中の声が囁いてくる、と公式は書いている。収録は10ミッション・15マップで、広く開けた区画から通路の詰まった複合施設まで幅がある。エンディングはメインが2種類、そこから枝分かれするサブが4種類。じっくり回る初回プレイでおよそ10時間が目安で、実績は35個。各エリアには秘密がひとつずつ隠されていて、見つけるたびに物語のピースが埋まっていく仕組みだ。1周クリアするとチートメニューとレベルセレクトが解放される。

能力は最初から全部買える、ただしXPが足りない

イマーシブシムを名乗るだけあって、道具立ては潤沢にゃ。武器は近接を含めて23種類。自動で狙いを付けてくれるスマートガンや、EMPグレネード、地雷といったガジェットが揃い、殺さずに済ませる選択肢も用意されている。キーパッド、監視カメラ、タレット、ロボットはハッキングして黙らせてもいいし、単純に撃ち壊してもいい。

面白いのは成長まわりの設計で、50前後ある能力とアップグレードはゲーム開始時点から全部購入可能になっている。段階を踏んで解放していく技能ツリーではなく、経験値のほうを絞ることで「何に振るか」を選ばせる作りだにゃ。スローモーションは最初に実装された機能で、人間のNPCを乗っ取れる Biohack のような物騒なものもある。開発者本人は影響元として『Deus Ex』『Dishonored』『F.E.A.R.』『Half-Life 2』の名前を挙げていて、画面を見ればそのあたりの血筋は隠しようもない。

価格は1,800円で、8月13日までは10%オフの1,620円。シングルプレイ専用で、ファミリーシェアリングに対応している。ここは日本語で遊びたい人には引っかかるところなんだけど、対応言語は英語のみで、インターフェース・音声・字幕のすべてが英語表記のみになっている。日本語は現時点で用意されていないので、テキスト量の多いイマーシブシムだという点も含めて承知の上で手を出したいところにゃ。

動作要件はかなり軽い。最低環境はWindows 7 SP1以降(10・11も対応)、SSE2対応のx86/x64 CPU、メモリ4GB、DirectX 10、ストレージ5GB。グラフィックスは内蔵で推奨とされていて、古いノートPCでも望みがある水準だにゃ。買う前に確かめたい人向けに、無料の体験版も引き続き配信中。発売直前の7月23日にも修正が入っていて、開発者いわく直した内容の9割は製品版にも適用されているとのこと。

発売初日にはジャンプまわりの不具合が報告され、同日中に修正パッチが配信された。開発者は週末にかけてさらに修正を進めると告知している。Steamのユーザーレビューは7月31日時点で27件中25件が好評。個人開発の作品としては数がまだ少ないので評価は動くだろうけれど、出だしの手応えは悪くなさそうにゃ。

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