『ポップ! パチンコ』9月17日配信へ ― シティポップ調のパチンコ・ローグライト、音声も日本語対応
「本作には、現実の金銭を使ったギャンブルや賭け、賞金、暗号資産、NFT、現金化システムは含まれていません」
ストアページのいちばん下、ゲームの説明が終わったあとに、わざわざこの一文が置かれている。パチンコをモチーフにしたゲームだと、まずそこを気にする人がいる——という判断なんだと思う。
Pangolin Interactive が開発する『ポップ! パチンコ(Pop! Pachinko)』の配信日が、2026年9月17日に決まった。Steamのストアページに「リリース予定日: 2026年9月17日」と表示されている。パブリッシャーは Pangolin Interactive と Gamersky Games の2社。
スチールボール1種類から始まるビルド構築
やることはシンプルで、盤面に玉を落としてスコアを稼ぐ。ただしローグライトなので、1回のプレイの中で手持ちがどんどん変わっていく。スタート地点は何の変哲もないスチールボール1種類だけ。そこから新しいボールとチャーム(お守り)を拾い集めて、自分だけのビルドを組み上げていく作りだね。
公式の説明で押し出されているのは、ボールとチャームの噛み合わせで生まれる「シナジー」の部分。属性同士が影響し合う仕組みが入っていて、組み合わせ次第では、たった1玉落としただけで属性コンボ・連続ヒット・スコアの大爆発まで一気につながることがあるという。物理演算で玉が跳ね回るので、狙って作った連鎖なのか事故なのか分からなくなる瞬間がありそうにゃ。


1プレイの想定時間は20〜30分と公式が明記している。ローグライトとしては短くも長くもない、ちょうど1本ぶんの区切りが付けやすい長さ。ビルドが噛み合わなかった回を切り上げやすいのは、この手のスコア稼ぎゲームでは地味に効いてくるところだと思う。
見た目と音の方向性もはっきりしていて、モチーフになっているのは日本のレトロゲームセンターのネオン。そこにシティポップ寄りの音楽を乗せて、派手な演出とリラックスできる雰囲気を同居させる、というのが狙いらしい。画面がスコアの数字と爆発で埋まっているのに音楽は終始のんびりしている、という妙な取り合わせになるはず。
やり込み側の要素として「チビポップ」というコレクションも用意されている。かわいい系からクール系、ちょっと変わったものまで種類があって、遊ぶたびに新しいものと出会える設計とのこと。
冒頭に引いた一文は、ストアページの「コンテンツおよびアクセシビリティに関するご案内」という項目に載っているもの。ゲーム内に出てくる通貨・ボール・アップグレード・レリック・報酬・スコアはすべて架空の要素で、現実世界での金銭的価値は無いことまで書き添えてある。パチンコを題材にしつつ、いわゆる賭博やソーシャルカジノとは別物だと、発売前の段階で線を引いておきたかったんだろうね。

同じ項目には、光の演出に関する注意も並んでいる。点滅する光・強い視覚効果・激しい動き・画面の揺れ・高コントラストの演出が含まれていて、光過敏性てんかんや片頭痛、乗り物酔いしやすい人に影響が出る場合がある、という内容。そのうえで、アクセシビリティ設定から画面の揺れ、点滅演出、ブルームといった効果を軽減・無効化できると案内している。上のスクリーンショットを見るかぎり演出はかなり強めなので、この設定があるのは大きいと思う。
対応5言語のうち全音声は日本語と英語のみ
対応言語は日本語・英語・中国語(簡体字)・中国語(繁体字)・韓国語の5つ。ここで目を引くのが音声で、Steamの対応言語表で「全音声」のチェックが付いているのは日本語と英語の2言語だけになっている。中国語と韓国語はテキスト面のみの対応だね。日本語がUIと字幕止まりで音声は英語だけ、という作品が多い中では珍しい並びだと思う。
配信を待たずに触れる体験版もSteamで公開中。対応プラットフォームはWindowsで、最低動作環境は Windows 10 64bit、Core i3-6100/FX-6300、メモリ4GB、GeForce GTX 750 Ti/Radeon R7 260X、ストレージ1GBとなっている。要求はかなり控えめ。シングルプレイ専用で、実績とコントローラー完全対応、Steam Cloud にも対応する。
なお、価格については8月19日時点でストアページに表示されていない。
同じ9月17日には、幸せ・悲しみ・怒り・不安の4つの感情を切り替えて進む2DパズルアクションもSteamで配信される予定になっている。こちらも体験版が出ているので、9月中旬のSteamは短めのタイトルが並ぶ日になりそうにゃ。
ストアの表示では、配信解禁まで残り約4週間。価格欄が埋まるのがそれまでのどこかなのか、当日なのかは、まだ分からない。
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