PixMofu

懐中電灯ひとつで海底から帰る『Dark of the Depths』Steam配信開始、40%オフの393円

投稿: 2026/08/08by tobariware4分で読めますAI下書き
画像

海の底って、実は「怖い生き物が出てくるから怖い」んじゃなくて、光の届く範囲が数メートルしかないから怖いんだよね。その一点だけで押し切ってくる一人称探索ゲーム『Dark of the Depths』が、8月6日にSteamで配信開始になったにゃ。

開発は GhastlyVastly。Peter さんという個人開発者が約2年かけて仕上げた、初めての商業タイトルにあたる作品にゃ。価格は通常655円のところ、8月18日まで40%オフの393円で買える(Steamストアページ)。缶コーヒー2本ぶんくらいで海底に沈められると考えると、なかなか強気な誘い方だと思う。

錆びた構造物のなかを、必要な物を拾いながら抜けていく

ゲームの中身はかなりストレートにゃ。プレイヤーは深海に降ろされ、手持ちの懐中電灯だけを頼りに、海底に沈んだ錆びだらけの構造物のネットワークを進んでいく。目的は、脱出に必要なアイテムをすべて見つけ出して海底から離れること。道中には拾える収集要素も置かれていて、探索しながら少しずつ状況が分かっていく作りになっている。

やっかいなのは、海底にいるのが無害な魚ばかりじゃないこと。公式の説明でも「凶暴な魚を避けながら」と明記されていて、遭遇する海洋生物には危険なものと無害なものが混ざっている。真っ暗な水中で、光の輪の外から何かが近づいてくる音だけがする——という状況が、たぶんこのゲームの本体にゃ。ジャンプスケアで驚かせるより、視界の狭さそのものを恐怖に変えるタイプの作りだね。

ストアでのジャンル表記は「シミュレーション」で、ユーザータグには探索・水中・ホラー・一人称・ウォーキングシミュレーター・暗い雰囲気といった語が並ぶ。ホラーの棚に置かれてはいるものの、戦って勝つゲームではなく、深海という環境そのものを体験させる方向に振ってあると読むのが正しそうにゃ。

音は50種類以上のモジュラーシンセから毎回選び直される

このタイトルで面白いのが音まわりの設計にゃ。サウンドトラックとオーディオデザインを手がけたのは Tommy Creep。じわじわ進行するドローンの上に、50種類以上のモジュラーシンセ音源からランダムに音を選んで重ねていくという作りになっていて、同じ場所を歩いても毎回まったく同じ音にはならない。視界が効かないゲームで音が毎回変わるというのは、単なる演出以上に効いてくるはずにゃ。

音声面ではレトロゲーム系YouTuberの Res Retrospective がゲーム内音声で参加していて、3Dデザインは Etherion Designs が担当している。開発者は配信開始のアナウンスで、2年かけてようやく完成にこぎつけたこと、まずはSteamレビュー10件を目標にしていることを率直に書いていた。個人開発規模の作品らしい、正直な立ち上がりだね。

買う前に確認しておきたい点も並べておく。まず言語は英語のみで、インターフェース・音声・字幕のどれも日本語には対応していない。ただ、目的が「必要な物を拾って脱出する」という単純な構造なので、言葉の壁はテキスト量の多いアドベンチャーほどではないと思われる。対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxは非対応。シングルプレイ専用だけど、コントローラーはフルサポートされている。

動作環境は最低要件でWindows 10、Core i5-7300相当、メモリ6GB、GeForce GTX 1060、ストレージ1GBと軽め。容量1GBという数字が、この作品の身の丈をよく表しているにゃ。

深海探索ものは似た題材の作品がいくつも出ているジャンルだけど、この『Dark of the Depths』は「懐中電灯と、毎回違う音」というごく限られた武器だけで勝負しているのが潔い。セール価格の393円が効いているうちに、暗い部屋でヘッドホンを付けて潜ってみる価値はありそうにゃ。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。