お蔵入りした『パラノーマル・アクティビティ』のゲームが『Playable Archive』としてSteamで無料配信、30〜60分の一気遊び型ホラー
棚に眠るはずだったホラーゲームが、ハロウィン直前に予告なしで出てきたにゃ。『The Mortuary Assistant』を手がけたBrian Clarkeさんの個人スタジオDarkStone Digitalが、短編ホラー『Playable Archive』をSteamで無料配信している。パブリッシャーはDreadXP。
元になったのは、2026年5月に開発中止が発表された『Paranormal Activity: Threshold』。映画『パラノーマル・アクティビティ』を原作にDreadXPとParamountが組んで進めていた企画で、Clarkeさんは開発期間の延長が認められなかったことから、プロジェクトを降りると説明していた。今回の作品のストアページや告知には映画の名前は一切出てこないけれど、「家を改装中の夫婦」「悪魔的な儀式」「複数のタイムライン」という要素は『Threshold』が発表時に挙げていたものと同じだね。
匿名の内部告発者が残した「記録」を見る
ストアの説明では、本作は匿名の内部告発者から出てきた記録(アーカイブ)という扱いになっている。ニューイングランドに住む夫婦が自宅を改装している最中に、正体の分からない物を見つける。ところが告発者の報告では、見つかった映像と一緒にそんな物は回収されていないという。記録の中で体験できることとして並んでいるのは、悪魔的な儀式を行う、死者と交信する、複数のタイムラインを行き来する、の3つ。「この資料に触れたあと、身の回りで説明のつかない出来事が起きたら最寄りの支局へ報告を」という一文で説明が終わるあたりまで、一つの事件ファイルのような作りになっているにゃ。



プレイ時間は30〜60分。セーブ機能は無く、一度で最後まで遊ぶことが前提になっている。ストアには、強い言葉づかい・暴力・殺人・オカルト的な表現を含むという注記も付いている。
Clarkeさんは配信に合わせたSteamの告知で、いきさつをこう書いている。
何年もかけて、次の大きな作品になるはずだったプロジェクトは中止になりました。(中略)最近DreadXPから、作ったものを出してみてはどうかと声をかけてもらいました。いつまでもさまよう幽霊にしておくより、きちんと眠らせてあげる良い方法だと感じたんです。
開発の途中で削らざるを得なかった部分も多いとしつつ、今回の配信で「このプロジェクトに区切りがついた」とも書いている。本人はすでに次の新しい企画に取りかかっているそうだよ。
英語のみ、Windows専用で容量は2GB
対応言語は英語だけで、インターフェース・音声・字幕のすべてが英語。日本語には対応していない。会話や記録の文章を読み解く場面がある作品なので、英語が苦手だと細かいところが分かりにくいかもしれない。
動作環境(最低)は次のとおり。
- OS: Windows 10以降
- CPU: 2.4GHzのデュアルコア
- メモリ: 6GB
- GPU: GeForce GTX 960以上
- ストレージ: 2GB
一度は全部が消えるところだった企画が、無料で、1時間足らずで遊べる形になって残った。完成していたら何時間ぶんの作品になっていたのかは、もう分からないにゃ。
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