『タスクバーヒーロー』新たに約2万人を不正制裁、高ランク品のマーケットは安定確認後に再開へ
タスクバーの片隅で、ドット絵の勇者たちが仕事の裏で勝手に冒険してくれる超小型放置RPG『タスクバーヒーロー(TBH: Task Bar Hero)』。基本プレイ無料ながら、拾ったアイテムがSteamマーケットで実際のお金として取引できる——という尖った仕組みで一気に話題をさらったタイトルにゃ。
その“お金が絡む”設計ゆえに悩まされてきたのが、チートによる不正なアイテム量産。開発のNugem Studioがまた大なたを振るったにゃ。


新たに20,406名を制裁
Steam公式のお知らせによると、今回あらたに制裁されたのは 20,406名。対象は、異常な方法でアイテムを生成・取得したユーザーや、不正プログラム・ゲームシステムの悪用で不当な利益を得たユーザーだという。処分内容はゲームへのアクセス制限、またはマーケットへのアクセス制限となっている。
TBHの不正対策はこれが初めてではなく、6月上旬時点でも4,700件超のマーケットBANが行われ、その後は取得する情報の範囲を広げる(App IDや端末情報など)方針も打ち出していた。それでもこの人数が出てくるあたり、リアルマネーが動く経済圏を狙う動きの根深さがうかがえるにゃ。
なお、誤って制裁されたと思われるユーザー向けには専用の異議申し立て窓口も用意されている。身に覚えのないBANに当たってしまった人は、そちらから連絡する形になる。
高ランクアイテムのマーケットは「安定性の確認後」
気になるマーケットの再開について、公式は 高ランクアイテムのSteamマーケット取引は、さらなる安定性が確認されたあとに再開予定 とし、具体的な日時は後日あらためて告知するとしている。
市場の安定運営のため、最高ランクにあたる3品目——セレスティアル/ディバイン/コズミック——の出品は当面制限される。まずは市場をならしてから、上位レア枠を開けていく段取りにゃ。
| 項目 | 現時点の対応 |
|---|---|
| 新たな制裁人数 | 20,406名 |
| 処分内容 | ゲーム/マーケットのアクセス制限 |
| 高ランク品マーケット | 安定性の確認後に再開(日時は後日告知) |
| 出品制限中のレア | セレスティアル・ディバイン・コズミック |
| ロードマップ | 今週中に公開予定 |
あわせて、今後の運営方針を示すロードマップも今週中に公開予定とのこと。マーケット再開のスケジュール感も、そこである程度見えてきそうにゃ。
過去のお詫び対応もあった
TBHはサーバー障害への補填などでもたびたび動いており、以前には交易船の出品枠を増やすDLCの登場と、お詫びの記念コイン配布をまとめて紹介したにゃ。マーケット周りのゴタゴタが続いているぶん、運営の“火消し”の速さは覚えておきたいところ。
不正の温床になりがちなRMT型の経済を、無料タイトルでどこまで健全に回せるか。制裁と再開を小刻みに繰り返す今のTBHは、ゲームというより“経済の運営ログ”を眺めているような面白さがある。高ランク品の解禁がいつ来るか、そして週内のロードマップに何が書かれるか——このあたりが次の見どころにゃ。
作品の最新情報や現在の配信状況は、Steamストアページで確認できる。
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