『タスクバーヒーロー』に新エリア「疫病地帯」実装、スキン「宵闇の流浪団」は9月17日まで無料
放置ゲームなのに、長く居座ると追い出される。
Nugem Studio と Tesseract Studio が手がける無料の放置ハクスラ『TBH: タスクバーヒーロー』に、9月8日、コンテンツアップデート Ver 1.02.00 が入った。5月27日の配信開始から約3か月半、初のまとまったコンテンツ追加になる。目玉は新エリア「疫病地帯」で、これがこれまでのステージとは根本的に違う作りになっている。

疫病地帯へはナイトメア、ヘル、トーメントの各難易度でポータルUIを開くと進める。ただし各難易度のステージ1-10をクリアしているのが前提で、さらに入場時点で汚染度を30以上持っている必要がある。
この汚染度が滞在中ずっと減り続ける。ゼロになった瞬間、強制的に通常エリアへ戻される。回復はオンライン・オフラインを問わず時間経過で進むので、放置していれば貯まるものの、好きなだけ潜っていられる場所ではない。急いで貯めたいなら、キューブに新しく入った「腐食」レシピを使う手がある。錬金術と同じようにアイテムを消費するけれど、返ってくるのはゴールドではなく汚染度。ただしキューブレベルより21レベル以上高いアイテムは投入できない。疫病地帯そのものからも低確率で「疫病の実」が出て、これも腐食で汚染度に変えられる。
見返りははっきりしている。疫病地帯は通常エリアより宝箱が出にくい代わりに、通常エリアでは絶対に手に入らないセレスティアル以上の超高グレード装備が出る。ここで拾った宝箱は通常の宝箱とは別枠で保管され、所持数や自動開封は専用のルーンノードで伸ばしていく形。入場時には「疫病強度」を選べて、上げるほど敵が強くなり報酬の質も上がる。強度6段階以上まで行くと「汚染されたソウルストーン」が落ち、これを消費して通常より遥かに手強い「汚染されたアクトボス」へ挑める。
ルーンも増えた。疫病地帯関連の新タイプが27ノード、それとは別に宝箱の入手確率アップやウェーブ数減少といったノードが17個。
Lv90装備とアクセサリーがドロップ品・合成・祈願に追加



装備の天井も上がっている。レベル90の装備とアクセサリーが加わり、エリアレベル90以上のステージでドロップするほか、キューブの合成レシピにLv80〜90、クラフトにLv90が追加された。祈願レシピもイモータルグレード以上の硬貨を使うものからLv90装備が出るようになっている。新規のLv90アイテムはSteamのマーケットで取引でき、一覧では「タイプC」と表示される。
特殊属性はナイト5、レンジャー6、ソーサラー9、プリースト7、ハンター15、スレイヤー10、共用18の計70件。ハンターと共用が突出して多い配分で、「エターナルクロスボウ(Lv90 コズミック):30%の確率で通常攻撃の代わりにフロストボルトを発射する」のように、既存スキルの挙動そのものを書き換えるものが目立つ。
数字がいちばん大きく動いたのは主武器6種の攻撃速度だね。剣はアルカナ以上が軒並み上方修正され、コズミックで1.53から2.24へ。杖・セプター・クロスボウ・斧も同じ方向に伸びている。一方で弓だけは逆で、セレスティアルが2.60→2.10、コズミックは4.10→2.80と大きく下がった。アクトボス宝箱の中身も整理され、ナイトメアAct2からトーメントAct3までは装備42%/アクセサリー28%/素材30%に統一。ビヨンド装備の出現率は2倍になり、セレスティアル以上のグレードもボス宝箱から低確率で顔を出すようになった。
地味だが効きそうなところでは、統計UIが英雄UI左上に増えたこと、そしてアイテムレベルとソケットをAltキーなしで常時表示する設定、画面全体の透明度を調節する設定が入ったこと。タスクバーに常駐させて他の作業と並べる遊び方をするゲームなので、透明度が触れるようになったのは大きい。
もうひとつの新機能が外見システム。英雄UIの編成タブボタンの右側にある外見ボタンから入り、英雄ごとに見た目を差し替えられる。適用するとイラスト、ゲーム内のキャラクター画像、アニメーションまで変わる作り。
その第一弾が「宵闇の流浪団」スキンで、配信直後に起きたサーバー障害への補償として無料配布されている。期限は9月17日までの予定で、それを過ぎると別途購入が必要になる。5月末は同時接続がピークで50万人を超えるほど人が押し寄せ、サーバーが追いつかなかった経緯があるので、その埋め合わせという位置づけだね。
進行度リセットの補償に疫病の実、9時間で3本の告知
もっとも、当日の動きはここで終わらなかった。アップデート後まもなく不具合の告知が出て、その後緊急ホットフィックス Ver 1.02.01、さらに Ver 1.02.02 と、9時間ほどのあいだに3本のアナウンスが続いた。
いちばん重かったのが、疫病地帯の進行度が断続的にリセットされる問題。補償として全プレイヤーへ疫病の実(アルカナ等級)×1、実際に問題が起きたプレイヤーへは疫病の実(ビヨンド等級)×2がメールで配られている。同時に、悪夢の疫病地帯が繰り返しロック表示になる問題、サンクチュアリの回復量が本来の1/10しか適用されていなかった問題なども直った。混雑対策として10分の入場待機列も適用されている。
未解決の案件も明記されていて、疫病地帯の段階を5分以内に次々クリアしていくと宝箱のリスポーン時間がリセットされて宝箱が出なくなる、というもの。同じ段階を繰り返し回している分には起きないらしい。夜に入った Ver 1.02.02 では、疫病地帯の宝箱からDLCキャラクターを1種だけ購入したユーザーに未購入キャラの装備が支給される不具合と、未購入のDLCキャラを編成できてしまう不具合が修正された。
配信直後の放置RPGが連日パッチを重ねる光景自体は、ラヴクラフト風の『Path of Idle』が正式版1.0.2から1.0.5までほぼ1日1本のペースで出していた頃と重なる。
タスクバーに住み着いて勝手に戦う、という形式そのものも今年よく見かけるようになっていて、3体のモンスターが常駐する無料の『TASMON』もSteamに出ている。
汚染度は放っておけば戻ってくる。宵闇の流浪団の受け取り期限のほうは、待っていても伸びない。
関連記事
『タスクバーヒーロー』新たに約2万人を不正制裁、高ランク品のマーケットは安定確認後に再開へ
タスクバーで自動で戦う放置RPG『タスクバーヒーロー』が、不正にアイテムを得ていた20,406名を新たに制裁。高ランク品のSteamマーケット再開は安定性の確認後で、ロードマップも近く公開予定にゃ。
『タスクバーヒーロー』交易船を最大5枠増やすDLC登場、お詫びの記念コイン70枚も配布
タスクバーで自動で戦う放置RPG『タスクバーヒーロー』に、Steam交易船の出品枠を増やす有料DLCが登場。あわせてサーバー障害のお詫びとして記念コイン70枚の配布や、祈願レシピの習得レベル引き下げも実施されたにゃ。
『Dragonkin: The Banished』初の大型アップデート配信 ― クロスプレイ実装と新エンドゲーム「Dracomundus Purgatory」
招待コードひとつで機種をまたいで合流できるようになったにゃ。制限時間つきの新エンドゲームと、他の装備を喰って育つ新武器も同時に来たよ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。