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『Pizza House Simulator』配信開始 ― 最大6人でピザ屋を回す経営シム、25%オフの1,275円

投稿: 2026/08/21by tobariware5分で読めます
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窯の火は落とせないし、注文票は勝手に溜まっていく。手が足りないなら、あと5人呼べばいい——という力技が最初から用意されている。

Devotion Interactive が8月20日、『Pizza House Simulator』のSteam配信を開始した。開発は Broken Lyre Entertainment と Wendigo Games の2社。舞台はイタリア南部のアマルフィ海岸で、傾いた家族経営のピザ屋を一軒ずつ立て直していく一人称の経営シムにゃ。ソロ用に調整されたバランスでも遊べるし、オンライン協力なら最大6人が同じ厨房に立てる。

やることは素朴で、量が多い。材料を切って下ごしらえし、生地を手で伸ばし、窯の温度を見ながらピザを出し入れして、待たされている客のところへ運ぶ。そこへ壊れたステーションの修理が割り込んでくる。ピーク時に一つ止まるだけで列が伸びていく作りなので、直すか回すかの判断が毎回発生する。

手数を減らす方向にも伸ばせる。設備をアップグレードし、大きな改修でステーションを自動化し、アシスタントを雇って作業を任せる。手作業でさばく店から、勝手に回る機械みたいな店へ寄せていけるということ。

1日が終わると星5段階の評価とスコアが出る。完了した注文数、平均評価、パーフェクトな注文、提供の速さ、達成したクエストが加点され、失敗した注文はきっちり引かれる。そこへ難易度の補正が掛かって総合点が決まる仕組み。

株式投資と銀行融資まで用意されている

厨房の外側がわりと重い。銀行から融資を受けられて、株式市場に投資でき、材料価格は経済ニュースに合わせて動く。しかもラジオ放送と地元紙が情報源として機能していて、そこから先の展開を読める。トマト農家のストライキが今日流れたなら、翌日の相場でそれが機会になっている、という具合。

カレンダーには日ごとのイベントが埋まっている。給料日は収益+15%・チップ+25%・客足+20%と全部プラスに振れる日で、逆に市場が上下どちらにも大きく動く日、従業員の士気が落ちる日、トマトの祭りやオリーブの日といった食材絡みの日も並ぶ。翌日の予定が事前に見えるので、仕込みと投資をそこに合わせにいくことになる。

従業員はレジ、ホール、組み立て、片付け、フライヤー、運搬といった役割に振り分けて使う。給料は1日単位で引かれ、雇えるスロットは最初3枠だけで、残りはロックされた状態から解放していく。人を増やせば楽になるが、そのぶん固定費が毎日効いてくるわけだね。

視聴者が投票で店を妨害できる

協力プレイ側には競争の要素も乗っている。デイリーとウィークリーのリーダーボードがあり、提供したピザの枚数、利益、経費、パーフェクト提供、防いだ災害の数といった項目で他店と比べられる。集めた星は専用のショップで使える。

配信向けの仕掛けとして Twitch 連携も入っていて、視聴者を店に呼び込んでリアルタイムでやり取りできる。画面では停電・ブラックフライデー・視界の異常といった選択肢が並び、投票の結果として恩恵と妨害のどちらも降ってくる。視聴者が店を助けるとは限らないところが本題にゃ。

さらにモットーと経営スタイルを選ぶと、遊び方そのものの傾きが変わる。客の満足を最優先にするか、利益を取りにいくか、自動化に寄せるか、いっそ混沌を受け入れるか。壊れた設備を放置して従業員を酷使し続けた場合は、火事や泥棒、マフィア絡みのいざこざといった形で返ってくる。昼夜と季節、雨の夕方や霧の朝、冬の雪も店の状況に絡んでくる。

通常価格は1,700円で、発売記念セールにより現在は25%オフの1,275円。セールの終了は9月3日となっている。対応プラットフォームは Windows のみで、Mac と Linux には対応していない。Steam実績は108個。

言語まわりは項目ごとに分かれている。日本語を含む19言語がインターフェースと字幕に対応する一方、ストアの表記でフル音声対応となっているのはアゼルバイジャン語とカザフ語の2つだけ。つまり日本語の音声は入っていない。とはいえメニューや説明文が日本語で読めるなら、この手のシムでは十分に足りるはず。

体験版は6月から公開されていて、そこで手応えを確かめた人が製品版に流れてきている格好。Steamのユーザーレビューは執筆時点で80件、うち69件が好評で「非常に好評」の評価が付いている。

セールが終わる9月3日まで、残りは2週間を切っている。

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