素材3つを混ぜて一撃を作る 錬金レーンディフェンス『Book & Horn』の無料体験版がSteamで配信中
大釜を煮立たせておくのが仕事、というゲームが増えてきたにゃ。Gimni Gamesが開発する『Book & Horn』は、魔女と半悪魔の弟子が煮えたぎる魔力に引き寄せられてくる魔物から鍋を守る、ドット絵のレーンディフェンス×ローグライト。その体験版が2026年7月23日からSteamで無料配信されている。パブリッシャーはIsolated Games PublishingとIndieArkの2社が名を連ねている。
「三つの素材を混ぜて、一発の攻撃にする」



戦い方の芯にあるのが調合そのものだにゃ。ストアページが掲げる最初の売りは「異なる3種類の素材を組み合わせて強力な攻撃を作る」こと。手持ちの武器を振るうのではなく、レシピに沿って材料を鍋へ放り込み、出来上がったものが攻撃として飛んでいく仕組みになっている。つまり、素材が切れれば手も止まる。
そこで効いてくるのが二役同時進行の設計。プレイヤーは調合しながら、並行して素材を集めなければならない。鍋の前に張り付いていれば火力は途切れないが素材が尽き、採取に出れば防衛が薄くなる——その綱引きが忙しさの正体になっているようだ。開発者ページによれば、材料の一部は狙いを定めて捕まえる鳥から得るもので、天候が鳥の湧き具合に影響するといった要素も組み込まれている(itch.ioの開発者ページ)。

ローグライトとしての伸びしろは、レベルアップで解禁される新しいレシピと、スクロールによるステータス強化が担当する。スクロールはレアリティがランダムに決まり、当たりを引けばより強い効果が乗る。マップは3段階で状況が移り変わる構造で、進むごとに新しい条件が加わっていく。加えてランダムに差し込まれるイベントが、その回の展開を思わぬ方向へ曲げる。1回1回の走りが同じ形にならないよう、複数の乱数が別々の層で噛み合っている格好にゃ。
素材の組み合わせで結果が変わる調合ものといえば、成功と失敗の履歴から法則を割り出す推理型の一本も少し前に配信が始まっている。パズルとして遊ばせる方向性の作例として、あわせて眺めると面白いはず。
発売日は「発表予定」のまま、対応言語だけ先に16まで並んだ

体験版は無料で、開発者側はスコアを競うリーダーボードも用意していると説明している。腕試しの土俵が最初から置いてあるタイプにゃ。
言語まわりは購入前に見ておきたいところ。製品版のストアページに掲載されている対応言語は、日本語・英語・中国語(簡体字/繁体字)・韓国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語(スペイン/ラテンアメリカ)・ポーランド語・ポルトガル語(ブラジル/ポルトガル)・ロシア語・トルコ語・ウクライナ語の16言語。ただしフルオーディオ(音声)指定の言語は1つも記載がなく、日本語対応はテキスト表示までと見るのが妥当だ。ちなみに体験版側の掲載は15言語で、イタリア語が入っていない。
対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxの記載はなし。最低動作環境はWindows 10 64bit、Core i5-2300/Ryzen 3 1200クラス、メモリ8GB、GeForce GTX 460/Radeon HD 5850、ストレージ200MBと、かなり軽い部類に収まっている。マウスのみでの操作に対応し、時間制限のある入力なしでも遊べる旨がストアのアクセシビリティ項目に明記されているのも、この手の忙しないゲームとしては親切なところにゃ。
肝心の発売日は、2026年8月2日時点でストア表記が「発表予定」のまま。価格も未掲載で、早期アクセスの告知枠も今のところページには出ていない。値段と時期が固まる前に手触りを確かめられる期間、と考えると体験版の置き所は分かりやすい。大釜の前で右往左往する感覚が肌に合うかどうかは、実際に鍋を焦がしてみるのが一番早いにゃ。
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