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血を弾薬にするホラーFPS『CONCRETE BURIAL』9月17日Steam配信 ― 1〜2時間で終わる地下墓地探索

投稿: 2026/08/21by tobariware5分で読めます
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撃つための弾薬が、自分の血。持ち込めるのは武器ひとつきりで、それを使うたびに自分の身体が減っていく——そういう一人称視点のホラー『CONCRETE BURIAL』が発表された。開発はブラジルのGames From The Abyss、パブリッシャーはホラー専門のDreadXP。PC(Steam)向けに9月18日配信を予定している。

公開された発表トレーラーでは、打ちっぱなしのコンクリートが延々と続く地下空間と、そこに潜む住人たちの姿が短く映る。中でも、常にこちらを見つめている「古代の存在」らしき影が印象的な作りになっている。

血を弾薬にする武器1つでカタコンベへ挑む

主人公は「Crimson Clan(深紅の一族)」の騎士。向かう先は The Whispering Crypt と呼ばれる古代のカタコンベで、Steamストアページにはこう書かれている——試練を越えて4つの「Artifacts of Desire(欲望の秘宝)」を集めた者は、どんな願いも必ず叶えられる。ただし、これまで生きて戻った者はいない。

その挑戦に持って入れる装備が、血を消費する武器ひとつ。撃つ行為そのものが自分の残量を削る仕組みだね。血をどう補給するのか、そもそも補給できるのかまでは今回明かされていない。

タイトルにある通り、舞台の質感を決めているのはコンクリートだ。ブルータリズム建築——装飾を削ぎ落として素材そのものを見せる、あの重たい様式で組まれた地下墓地が広がっていく。スクリーンショットを見ると、灰色の巨大な壁と塊の連なりが視界のほとんどを占めていて、装飾らしい装飾がほとんど無い。埋葬の場としては、かなり無機質な部類にゃ。

公式が挙げている要素は5つ。

  • 自分の血を弾薬にする武器を使う
  • ブルータリズム建築のカタコンベを探索する
  • 常に見張っている古代の存在から逃れる
  • それぞれ別々に設計された4つの試練を生き延びる
  • クリア後にスピードランモードが解放される

最後のスピードランモードが、この作品の性格をよく表している。全体は1〜2時間で一気に遊び切る短編として設計されていて、2周目以降を「速く抜ける遊び」として作り直すわけだ。1本の長い旅というより、覚えて磨き込む小さなコースに近い形になりそう。プレイ人数はシングルプレイのみで、Steam実績に対応する。

XP ULTRA第3弾として姿を見せる

『CONCRETE BURIAL』は単発の新作ではなく、DreadXPが立ち上げた「XP ULTRA」という枠の3本目になる。これは小規模な作り手による短めのホラー作品に、通常なら手が届きにくいパブリッシング支援を付けるという取り組みで、同社が続けてきた『Dread X Collection』シリーズの精神を引き継ぐものとして始まった。

1本目は oxblud(Tim Oxton)の『FLATHEAD』。「上か、下か」という単純な選択に自分の存在まるごとが懸かるという短編で、2024年5月30日に1.99ドルで配信された。2本目が Cara Cadaver による『VILE: Exhumed』で、こちらは一方的な思い入れがこじれていく話を扱った物語系のホラーだった。仕組みも題材もばらばらで、共通しているのは「短い」ことと「変わっている」ことくらい。3本目に血を弾薬にする地下墓地探索が来るのも、その並びなら納得がいく。

作り手のGames From The Abyssは、Fernando Tittz氏が率いるブラジルの小規模スタジオ。ローポリの造形とVHS風のざらついた画面を持ち味にしていて、これまでに『Death Elevator』や『THE LACERATOR』を出している。とくに『Death Elevator』は、被弾一発で即死する代わりに危険が迫った瞬間だけ時間がスローになるローグライクFPSで、上昇するエレベーターを舞台に階を登り続ける作りだった。2024年11月28日にはPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switchへも展開している。

一発の重みを扱ってきたスタジオが、今度は「撃つほど自分が減る」という別方向の重みを持ち出してきた形になる。

配信日は9月18日で、プラットフォームはPC(Steam)。価格はストアページにまだ出ていない。

言語まわりは注意が必要で、対応は英語とブラジルポルトガル語の2つだけ。しかもこの2言語については、インターフェース・音声・字幕のすべてが揃っている一方で、日本語はどの項目にも入っていない。物語の主軸が古い言い回しの文章で語られるタイプなので、そこは事前に見ておきたいところ。

動作環境は軽め。

  • OS: 64bit
  • CPU: 2.9GHz
  • メモリ: 4GB
  • グラフィック: GTX 960相当
  • DirectX: バージョン11
  • ストレージ: 2GB

ストアには「ホラーと暴力表現を含む」旨の注意書きが添えられている。

願いを叶える秘宝が4つ、そこへ辿り着いた者は今のところゼロ。持って入れるのは、自分の血で動く武器がひとつだけ。

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