転生してタピオカ店を建て直す『Boba Cafe Simulator』、Steamで「圧倒的に好評」95%スタート
前世で店をライバルに潰された主人公が、起業したての頃に巻き戻って再挑戦する——という導入から始まるドリンク店経営シム『Boba Cafe Simulator』が、7月24日にSteamで配信を開始したにゃ。開発はCaikemi、販売はCaikemiとErabit。
そして7月27日時点のレビューは777件中95%が好評で、ステータスは「圧倒的に好評」。発売3日でこの数字は、なかなか穏やかじゃないにゃ。
一杯ぶん、全部自分の手でやる

このゲームの核心は「ドリンクを作る工程を省略しない」ところにある。フルーツを切り、茶葉を煮出し、タピオカを茹で、コーヒー豆を挽き、氷を入れる。鍋には「煮出し進行度100%」「2日で傷む」といった状態が表示され、ディスペンサーには残量がミリリットル単位で出る。カップに注ぐのも、蓋を閉めるのも手作業にゃ。
素材の補充も自分の仕事だ。冷蔵庫を空にしたまま開店すると、当然そのぶん詰む。

レシピは発売前の公式告知で「120種類以上」と案内されていた。定番のレモネードやオレンジジュース、タピオカミルクティーから、各種コーヒー、季節限定の創作ドリンクまで幅がある。
SとMとLで、値段は別々に決める
メニュー管理画面がなかなか業務的でおもしろい。レシピ一覧にはS/M/Lそれぞれの価格欄が並び、1杯ずつ自分で値付けする。ホットかアイスか、どの季節に売れるかもアイコンで整理されていて、「出品する/しない」も切り替えられるにゃ。
薄利多売で回すか、高単価に振るか。公式の説明では、市場はその選択に正直に反応するとされている。

天候は11種類あり、客の好みに直接効いてくる。寒い日にはホットココア、暑い日にはキンキンに冷えたスイカジュース、という具合だ。正月・ハロウィン・クリスマスといった祝日や季節イベントに合わせて限定ドリンクも登場する。画面上部には日付・曜日・天気・人気度が常時出ていて、「今日は雨の月曜」みたいな条件を見ながら仕込みを決める作りになっている。
デリバリー3社と契約する日
もうひとつ、経営の芯になっているのが出前だ。契約先は複数のプラットフォームから選べて、それぞれ「50m以上の配達に補助金+$1.5」「$30超の注文は手数料免除」「契約初日は手数料30%オフ」など特典が違う。契約数を増やすほど注文は増えるが、そのぶん手数料と契約期間の管理がついて回るにゃ。

スタッフの雇用も可能で、公式が公開した新人向けのヒントによると、フレッドという人物にドリンクを振る舞うと店員として加入してくれるらしい。もちろん協力プレイなら、友達を無償で配達と調理に回すという身も蓋もない選択肢もある。
理不尽な低評価には、後ろから一撃
ストアページで一番堂々と書かれているのが、この一節だ。理不尽な低評価をつける迷惑客にはもう我慢しなくていい——後ろから一撃を入れて、ぐっすり眠ってもらう。「睡眠の質向上に貢献する、良き市民としての責任です」とまで書いてある。カウンターにも「客を断る」コマンドが常時表示されていて、接客を投げる自由はきっちり用意されているにゃ。
最大8人、同じ厨房で
オンライン協力は最大8人まで。ロビーから参加して、ボイスチャットとテキストチャットで連携する。全員で分業して繁盛店を目指すのも、全員で厨房を渋滞させて崩壊させるのも自由だ。

閉店後に畑を耕し、釣り竿を出す
店の外にも生活がある。茶園で茶葉を育て、畑を耕して種をまき、水をやる。夜には釣りに出られて、街の住人と仲良くなると限定レシピや家具の設計図がもらえることもある。レシピの解放条件に「釣りを100回」と書かれているものまであるので、この辺りはおまけではなく、ちゃんと本編の一部として組まれているにゃ。

店の名前は自由に変更でき、棚・作業台・看板から壁紙・照明・家具・寝具まで角度込みで配置できる。Modの利用ガイドも公式が公開済みで、Steamワークショップから導入する手順が案内されている。
似た方向性のカフェ経営ものとしては、以前紹介した『Cafe Life Simulator』もあった。
発売直後の3日で、8,200人が売上選手権に出た

運営の動きも早い。発売と同時に「ドリンク売上選手権」が始まり、3日間で8,200人の店長が参加。優勝者の販売数は7,526杯だったと公式が発表している。登録ボタンが実装漏れしていて途中で追加されたという一幕もあったが、そのまま完走した形にゃ。
パッチも7月25日のv1.035から27日のv1.038まで連続で当たっていて、オレンジの通年販売化、詰まったアイテムをEscでリセットする機能、果物の旬をアイコン説明に追記、といった細かい調整が続いている。
価格と対応環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 配信日 | 2026年7月24日 |
| 価格 | 2,050円(35%オフの1,332円、7月31日まで) |
| 対応OS | Windows 10/11(64bit)、macOS 14.0以上(Apple Silicon) |
| 推奨環境 | Core i7-12700K / 16GB / RTX 3060 |
| 最低環境 | Core i5-9600K / 8GB / GTX 1660 |
| 容量 | 5GB |
| プレイ人数 | 1人/オンライン協力最大8人 |
言語まわりは項目ごとに分けて見ておきたい。対応は日本語・英語・簡体字中国語・繁体字中国語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ロシア語・ポルトガル語・韓国語の11言語だが、ストアページの言語表でチェックが入っているのは「インターフェイス」の列だけで、「フル音声」と「字幕」の列は空欄のままにゃ。日本語で遊べるが、日本語音声は用意されていないと見ておいたほうがいい。
割引については、公式が「1年目で最大の割引になる」と明言している。開発は2人の小規模チームで、発売前には10万本のウィッシュリストに到達したことも報告されていた。無料の体験版もSteamに置かれているので、鍋と氷とタピオカの手触りが自分に合うかは、先にそちらで確かめられるにゃ。
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