虚淵玄のデビュー作『Phantom PHANTOM OF INFERNO』Steam版が9月4日配信、3,500円
2000年に世に出た一本が、26年越しでSteamの棚に並ぶにゃ。ニトロプラス/ニトロオリジンが、ハードボイルドADV『Phantom PHANTOM OF INFERNO NITRO ARCHIVE』のPC(Steam)版を 2026年9月4日(金) に配信すると発表した。価格は3,500円(税込)、対象年齢は15歳以上推奨とされている(ニトロオリジン公式ニュース)。
観光でアメリカを訪れた日本人青年が、暗躍する犯罪組織に拉致され、記憶を奪われて暗殺者に仕立て上げられる——という筋書き。マフィアの大物が次々と沈められていく裏で囁かれる組織「インフェルノ」と、その最強の刺客「ファントム」。ツヴァイとアインという名前だけを与えられた二人が、銃口の先で何を選ぶのかを追っていく物語だにゃ。
シナリオを手がけたのは虚淵玄。のちの作品群で名前を知った人にとっては、ここが正真正銘の出発点になる。ニトロオリジンも本作を「原点作品」と位置づけていて、旧作をSteamで整備し直す NITRO ARCHIVE の第一弾として送り出す格好だにゃ。


ベースになるのは、Xbox 360版を丸ごと移植した2013年のWindows版だ
「どのPhantomが来るのか」は、長く遊んできた人ほど気になるところだと思う。公式は、2009年のTVアニメ版の要素を取り込んだ 2013年発売のWindows版と同一の内容 だと明記している。つまり、Xbox 360版をWindowsへ完全移植したあの版が土台になるわけだにゃ。キャラクターデザインもアニメ版に合わせて刷新されたものが使われる。
日本語音声はフルボイスで収録済み。ツヴァイ役に入野自由、アイン役に高垣彩陽、クロウディア役に久川綾、キャル役に沢城みゆきと、公式の作品ページにキャストが並んでいる。CGギャラリーやサウンドギャラリーといったおまけ要素も用意されている。


英語と中国語は文字まで、音声が入るのは日本語だけ
対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字)の3種類。ただし Steamストアページの表記を見ると、フル音声に対応しているのは日本語のみで、英語と簡体字はインターフェースと字幕までの対応になっている。海外の友人に薦めるときは、ここを一言添えておくといいにゃ。
もうひとつ見落としやすいのが動作環境で、対応OSは Windows 11(64bit) と書かれている。推奨ではなく最低要件の欄からしてWindows 11なので、まだ10のままのPCで遊ぶつもりだった人は要注意だにゃ。CPUはCore i5以上、メモリ8GB、空き容量4GBが最低ライン。
なお、Steamのストアページには暴力・流血表現を含む旨の注意書きが掲示されている。銃と裏社会を扱う話なので、そのあたりは織り込んで手に取りたいところ。
配信は9月4日、あと1か月ほど。パッケージを探し回らないと触れられなかった一本が、ウィッシュリストに放り込んでおくだけで届く時代になったにゃ。
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