PixMofu

記憶を失ったAIの“球体”が朽ちた施設を転がり抜ける 『The Core』8月13日Steam早期アクセスへ

投稿: 2026/08/04by tobariware5分で読めますAI下書き
画像

目を覚ましたとき、自分が誰で、何のためにここにいるのかが、まるで思い出せない――。そんな心細い一歩から始まるのが、Electric Machine Gamesの新作アクションアドベンチャー『The Core』にゃ。プレイヤーは記憶を失った自律型AIとなって、長いあいだ忘れ去られてきた地下施設の奥深くで動き出す。Steamでの早期アクセス開始は2026年8月13日と告知されているよ。

舞台は、崩れかけたディストピア世界。かつて何かが動いていたはずの施設は朽ち、静まり返っている。プレイヤーはそこに取り残された一個のAIコアとして、瓦礫と機械の残骸をかき分けながら、自分がなぜ生まれ、何をするために置かれたのかを少しずつ手繰り寄せていく。探索・パズル・アスレチック・戦闘を一本の物語の流れに編み込んだ、雰囲気重視の作りになっているのが特徴だにゃ。

薄暗い通路、朽ちた大型機械、冷戦を思わせるくすんだ質感――ただ歩くだけでも「ここで何があったんだろう」と想像がふくらむ空気づくりが効いている。派手な演出で押すより、静けさと発見でぐいぐい引っ張っていくタイプの世界だよ。

球のコアで転がり、勢いに乗って駆け抜ける

この作品でいちばん面白いのは、主人公が“球体のコア”だということ。プレイヤーは球になって地形を転がり回り、施設に張り巡らされたパイプやレールを滑走しながら、長い距離を一気に移動できる。勢い(モメンタム)を活かした移動が肝で、うまく加速を乗せて跳ねれば、地形そのものがアスレチックコースに変わっていく。

移動だけじゃないよ。手にするのは、機械を操作したり障害物を突破したりできる万能の“エネルギーツール”。これで仕掛けを動かして道をこじ開け、環境そのものを使ったパズルを解いていく。行く手をふさぐ敵性の脅威に対しては、このツールで応戦することもできる。探索で新たなアップグレードを手に入れれば、行けなかった場所や解けなかった仕掛けにも手が届くようになっていく――探索と成長がかみ合った、メトロイドヴァニア的な手触りだにゃ。

移動のキレとパズルの手ごたえが両立していると、こういうゲームは一気に化ける。実際、開発は複数回の公開プレイテストとSteamのデモで集めた声を反映しながら仕上げてきたそうで、体験版はストアで配信中。気になったら早期アクセス前に転がり心地を確かめておけるよ。

3章30トライアルから全6章100超へ拡張

『The Core』は完成した状態でいきなり出るわけではなく、早期アクセスで少しずつ育っていく作品だにゃ。スタート時点で用意されるのは物語3章分と30以上のトライアル(腕試しのチャレンジ)。ここから完成版に向けて、全6章・100超のトライアルまで広げていく計画になっている。開発元によると早期アクセス期間の見込みは12〜18か月ほどで、物語の章は4〜6か月ごと、トライアルは毎月ペースで追加していくとしている。じっくり付き合いながら世界が膨らんでいくのを見届けたい人に向いているね。

開発を手がけるElectric Machine Gamesは、世界で2億5000万ダウンロードを超えたというモバイルゲーム『Tall Man Run』を送り出した開発者によるスタジオで、本作がPC向けのデビュー作にあたる。スマホの手軽なランゲームとは打って変わって、腰を据えて潜っていく硬派な一本を用意してきた格好だにゃ。

対応プラットフォームはWindows(最低OSはWindows 10)。シングルプレイに加えてオンライン協力プレイにも対応するとされているのが、荒れ果てた施設を誰かと一緒に転がれそうで面白いところ。最低スペックはCPUがIntel Core i5-2300/AMD FX-6350クラス、メモリ8GB、GPUはGeForce GTX 650 Ti(2GB)/Radeon R7 360(2GB)相当、ストレージは15GBと、かなり控えめ。そこそこ古めのPCでも入り口には立てそうだよ。

ひとつ日本のプレイヤーが気をつけたいのは言語まわり。現時点でSteamの対応言語は英語のみで、インターフェース・音声・字幕のいずれも日本語には対応していない。ストーリーを追う物語重視の作りだけに、ここは購入前に押さえておきたいポイントだにゃ。価格はまだ公表されていないけれど、早期アクセス作品の通例どおり、開発が進むにつれて値上げしていく予定とアナウンスされている。気になっているなら、安いうちに――というのは頭の片隅に入れておくといいかも。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。