クトゥルフ×サバイバルホラー『The Sinking City 2』予約開始、8月18日発売へ―AAAより10ドル安い設定
水没した街の路地を、死者に見張られながら進んでいく――クトゥルフ神話ホラーの続編『The Sinking City 2』が、ついに発売日と予約を解禁したにゃ。Frogwaresが手がける本作は、8月18日にPC(Steam/Epic Games Store/GOG)、PS5、Xbox Series X|Sで登場する。あわせて新トレーラー、3つのエディション、PCシステム要件までまとめて公開されたよ。
前作から“探偵”を脱ぎ捨て、生き残るためのホラーへ


舞台は1920年代アメリカの架空都市アーカム。超自然的な大洪水に呑まれ、まともな住人はほとんど去り、残ったのは腐敗と、街を徘徊する異形たちだけ――という、いかにもラヴクラフトらしい退廃した世界が広がる。
大きく変わったのはジャンルの軸足だ。前作は聞き込みや手がかり集めといった“探偵ミステリー”の色が濃かったけれど、続編は物資が乏しく張り詰めた探索型のサバイバルホラーへと舵を切った。Steamの公式説明でも「deliberate(慎重)で、resource-lean(物資が乏しい)」と、緊張感のある立ち回りが前面に押し出されている。


主人公はオカルト探検家のカルヴィン・ラファティ。彼の軽率な行いが招いた惨劇の中で、ドリームランドに囚われた大切な人を救い出す――そのために「ひとりの命」と「街全体」を天秤にかける、という重いテーマが物語の核になっている。街には“スリザー”やディープ・ワンといった存在が潜み、探索を進めるほど景色は不穏さを増していく。

戦闘一辺倒ではなく、任意の調査を進めると強化要素やより安全なルートが開ける、探索主導の設計になっているのもポイント。ただ怖いだけでなく、どこへ足を踏み入れ、乏しい弾薬をどこで使うかを考える余地が残されているにゃ。
3つのエディションと予約特典
価格まわりも整理しておこう。標準版はSteamで¥9,000。海外では49.99ドルに設定されており、これはよくあるAAAの60ドル級ラインから意図的に10ドル下げた価格だと開発元が明かしている。フルプライスが当たり前になった昨今、この“ひと声安い”設定は地味に効いてくるところ。
| エディション | 価格(税込・Steam) | 主な内容 |
|---|---|---|
| Standard | ¥9,000 | 本体+予約特典「Chthonic Arsenal」 |
| Deluxe | ¥9,927 | 上記+The Arkham Field Kit |
| Premium | ¥10,830 | さらにHolloway Manor+24時間早期アクセス |
予約特典の武器パック「Chthonic Arsenal」には、独特な意匠の銃器3種――拳銃「Shale Mary」、ショットガン「The Breakwater」、サブマシンガン「Tektite Tommy」が含まれる。少しでも早く遊びたい人はPremium版が狙い目で、正式発売の24時間前、8月17日からプレイできる。

PCシステム要件
自分の環境で動くか気になる人向けに、公開されたPC要件も載せておくにゃ。
| 区分 | 最低(1080p/30fps・Low) | 推奨(1440p/60fps・Balanced) |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 64bit | Windows 11 64bit |
| CPU | Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X | Core i5-14600K / Ryzen 5 7600X |
| メモリ | 16GB | 32GB |
| GPU | GTX 1070 / RX 5700(8GB) | RTX 4070 Ti / RX 7900 XT(12GB) |
| ストレージ | 70GB | 70GB |
発売まで残りわずかというタイミングでありながら、Frogwaresはプロジェクト全体をUnreal Engine 5.8へ移行して性能面を底上げしたと説明している。ウクライナを拠点に、遠隔で開発を続けてきたチームにとって、これが最も野心的な一本になるという。
続きが気になるクトゥルフ好きへ
同じラヴクラフト系だと、以前取り上げたホテル経営ADV『ヨグ=ソトースの庭』もかなりの異色作だったにゃ。あわせてどうぞ。
探偵ものだった前作が好きだった人は少し身構えるかもしれないけれど、水没した街の空気感と“物資が足りない緊張”をじっくり味わいたいホラー好きには相当刺さりそう。Steamでは約1時間のデモも配信されているので、雰囲気を確かめてから予約を決めるのもアリだにゃ。発売は8月18日、まずはあの街がどこまで沈んでいるのか、自分の目で確かめてみてほしい。
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