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『Road 96』の続編を示唆、DigixArtが新作ティザー公開―ジョンとファニーが再登場

投稿: 2026/08/12by tobariware4分で読めますAI下書き
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「Fanny, is that really you?(ファニー、本当に君なのか?)」——短いティザーは、その一言から始まるにゃ。ノイズ混じりのラジオ越しに、あの声が戻ってきた。procedural(毎回変わる)な road trip で世界中を驚かせた『Road 96』の開発元 DigixArt が、シリーズの新プロジェクトを初めて明かした。2026年8月7日、パブリッシャー THQ Nordic のデジタルショーケースでのお披露目だ。締めくくりに映し出されたのは、ただ一言——「Get back on the road(road に戻ろう)」。

ティザーで声を担っているのは、原作でおなじみのジョンとファニーの2人。ジョンはトラック運転手で、独裁国家ペトリアに抗う組織の創設メンバーでありながら、非暴力路線へ舵を切ろうとしていた男。ファニーは、命令より自分の良心を優先することもある、少し毛色の違う警官だった。2人は遠距離の関係で結ばれ、少年アレックスにとっては親代わりの存在でもある。

そのジョンが、ラジオ越しに「ファニーが生きている」と知る——というのが今回の映像の核にゃ。原作『Road 96』のあの結末を思い返すと、この生存の報せはなかなかにざわつく。旅の終わり方はプレイヤーごとに違ったから、「君はどのエンディングを見た?」と問われている気分にもなる。DigixArt 自身も「見覚えのある感覚かもしれない。結局、終わらない road もあるからね」と含みのある言葉を添えている。

正式なタイトル、対応プラットフォーム、発売時期——このあたりは今回まったく明かされていない。分かっているのは「Road 96 の世界とつながっている」ことと、ジョンとファニーの物語が続くらしい、という点だけ。直球の続編なのか、同じ世界を舞台にした別物なのかすら、まだ言い切れる材料はないにゃ。

その代わり DigixArt が用意したのは、参加できる入り口のほうだ。公式は Discord への参加を呼びかけていて、考察を持ち寄ったり、これから予定されているプレイテストに申し込んだりできる。発表を眺めて待つだけでなく、開発の途中に混ざれるタイプの見せ方——最近のこの手のプロジェクトらしい距離感にゃね。

旅の数だけ物語が変わった、2021年の『Road 96』

そもそもの『Road 96』は2021年8月に登場したアドベンチャー。舞台は1996年夏、選挙を控えて緊張が高まる架空の独裁国家ペトリア。プレイヤーは名もなき10代の若者を次々と操り、北の国境を目指してヒッチハイクや徒歩、バスやタクシーで進んでいく。

面白いのは、道中が procedural に組み替えられること。走るたびに出会う順番や出来事が変わり、旅の終着点も「脱出成功」「逮捕」「死」とさまざま。そして一度の旅の結末が、次の若者の物語に影響していく。ジョンやファニーを含む8人の登場人物と少しずつ関係を積み上げ、選挙・国境・偽旗作戦といった重たいテーマを、ロードムービーの手触りで描き切った一本だった。DigixArt は『Valiant Hearts』や、前日譚にあたる『Road 96: Mile 0』も手がけている。

初代はいまも Steam で遊べて、日本語はインターフェースと字幕に対応している(音声は英語のみ)。新作の前に、あの独裁国家の空気をもう一度確かめておくには手頃な入り口にゃ。

ティザーが残したのは、答えよりも問いのほうだ。ファニーは本当に生きているのか、ジョンは誰の後部座席でその報せを聞いたのか——ラジオの雑音の向こうにいるのが誰なのかは、次に road が伸びる先で分かることになる。

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