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異端審問下のスペインでカルトを運営する『The Lunacy』発表、地下神殿から反乱を企てる

投稿: 2026/08/25by tobariware3分で読めます
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「スペインの異端審問なんて、誰も予想していない」——古いコントの決まり文句をそのまま企画にしたような一本が姿を見せた。ポーランド・ワルシャワのスタジオ Above the Desk が発表した新作『The Lunacy: That Game About a Cult』は、異端審問の目が光る時代のスペインで、こっそり教団を育てていくダークコメディのシミュレーションだよ。信仰そのものが命取りになりかねない時代に、火あぶりを避けながら勢力を伸ばしていく——という、なかなか物騒な設定になっている。まずは公開された発表トレーラーから見ていくにゃ。

主人公は、頭でも打ったのか「神託」を見てしまった予言者。そのお告げに従って、古の神々を崇める教団を立ち上げる…のだけど、その神々が本当に存在するのかは、当のプレイヤーにも確信が持てない。信じているのか、ただ狂っているのか、その境目があやふやなまま話が進んでいく。

面白いのが、予言者の正気度そのものが世界に効いてくる仕組み。心の状態が傾くほど見た目もゲームの手ざわりも変わっていくらしく、狂気と信仰を燃料にして過酷な時代を渡っていくことになる。ダークコメディを名乗るだけあって、重たい題材をどこか可笑しく転がしていくトーンみたいだね。

拠点になるのは、街の地下に構える「地下神殿」。祭壇や聖遺物、積み上がった骸骨なんかを配置して、信者たちが過ごす空間を自分の手で組み上げていく。神殿ができたら信者に役割を割り振り、儀式や説教を回して教団を維持・拡大するのが基本の流れ。

ただ引きこもって拝んでいるだけでは終わらない。地上の街には工作員を送り込み、物資をかき集めたり、偉い連中を偵察・スパイしたり、地区の派閥を裏で操ったりと、RPG風の遠征でジワジワ足場を固めていく。説教や盗みといった手作りのイベントが数多く仕込まれていて、予想外の結末に転ぶこともあるとのこと。

そして最終的な狙いは、宗教的な圧政への反乱だ。街の構造を読み解き、影響力を広げて地区をひとつずつ手中に収め、異端審問官に牙を剥く。カルト運営シムでありながら、終着点はしっかり“革命”へ向いているのが、この作品の芯にある部分みたいだね。

開発は『Above the Snow』のスタジオ、発売日は未定

手がけるのは、アルプスの山小屋を切り盛りするナラティブ運営ゲーム『Above the Snow』を今年送り出した Above the Desk。あの落ち着いた雪山の宿から一転、こんどは異端審問と地下神殿という、ずいぶん血なまぐさい方角へ舵を切ってきた格好だね。

対応プラットフォームはWindows(10/11・64bit)。ストラテジー寄りの作りで、実績・クラウドセーブ・リーダーボードに対応する一人用タイトルになる。対応言語は英語・ポーランド語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語の6言語で、いずれもUI・音声・字幕まで揃うものの、現時点で日本語は含まれていない。

発売時期も価格もまだ伏せられたままで、いま公開されているのは発表トレーラーとスクリーンショット、そしてSteamのウィッシュリストだけ。異端審問を出し抜けるカルトの主になれるのか、その答えが見えてくるのはもう少し先になりそうだ。

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