記憶の海に潜って失踪事件を解く『Mind Diver』、PS5・Switch 2版が8月27日に配信
警察の捜査は行き詰まった。残された手がかりは、当人の壊れかけた記憶だけ。
PLAYISMが販売、デンマークのIndoor Sunglassesが開発したミステリーアドベンチャー『Mind Diver / マインドダイバー』のPlayStation 5版とNintendo Switch 2版が、2026年8月27日に配信される。価格は1,840円(PLAYISM公式のお知らせ)。PC(Steam)版が2025年9月28日に出てから、およそ11か月ぶりの新プラットフォーム展開ということになる。
8領域の記憶、130超の音声で組み直す
主人公はリナ。恋人のセバスチャンが姿を消し、そのうえ彼女自身が急性の記憶喪失に見舞われている。プレイヤーはマインドダイバーとして実験的な技術で彼女の「意識の海」へ潜り、崩れていく8つの領域を渡りながら、断片化した記憶をつなぎ直していくにゃ。
面白いのは、記憶が「欠けたスナップショット」として提示されるところ。会話の断片が収められたEchoと呼ばれるオブジェクトは130種類以上あり、そのすべてに音声が付いている。聞き込みながら、記憶の穴(Memory Hole)に700以上の候補オブジェクトから正しいものを当てはめて、その場面が本当は何だったのかを確定させていく作り。関係者の資料を突き合わせ、誰の道が誰と交わったかを整理して、パーティーの夜に何が起きたのかの時系列を最後に一本につなぐ——という流れになっている。
独特の見た目は、デンマークの実在の俳優とロケーションを3Dスキャンして取り込んだもの。輪郭がざらついて溶けかけたような質感が、そのまま「思い出しきれていない記憶」の表現になっているのが上手いところだと思う。手がかりのようで手がかりでないものが混ざっているので、偶然の一致を切り捨てる耳の良さが要る。
日本語は字幕まで、音声は英語?
先行するPC版は、Steamのユーザーレビューが308件中94%好評(2026年8月14日時点)。開発は学生プロジェクトから始まった小さなチームで、SXSW Sydney 2024やTiny Teams 2025にも選ばれている。
対応言語は英語・日本語・簡体字中国語・繁体字中国語・韓国語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・デンマーク語・ポルトガル語(ブラジル)・ロシア語の12種類。ただしフルボイスに対応しているのは英語のみで、日本語はインターフェースと字幕までにゃ。会話を聞き取って違和感を拾うタイプのゲームだけに、ここは購入前に見ておきたいところ。
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