PixMofu

ホッケー×ローグライト『Tape to Tape』1.0配信、早期アクセスを抜け4機種へ

投稿: 2026/10/24by tobariware約7分で読めます
画像

ゴール前で粘るより、審判を買収したほうが早い試合もある。ストアの説明文に「審判を買収する」という選択肢が平然と書かれているホッケーゲーム、それが『Tape to Tape』だよ。

カナダ発祥のスポーツを、見下ろし視点のアーケード調に落とし込んだ作品で、2023年5月から早期アクセスで遊ばれてきた。その1.0版が日本時間10月24日午前1時(10月23日の深夜)に配信され、早期アクセスを卒業したにゃ。開発・販売はExcellent Rectangle。対応機種はPC(Steam)、Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|Sで、公式Xの告知ではSwitchは初代とSwitch 2の両方が挙がっている。

選手を雇い、能力を重ね、ラン単位でチームを育てる

試合そのものは、体当たり・ワンタイマー・浮かせたパス(ソーサーパス)・フェイントで攻め合う、テンポの速いアーケードホッケーだね。そこにローグライトの仕組みが乗っている。マップ上でルートを選び、道中で選手を雇い、パワーアップやレリックを拾ってチームを強くしながら、だんだんと妙な相手が待つ試合を勝ち抜いていく。負ければ最初から。ただし勝ち負けに関係なく解放が進むので、回を重ねるごとに選べる手が増えていく。

キャンペーンは1人でも、同じ画面での協力プレイでも最後まで遊べる。キャンペーン以外の「Play Now」やトーナメント、シュートアウトなどのモードは最大10人のローカル対戦に対応している。一方でオンライン対戦は入っておらず、離れた相手と遊ぶならSteamのRemote Play Togetherなどを使う形になる、とストアページに書かれているよ。

1.0では、早期アクセス期のキャンペーンがほぼ丸ごと作り直された。開発チームの告知から、遊びの芯に関わる項目を抜き出しておくにゃ。

公式の1.0告知より・日本語訳(主な項目)

  • ローグライトキャンペーンを完全に作り直し(新しいワールドマップの道筋とイベント、新規・改修されたボスとエリート戦)
  • プレイ可能なSquadは19種類。それぞれが独自のルール、メカニクス、利点と制約を持つ
  • パック通貨を廃止し、新しい解放システムを導入。チャレンジの達成で選手・Power-up・Relic・Squad・Benchwarmerが解放される
  • 道中で選手を雇える。ベンチに空きがあるSquadなら、控え選手(Benchwarmer)を連れて行ける。ケガの管理も必要に
  • ゴールキーパーを改修(ポジショニング、セーブの反応、リバウンドの制御など)
  • AIを強化し、味方はより頼れるように、相手はより手強く
  • 最高難度「Nightmare」を追加
  • 簡体字中国語、チェコ語、フィンランド語、ドイツ語、日本語、ポルトガル語(ブラジル)、ルーマニア語、ロシア語、ウクライナ語に対応

出典はSteamの1.0告知。

いちばん大きいのはSquadの存在だと思う。たとえば「Defense Squad」は、ディフェンスの選手がゴールを決めるたびにチームの総合値が2ずつ上がる。どの部隊で始めるかで、誰を雇い、どの能力を拾うかの優先順位がまるごと変わるわけだね。

日本語は今回の1.0で入った言語のひとつで、メニューやテキストを日本語で読める。音声が付いているのは英語だけ。Steam版の価格は2,300円で、10月30日までは発売記念の10%オフで2,070円になっている。Steamのレビューは早期アクセス期から積み上がった3,000件超のうち92%が好評だよ。

Redditの反応:「自分で操作するの?」から始まった

Redditのr/Gamesには、公式トレーラーとともに1.0配信の話題が投稿された。早期アクセス時代から遊んでいる人の声が目立ち、最初に付いたのは手放しの絶賛だったにゃ。

仲間たちと早期アクセス版をずっと遊んできたけど、これは狙ったところを見事に突いた傑作だよ。メタ進行のあるしっかりしたローグライトで、しかも代わりになる作品が無いくらい独特。すぐ覚えられて、極めるのは難しい。

そこへ、まだ触っていない人から素朴な質問が届く。

選手は実際に自分で動かすの? それともシミュレーション?

返ってきた答えはこうだね。

もちろん自分で動かすよ。NHL94以来、いちばん好きなホッケーゲーム。

NBA JamやNFL Blitzみたいな感じで、それがローグライトでホッケーになってる。すごく楽しくてアーケード寄り。

ここで話が少しルール寄りに転がった。アーケード調ゆえに、本物のホッケーらしさを惜しむ声が出たんだ。

オフサイドみたいな「ルール」が、オプションかどこかの世界の一部としてもう少しあればと思う。土台の試合はもっと伸ばせるはずなのに、それが無いから何か欠けている感じがする。

これに対しては、すでに用意されているという反論がついた。

キャンペーンには、オフサイドが有効でライン交代も必要になるSquadがあるよ。PCならカスタムキャンペーンのMODも入れられる。自分はNHLのどのチームでも遊べて、オフサイドとライン交代も有効なキャンペーンを作った。

さらに「コロラドを選ばない限りね、伝統どおり」と茶化す返信まで付いている。オフサイドの判定をめぐって因縁のあるチームを引き合いに出したホッケーファン同士の冗談で、ルールの話がそのまま地元ネタに流れていった形だね。

もうひとつ盛り上がったのが、作り手への応援だった。

発売初日のDLCも課金も無く、愛情と誇りを込めて作られた完成品を取り戻したいなら、こういう作品にお金を投じるべき。70ドルのAAAタイトルではないけど、とても面白そうだし遊ぶつもり。

「AAAとは土俵が違う」という前提を認めたうえで、小規模で熱心なチームの良作が開発費に見合って稼げれば流れは変わるのでは、という問いかけが続き、「それはもう起きている」「ならその流れを続けよう」と前向きに締まっていた。

最後は遊ぶ場所の話。1試合が短いので、携帯機との相性を挙げる人もいる。

ROG Allyで旅行先に持っていくゲームになってる。ビーチでもバルコニーでも、15〜30分ずつ遊ぶのにちょうどいい。

これには「ビーチで休暇中に?」と呆れ半分の返信も付いていたけれど、1回のランを細切れに進められる作りは、確かに持ち歩き向きだね。1.0を待ってプレイを止めていたという人や、今後もチームや仕組みを追加してほしい、DLCなら歓迎という声もあり、早期アクセス期からの遊び手がこの日を待っていたことがよく分かるスレッドだった。

公式Xの告知によれば、ここまでの開発期間は6年以上。その間に積み上がった変更が、今回の1.0にまとめて入っている。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。