『ザ・コンビニ2』がSwitch 2/PS5で配信開始 ― 1997年の経営シムが1,200円、日本版ROMのみ収録
滋賀。クリア条件は総売上50億円達成。難易度は星ひとつ。初期資金1億円。
ステージ選択画面に、そう書いてある。星ひとつでこれにゃ。
1997年にヒューマンから32ビットの家庭用ゲーム機向けに発売された経営シミュレーション『ザ・コンビニ2 ~全国チェーン展開だ!~』が、ハムスターの復刻シリーズ「コンソールアーカイブス」としてNintendo Switch 2とPlayStation 5に配信されている。配信日は9月3日、価格は1,200円(税込)、プレイ人数は1人(コンソールアーカイブス公式サイト)。デフォルトの店名は「ハムストア」だった。


前作は真上から見ていた店内が、2では斜めに傾いた
やることは看板どおり。コンビニのオーナーとして店を構え、棚と商品を並べ、ライバル店と客を取り合いながら店を増やして全国へ広げていく。公式の説明では「前作からグラフィックが一新され、マップ数の増加、斜め見下ろし視点への変更によりスケール感倍増」とあって、そこに商品アイテムのゲームの追加、倍速モード、店舗マークのオリジナル作成機能が乗る。
分かりやすいのは視点の話だね。7月23日に同じシリーズで配信された1作目『ザ・コンビニ ~あの町を独占せよ~』は、店内を真上から見た平面のグリッドで、メニューも「配置/移動/入れ替え/売却」と並ぶ内装エディタそのものだった。
2ではこれが斜めに傾いて、棚のあいだを客と店員のドットが歩き回る。街のほうも同じ角度で見下ろす形になり、田んぼと湖が広がる町、雪が積もった町と、マップごとに景色が変わる。画面上部の時計は1年1月1日0時0分から動き出して、日付と時刻、天候、そして所持金がずっと回り続けている。


ゲーム本編は日本版のみで、6言語対応はメニューとマニュアルに限られる
対応言語の欄には日本語・英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語と6つ並んでいる。ただし注記があって、これは「オプションメニューおよびマニュアルのみ対応」。ゲーム本編に収録されているのは日本版のROMだけで、ゲーム中のテキストは日本語のみとなる。買う前に見ておく価値のある一行だと思う。
コンアカ側が足しているのは、当時のゲームを今の環境で遊びやすくするための機能。ボタン配置の変更と連射設定、好きなタイミングで複数作れるセーブ機能があり、画面サイズの変更や配置の調整に加えて、ブラウン管テレビの質感を再現する画面フィルターと画面ノイズ表現も入っている。総売上50億円を星ひとつで求めてくる相手に、セーブがいつでも切れるのは正直ありがたい。
購入はマイニンテンドーストアとPlayStation Storeから。
1作目の配信が7月23日、2が9月3日。間隔はちょうど6週間で、コンソールアーカイブスのラインアップはこれで29本になった。
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