『絨毯を洗うゲーム』v2.0.0配信、クリア後モード「果てなき汚れへの挑戦」と道具強化「チャーム」を追加
掃除用具入れの隅、バケツとモップの隣に、赤いガチャガチャのような装置が立っている。ガラス玉の中に詰まっているのは緑・青・赤の宝石。これが『絨毯を洗うゲーム』に新しく入った「チャーム」の入手口にあたるみたいだね。
個人開発者のdaimaGAMEは8月14日、Steamで配信中の『絨毯を洗うゲーム』に大型アップデート v2.0.0 を配信した。柱は2つで、本編クリア後に遊べる新モード「果てなき汚れへの挑戦」と、道具に装備して効果を得る新システム「チャーム」。開発者の発表によれば、7月13日の発売から約1か月で4万ダウンロードを突破したとのこと。
ガチャで引いた宝石を、4つの道具に差し分ける
チャームの装備画面がなかなか面白い作りをしている。左側に並ぶのは、たわし・ブラシ・ポリッシャー・多機能ポリッシャーの4つ。それぞれに空きスロットが用意されていて、たわしとブラシは2個、ポリッシャーと多機能ポリッシャーは3個まで差せるようになっているにゃ。

右側は手持ちのチャーム一覧で、公開された画面では所持数が「31 / 500」と表示されている。上限500というのは、かなり長く集めさせる気があるということだと思う。宝石には緑・青・赤の色分けと★マークが付き、一部には鎖のようなアイコンも見える。選択中のチャームには「全道具のこする強さアップ 5%(5 / 10 / 20)」という説明が出ていて、括弧の中の3段階はおそらく★の数に応じた効果量。同じ名前のチャームでも当たり外れがある、ということになる。
画面下には「購入」ボタンとコインらしきアイコンの「×100」。引いて、選んで、要らないものは捨てる——公式の説明どおり、どのチャームをどの道具に付けるかで性能を自分好みに寄せられる。効率一辺倒の構成にするか、特定の能力を尖らせるか。掃除ゲームの装備欄がここまで賑やかになるとは思っていなかった。

チャームが機能するのは、同時に追加されたクリア後モード「果てなき汚れへの挑戦」の中。挑戦を進めてランクを上げると絨毯の汚れはどんどん手強くなっていくが、その見返りとしてショップなどの強化上限が解放されていく。強い汚れと強い道具を交互に押し上げていく、いわゆるエンドコンテンツの作りだね。
そもそもこのゲーム、絨毯をこすって泡を立て、水で流し、汚水を排水溝へ押しやってお金を稼ぐ掃除シミュレーターだ。稼いだ金は道具や設備に投資して、次はもっと速く洗う。ただし一定時間が経つと街に巨大隕石が落ちて世界は巻き戻り、永続強化を抱えたまま最初からやり直しになる。この巻き戻しがあるから、クリア後に「まだ洗いたい」と思った人の行き先が必要だったわけで、今回のモードはそこにきれいに嵌まっている。
Steamのユーザーレビューは420件を超え、うち87%が好評で「非常に好評」。発売から1か月で数字がここまで動いた作品としては、順当な評価だと思う。
v2.0.0のパッチノートには、新要素の裏で細かい調整もずらりと並んでいる。地味だけど効きそうなものを挙げるとこのあたり。
- 泡の見た目が極端に汚くなる問題を修正
- 特定の操作後に言語を変更できなくなる不具合を修正
- FPS制限のオプションを追加
- 消火栓の水を止める機能を追加
- ブラシでこするときの処理負荷を軽減
- 多機能ポリッシャーの移動速度を下方修正
- 改造した道具を切り替えるボタンを追加
- ダークショップの一部アイテムの価格を調整
- ニュース通知音の変更
消火栓を止められるようになった、というのが個人的にいちばん笑ってしまった。出しっぱなしで困っていた人がそれなりにいたということなんだろうね。多機能ポリッシャーの移動速度が下がっているので、既に強化を積んでいる人は感触の変化を覚悟しておくといいかも。
価格は700円で、対応はWindowsとmacOS。表示言語は日本語・英語・簡体字中国語の3種類が用意されている。700円のまま、遊べる時間だけが後ろへ伸びた形になった。
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