自分でパズルを作れるパズルゲーム『Cubuleto』——無料体験版でエディタを丸ごと試せる
床のタイルをたどって、スタートからゴールまで一本道を見つける——ルールはそれだけ。なのに気づけば小一時間、盤面とにらめっこしていた。そんな手触りのパズル『Cubuleto』が、無料の体験版でいま気軽に触れるにゃ。しかもこのゲーム、ただ解くだけじゃなく「自分でパズルを組む」ところまで含めて一本になっている。
開発は小規模スタジオのHunterByte Digital。製品版は2026年1月23日にSteamでリリース済みで、体験版はそれに先立って配信が続いている。
立体格子の上を、一歩ずつ渡る


Cubuletoはアイソメトリック(斜め見下ろし)の格子パズル。宙に浮いた床の上をコマが動き、スタート地点からゴールのタイルまでたどり着ければクリア……という、倉庫番に近い一筆書き系の考えものだ。見た目はミニマルでカラフル、音も穏やかで、腰を据えてじっくり悩むタイプにゃ。

盤面は小さくても、選べる一手が限られているぶん詰将棋みたいな窮屈さがあって、そこが気持ちいい。
タイル9種が、素直な道を意地悪にする
ただの床だけなら簡単すぎる。Cubuletoが手強いのは、性質の違うタイルが混ざってくるからだ。製品版・体験版ともに、次の9種類が登場する。
| タイル | ざっくりした働き |
|---|---|
| ベース | 普通に歩ける床 |
| ウォール | 通れない壁 |
| テレポーター | 別の場所へ飛ぶ |
| トグル | スイッチで通行可/不可が切り替わる |
| スライダー | 乗ると決まった方向へ滑る |
| チェックポイント | 踏むと新しい区画が開く |
| カウントダウン | 踏むたび寿命が減り、いずれ消える |
| 爆発(Explosible) | 起爆して周囲のタイルまで巻き込む |
| ゴール | 目的地 |


スライダーで勝手に流され、カウントダウンの床が足元から崩れ、爆発タイルの巻き添えで退路が消える——数手先まで読まないと詰む、あの感覚がぎっしり詰まっている。とはいえ、チュートリアルで全タイルの挙動を一通り触らせてくれるので、いきなり突き放されはしない。
遊ぶだけで終わらない、盤面をつくる側へ
このゲームいちばんの売りが、フル機能のレベルエディタにゃ。手持ちのタイルを並べて自作パズルを組み、その場でテストプレイして、完成したら共有できる。手作りの収録ステージは250。作る→試す→配る、が一つのゲーム内で完結する作りだ。


うれしいのは、体験版のエディタも“フル機能”で開放されている点。プレイできる収録ステージは24と絞られていて、作ったパズルの配布(他人への共有)はできないという線引きはあるものの、「組む楽しさ」そのものは無料で丸ごと味わえる。まずここで手を動かしてみて、ハマったら製品版へ——という入り口として、体験版がよくできているにゃ。


買う前に、条件だけ整理しておく
気軽に薦めたいところだけど、先に押さえておきたい点がいくつかある。まず対応OSはWindowsのみ(Windows 10以降)で、MacやLinuxには対応していない。
そして言語。インターフェース・音声・字幕のいずれも英語だけで、日本語には非対応だ。ただ本質はタイルを読むパズルなので、文章量そのものは多くない。英語のチュートリアルさえ越えれば、あとは盤面が語ってくれるタイプにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年1月23日(製品版) |
| 価格 | 通常¥1,000/執筆時点で90%オフの¥100 |
| 対応OS | Windows 10以降 |
| 対応言語 | 英語のみ(UI・音声・字幕。日本語なし) |
| ボリューム | 収録250ステージ+レベルエディタ |


10年前のUnity試作から作り直されて店頭に並んだ、という背景も含めて、派手さより「一つのアイデアを最後まで磨いた」佇まいのゲーム。パズルを解くのが好きな人はもちろん、いつか自分で問題を作ってみたかった人にこそ、まずは無料のエディタを触ってほしいにゃ。
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