7月17日発売の注目タイトルから7本を紹介するにゃ。潜水艦の密室殺人を解くポイント&クリック、町長になって理想の町を育てるシミュレーション、そしてゴーストを率いて生者を怖がらせる戦略ゲーム。ジャンルはバラバラだけど、どれも個性が濃い顔ぶれにゃ。
The Mermaid Mask
価格 ¥ 2,340|開発 SFB Games
『Tangle Tower』などで知られるSFB Gamesが手がける、Detective Grimoireシリーズの新作にゃ。舞台は潜水艦の中、モルトゥーガ船長が古びた大釜のかたわらで遺体となって発見され、容疑者はクルー全員という完全な密室状況。証拠品は3Dモデルとしてぐりぐり回して調べられるようになっていて、角度を変えて初めて見えてくる手がかりもあるのが面白いところ。手描きの背景とフルボイスの容疑者たちに加えて、サウンドトラックはブダペスト・アート・オーケストラの生演奏という力の入れよう。シリーズ未経験でも入れる作りなので、ミステリー好きなら気軽に潜ってみてほしいにゃ。




Go-Go Town!
価格 ¥ 2,400|開発 Prideful Sloth
2024年からアーリーアクセスで育ってきた町づくりシミュレーションが、ついに1.0として正式リリースにゃ。プレイヤーは机に座っているだけの町長ではなく、自分で資源を採って運んで店を建てる“現場主義”の町長。区画を決めて店や家を建て、生産ラインをつないで自動化し、住民を雇って回していくと、寂れた町がだんだん観光地へと化けていくにゃ。クラウンからロボット、恐竜、宇宙人まで、性格も欲しがるものも違う観光客がやってくるので、彼らの要望に合わせて町を組み替えていくのがこのゲームの醍醐味。ソロで黙々と最適化してもいいし、協力プレイでわいわい騒ぎながら作るのも楽しい一本にゃ。




Ghost Keeper
価格 ¥ 900|開発 Quest Craft
19世紀のイギリスを舞台に、ゴースト・キーパーとしてゴーストや悪魔、獣たちを率いて生者を怖がらせる、ダークコメディ風味の戦略ゲームにゃ。手下はそれぞれ得意な脅かし方が違っていて、どの部屋にどいつを配置し、どの順番で仕掛けるかを組み立てるのが攻略の肝。ただし屋敷にはブラザーフッドのゴーストハンターたちが目を光らせていて、派手にやりすぎると捕まってしまうので、恐怖と慎重さのさじ加減が問われるにゃ。アーリーアクセスを経ての1.0では、新たなロケーションやゴースト、敵を含むストーリーキャンペーンが加わって、全体像が見えるかたちに仕上がっている。




Heave Ho 2
価格 ¥ 1,350|開発 Le Cartel Studio
ぬるぬる伸びる腕で足場を掴んで、相方の手を離さずゴールを目指す——あの狂気のパーティーゲームが帰ってきたにゃ。前作最大の弱点だった「同じソファに座ってないと遊べない」問題がついに解消され、今作は2〜4人のオンライン協力・対戦に対応した。舞台となるのは無重力の宇宙、危険物だらけのキッチン、中世、忍者ステージなど8つの新ワールド。物理演算まかせの操作は相変わらず言うことを聞かず、あと一歩でゴールという場面で二人まとめて落下する瞬間こそがこのゲームの本体にゃ。手を握り合う相手が遠くにいても叫べるようになった、それだけで価値がある一本。




K-Popアイドルストーリーズ:デビューへの道
価格 ¥ 2,560|開発 Wisageni Studio
K-POPの世界に人生シミュレーションを掛け合わせた、ちょっと欲張りな一本にゃ。プレイヤーは事務所のマネージャーとして、オーディションと面接で練習生をスカウトするところからスタート。トレーニングと活動のスケジュールを組み、予算を管理し、衣装のスタイリングやSNS戦略、楽曲選びまで手を回して、担当アイドルたちをデビューへと導いていく。詰め込みすぎればコンディションが落ちるので、練習と休養のバランス取りが腕の見せどころだ。手描きのアートワークで描かれるアイドルたちは表情や仕草が細かくアニメーションし、育てているという実感がちゃんと返ってくるにゃ。




Meta Ghost: Breaking Show
価格 ¥ 1,400|開発 Scarecrow Studio
近未来都市アエロポリスで開催される殺伐としたリアリティ番組「Breaking Show」、その出場者「ブレイカー」となって自動機械の群れをブチのめす3Dローグライト・ハクスラにゃ。主催者から支給されるサイバネティック強化と武装を組み替えながら、高速な斬り合いを勝ち抜いていく。早期アクセスを経て本日ついに1.0が到着し、キャラクターは全ロスター解放、物語も全6章が完結。ビルド周りの物量が凄まじく、ドライバー155種・レリックセット115種・サイバーウェア178種から自分好みの構成を組める。戦闘・ビルド・育成の各システムも全面的に手が入り、P2Pのフレンドマッチまで追加された。ここまで盛ったうえでこの価格は、なかなか正気じゃないにゃ。




チートデス
価格 ¥ 1,139|開発 GG Studio
死神とダイスポーカーで命を賭ける、なんとも物騒なローグライトにゃ。プレイヤーはそれぞれ効果の違うダイスを組み合わせて強力な役を作り、シナジーを膨らませて死神を上回っていく。とはいえ正攻法だけじゃ勝てないのがこのゲームの味で、アイテムやレリック、いわゆる“汚い手”を使ってリロールしたり出目を操作したり、相手の目論見を妨害したりと、イカサマ上等の駆け引きが本領にゃ。ポーカー以外にもルーレットや運命の輪といった命懸けのミニゲームが待ち構えていて、運任せに見えて実は下準備がものを言う作り。さらに星幽界での選択――迷える魂を救うのか、罰するのか、見て見ぬふりをするのか――によって行き先が分岐し、全6種のエンディングが用意されている。死ぬ前の自分が何者だったのか、砕けた記憶を拾い集めていく物語部分も、賭けの緊張感にじわりと効いてくるにゃ。





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