深海ホラー『スタティック・ドレッド:潜水艦』Steam配信開始 ─ 20%オフの1,280円、日本語音声はなし
ソナーの画面に、いるはずのない影が映る。地上に無線を飛ばしても返事はない。返事がないのは通信機の故障ではなく、地上がもう無いからだ。
solarsuit.games開発、Polden Publishing販売の1人用サイコロジカルホラー『スタティック・ドレッド:潜水艦(原題:Static Dread: The Submarine)』が、日本時間8月15日にSteamで配信を開始したにゃ。通常価格は1,600円で、配信から14日間は20%オフの1,280円。割引が切れるのは8月28日。
誰を送り出すかを決めるだけのゲーム
舞台は北大西洋の深海に閉じ込められた軍用潜水艦。プレイヤーは乗組員に任務を割り振る立場で、Steamのストアページでは「艦長の右腕」と表現されている。恐怖と疲労で限界に近い乗組員たちのスキルと残り体力を見比べて、危険な仕事に誰を出すかを選ぶ。自分で引き受けることもできる。
命令の中身が変われば、生き残る顔ぶれも変わる。乗組員同士の絆や忠誠心もそこで動いていく。撃つでも逃げるでもなく、名簿を見ながら人を選ぶ——その一手ずつが物語を分岐させていく作り。


船体が壊れれば修理ドローンを外へ出すことになるけれど、艦のすぐ外には出会いたくないものが漂っている。だからソナーを読んで、周囲に何があるのかを先に確かめてから動く。画づくりはザラつきの強いレトロな質感で、見えないものを見えないままにしておく方向に寄せられている。
日本語は表示と字幕まで、音声は英語のみ
言語は9種類に対応しているものの、Steamストアページの表記でフル音声対応は英語だけ。日本語はインターフェースと字幕での対応になる。対応プラットフォームはWindowsのみで、Mac版とLinux版は用意されていない。
開発元と販売元の組み合わせは、ちょうど1年前の2025年8月6日に出た『Static Dread: The Lighthouse』と同じ。灯台守として無線で船を港へ導く一作で、ラヴクラフト的な世界と事務作業めいた判断の反復という骨格はそこから続いている。こちらは現在50%オフの718円。
深海に潜って戻ってくる系の作品では、懐中電灯ひとつで海底から浮上を目指す『Dark of the Depths』も今夏に出ている。
沈めば終わり、浮上しても地上は無い。1,280円で買えるのは、その二択のあいだで人を選び続ける時間ということになる。
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