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ペンギンの弾幕ローグライク『PengPong ペンポン』8月20日配信 ― デモは2万人超が体験

投稿: 2026/08/16by tobariware4分で読めます
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敵に直接ぶつけるのは、たぶん一番弱い当て方。

『PengPong ペンポン』は、ホッケースティックを振るペンギンが主役の弾幕ローグライク。飛んでくるパックも、投げつけられた銃も、なぜか転がっているイヤホンやフグまで、片っ端から打ち返して敵をなぎ倒す。韓国の SANDY FLOOR が手がけるこの一本が、Steam で8月20日に配信される。

売りは物理演算。ストアの説明にある通り「跳ね返っていないなら、やり方が間違っている」という設計で、当たり判定そのものより角度と勢いが物を言う。一発で仕留められなくても、壁や敵に当たって減速しながら盤面を暴れ回る物体が、勝手に次の敵を巻き込んでいく。ピンボール台の中で戦っているような感触だね。

舞台は地下ダンジョンで、画面上部には「FLOOR B22 / B30」といったフロア表示が出る。潜るほど敵の数も種類も増えていく作りで、ウェーブを重ねるごとに画面はダメージ数値と稲妻マークで埋まる。アイテムは300種類以上が用意され、組み合わせ次第で一回のランがまるで別のゲームになる、というのが開発チームの言い分。

同じ「跳ね返す気持ちよさ」を軸にしたローグライトなら、ブロック崩しをベースにした『BALL x PIT』が近い位置にいる。あちらは球を撃ち出す側、こちらは飛んでくる物を打ち返す側、という違いはあるけれど。

📄 『BALL x PIT』無料追加はこれで打ち止め ― 「The Naturalist」8月6日配信、新ボール11種

一区切りつくたびに行き先を選ぶ。真っ当に買い物をするか、賭けに出るか、あるいは条件付きの契約を呑むか——この三択が、ランの性格を決めていく。

店は「MOLLY's」という雑貨屋のような一角で、コインを払ってアイテムを買う。カジノはスロットが据えられていて、当たればチップが画面いっぱいに吹き出す。契約の部屋には角と翼の生えた妖しい店主がいて、支払いに使うのはコインではなくハート、つまり体力そのもの。

アイテムの説明文もひと癖ある。たとえば「ハート通帳」は、ウェーブ終了時にガラスハートが0.5個増える代わりに最大体力が1減る、という書き方。得と損を天秤にかける文言が並んでいて、選ぶ手が止まる仕掛けになっている。

見た目は1940〜60年代のアメリカのアニメーションを下敷きにしていて、目玉のぎょろついたモンスターも、傾いた家具も、フィルムのざらつきごと画面に乗っている。かわいいのに、どこか薄気味悪い。ストアが「Cute but Creepy」と自称するのも分かる絵作りにゃ。

2万人が触ったデモと、まだ出ていない価格

デモ版が出たのは2025年11月10日。以来、公式アナウンスによれば2万人以上がプレイし、世界各地の600名を超えるテスターからも意見を集めて調整を重ねてきたという。デモは Demo 2、Demo 3 と作り直されていて、途中で「引き寄せ」操作を廃して自動回収に変えるなど、遊びの根幹に手を入れた形跡もある。

2026年2月20日には無料の『ペンポン:プロローグ』も配信されていて、こちらは8月16日時点でレビュー77件のうち68件が好評。「非常に好評」の評価が付いている。跳ね返しの手触りだけなら、配信を待たずに今すぐ確かめられる。

対応言語は日本語を含む9種類。ただし対応しているのはインターフェイスと字幕までで、フル音声の欄はどの言語にもチェックが入っていない。プレイ画面のメニューやアイテム説明はしっかり日本語化されているので、読む分には困らないと思う。対応環境は Windows 7以降の64bit(Core i3以上・メモリ3GB・VRAM 256MB)と、Apple Silicon 搭載の macOS Ventura 13.0.1以降。要求スペックはかなり緩い部類。

価格は、8月16日時点でストアページに掲示されていない。配信まで残り4日を切ったこの段階で、まだ数字が伏せられたまま。

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