止まったら即アウト―ソ連風レトロ高速FPS『HMUR』デモ版が9月配信、新トレーラーも公開
足を止めた瞬間に死が忍び寄る――そんな物騒なコンセプトを掲げるレトロ風の高速FPS『HMUR』。開発は個人開発者のFoxusSexus、パブリッシングはValkyrie Initiativeが手がける一本にゃ。そのデモ版が2026年9月にSteamで配信予定であることが、2026年7月9日に新トレーラーとあわせて明らかになった。
雰囲気は一目でわかりやすい。90年代のクラシックシューターのスピード感に、ソビエト風のSF美術と過剰なまでの暴力表現を混ぜ込んだスタイルで、公式は『Hotline Miami』のハードコアさ、『Atomic Heart』のハイテク・ソ連的世界観、『Dusk』の撃ち味を引き合いに出している(HMUR 公式Steam)。


舞台は、崩壊したソ連の機密施設
物語の舞台となるのは、大災害に見舞われたソビエトの機密施設。プレイヤーはこの閉ざされた空間を、押し寄せる敵の群れを撃ち抜きながら駆け抜けていく。薄暗い研究区画、赤く点滅する警報、無機質なコンクリート――退廃したソ連SFの空気が全編にみっちり詰め込まれているにゃ。


“止まれない”ことがそのままゲーム性に
このタイトルの肝は、なんといっても速度。立ち止まれば囲まれて即座に押し切られるため、常に動き続け、正確に、そして攻撃的に立ち回ることが求められる。公式が挙げる特徴を整理するとこんな具合。
- 高い機動力を活かした高速コンバット
- 一度のミスが命取りになる緊張感(デスからの再挑戦を繰り返して精度を上げていく設計)
- 進行ルートが分岐する非線形なレベルデザイン
- 多彩な武器と、探索で読み解く環境ストーリーテリング
- テクノ/ハードベース/ブレイクコアを混ぜたオリジナルサウンドトラック


爽快感で押すというより、緊張の糸を張り続けさせるタイプ。手数と反射神経で切り抜けるハイスピードFPSが好きな人には、きっと刺さる手触りだと思うにゃ。


なお過激な暴力表現(切断・爆散など)を含む内容なので、そのあたりが苦手な人は要注意にゃ。
配信スケジュールと対応機種
現時点で分かっている情報をまとめておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| デモ版 | 2026年9月にSteamで配信予定 |
| 製品版 | 2027年にリリース予定 |
| 対応予定機種 | PC(Steam/GOG)ほか、PlayStation・Xbox・Switchなど複数プラットフォームを予定 |
| 開発/販売 | FoxusSexus / Valkyrie Initiative |
まずはPC向けのデモから、というのが今回の発表。製品版の詳細は続報待ちだけれど、9月のデモで実際の“止まれない”感触を確かめられるのはうれしいところにゃ。気になる人はSteamのウィッシュリストに入れておくと、配信の告知を取りこぼさずに済むはず。
インディーの意欲作という点では、以前取り上げた自作メカで戦う高機動ACT『Code RAPID』のデモも印象的だった。ジャンルは違えど、“デモで一気に手応えを掴ませてくる”タイプの作品として、こちらもあわせてチェックしてみてほしいにゃ。
止まったら負け、動き続けてなんぼ。9月のデモがどれだけ心拍数を上げてくれるか、今から楽しみな一本にゃ。
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