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心霊写真を調べる『Shutter Story』、Steamのウィッシュリストが10万件に

投稿: 2026/10/23by tobariware約5分で読めます
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古い家族写真の隅に、いるはずのない誰かが立っている。そんな写真を1枚ずつ補正して、写り込んだものの正体を見極めていくホラー『Shutter Story』が、Steamでウィッシュリスト10万件を超えた。

開発者のArmaan Sandhuさんは今週、Steamのアナウンスで10万件到達を報告している。子どものころに惹かれていた「古い写真に写る幽霊」から生まれたゲームが、ここまで多くの人に届くとは思っていなかったそうだ。今後数か月のうちに、また新しい知らせを出すとも書いているにゃ。

SpectralAware™ 2.1で呪いのアルバムを解析

プレイヤーは写真編集の仕事をしている人物。友人のEliから「うちの家族は呪われているかもしれない」と相談され、一家のアルバムを預かるところから話が始まる。

使う道具は、ゲーム内の解析ソフト「SpectralAware™ 2.1」。露出やコントラストを調整したりフィルターをかけたりして、写真と動画に紛れた異常を浮かび上がらせていく。見つけたものは「Apparitions(霊の出現)」「Demonic Entities(悪魔的な存在)」といった種類に分けて報告する仕組みで、分け方を間違えればその報いも受ける。調べる素材は写真と動画を合わせて80点以上あるそうだ。

解析の合間には、一人称でEliの家を歩くパートも入る。写真から何世代も続く一家の秘密が見えてくる一方で、家の中では「いま」の出来事が少しずつ悪いほうへ転がっていく。机の上の作業と足元の怪異が並んで進む構成だね。ストアでは影響を受けた作品として『Her Story』『Mouthwashing』『Home Safety Hotline』『Pulse』の名前が挙がっていて、エンディングは複数用意されている。

ストアにはゴア表現、身体の損壊、幽霊の描写、自殺への言及を含むという注意書きがある。ストアの対応言語は今のところ英語だけで、日本語は入っていない。

もともとは2026年の9〜10月に出す予定だった。7月の発売日についてのアナウンスで、発売は2027年の最初の月へ延びている(ストアの表記は「2027年第1四半期」)。

延期の理由は開発の遅れではないとはっきり書かれている。11月発売の『GTA VI』を避けて大作が秋に寄った結果、9〜10月はここ数年でも指折りの混み具合になった。ホラーの新作も多く、メディアや配信者に取り上げてもらうのが難しい。発売直後の数日〜数週間がいちばん大事で、そこを埋もれさせたくない、というのが判断の中身だった。追記では、市場や競合をかなり細かく分析したうえで決めたことにも触れている。

延期と同時に、Kickstarter以外からの追加の資金も得られたそうだ。Kickstarterでは届かなかった2つ目のストレッチゴール、本編のカットシーンをモーションキャプチャーで作る案がこれで実現する。複数回のQAテスト、コミュニティマネージャーとサウンドエンジニアの採用もこの資金でまかなうという。8月の開発ログでは、収録は済んでいて実装に入っていると報告されていた。

最初の45分ほどを遊べる体験版は、10月13日に大きく更新された。Horror Game Awards Showcase向けに作られた新しいトレーラーも、このタイミングでストアに上がっている。

公式のアナウンスに並んだ更新点はこちら(日本語訳)。

  • 全キャラクターにボイスを追加
  • 家の探索パートの見た目を刷新(小物を増やし、テクスチャとライティングを改善)
  • ガイドブックに付録を追加し、怪異の種類ごとに触って確かめられる例を収録
  • 結果画面で、見逃した写真・誤って分類した写真・正しく見抜いた写真が分かるように(どの怪異かは明かさない)
  • 解析する写真を4枚追加し、うち2枚は怪異がランダムに変わる
  • 家の探索パートに小さな環境イベントを追加

この更新で、全キャラクターの声が入った。結果画面の変更も効いていて、どこで読み違えたかは分かるのに答えそのものは見えないので、もう一度アルバムを開き直す理由になる。10月16日の修正パッチではカットシーンをスペースキーで飛ばせるようになり、暗視フィルターも早めに使えるようになった。

製品版のQAテストは、体験版を出した翌日から始まっている。10万の人が待っているアルバムが開くのは、年が明けてからだね。

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