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『Valheim』が9月9日に正式版1.0へ 最終バイオーム「Deep North」とPS5・Switch 2版

投稿: 2026/09/09by tobariware5分で読めます
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地図のいちばん北、凍りついた白い帯だけが、ずっと空白のまま残されていた。Iron Gate開発の北欧神話サバイバル『Valheim』は、2021年2月2日に早期アクセスを始めてから5年7か月、最後のひと欠片を埋めずに走り続けてきたわけだね。

本日9月9日、そこがようやく埋まる。最終バイオーム「Deep North」の実装とともに、『Valheim』が正式版1.0を迎える。

最果ての地Deep Northが実装される

『Valheim』は、ヴァルキュリアに運ばれた戦士が、自動生成された広大な世界で木を切り、石を砕き、拠点を建てながら奥へ進んでいく1〜10人用のサバイバル。中心から外へ向かうほど土地が険しくなり、バイオームをひとつ越えるたびに装備も食料も作り直しになる、あの手触りが5年間ずっと支持されてきた。

その最果てに置かれるのがDeep North。氷河の峰と凍てついたツンドラが広がり、「古の悪と、潜む脅威」に満ちた土地だとCoffee Stain Publishingの発表には書かれている。視界を奪う吹雪、雪に覆われたメサ、凍った原野、そして打ち捨てられた村――先に北を目指した誰かがいた痕跡が残っているらしい。

1.0の中身はこのDeep Northが中心で、ほかの地域にも手が入る。一方で海のバイオームには今回とくに変更が入らないことも、公式のFAQではっきり書かれている。最後の更新だからといって、全部が作り直されるわけではないみたいだね。

古いセーブでは新しい地形が生えない

長く遊んできた人ほど気にするのがセーブデータの扱いだけど、ここは公式の1.0 FAQが答えを出している。古いセーブはそのまま残り、続きから遊べる。ただし新しい地形が生えるのはまだ誰も踏み込んでいない領域だけで、すでに探索を終えた北の氷原は、今のがらんとした姿のまま変わらない。

つまり、何年もかけて世界の端まで開拓してしまった人ほど、そのワールドではDeep Northに出会えない可能性が高い。開発元も「最良の体験を得るには最初からやり直すことを常に勧める」という立場を崩していない。キャラクターはワールドと別に保存されているので、育てた技能を持ったまま新しいワールドへ乗り込む、という折衷案も取れる。

実績まわりには一点だけ注意がある。解除の判定は1.0以降に行った行動が対象で、それ以前にどれだけ積み上げていても遡っては付かない。Modについては公式のサポートが存在しないため、1.0で動くかどうかの保証はなし。Steam Workshop対応や家庭用機でのMod対応の予定も無いと明言されている。専用サーバーの人数は据え置きで、これまでどおり1〜10人。

1.0のもうひとつの柱が、遊べる場所の拡張。9月9日からPlayStation 5とNintendo Switch 2が新たに加わり、Steam(Windows/Linux/Mac)、Mac App Store、Humble Store、Microsoft Store、Xbox One、Xbox Series X|Sと並ぶ。

そして「全プラットフォーム間のクロスプレイに対応する」と公式FAQは短く答えている。PCで建てた拠点に、携帯機から友人が合流する――5年かけて積み上がってきた遊び方の幅が、ここで一気に広がる格好だね。

Steam版の日本語対応はインターフェースと字幕まで。音声つきの言語は用意されていないけど、そもそも会話劇のあるゲームでもないので、遊ぶうえで困る場面は少なそう。対応は英語・フランス語・ドイツ語など全14言語に及ぶ。

早期アクセスのストアページには以前から「1.0のタイミングで価格を少し上げる」と書かれていて、そのとおりに実行された。現在のSteamでの日本向け表示価格は3,400円。公式FAQでは、正式版の価格を29.99ドル(地域によって差あり)とし、早期アクセスから完成品へ移行したことを反映したものだと説明している。

すでに『Valheim』を持っているなら、1.0は通常の更新として降りてくるので追加の支払いは発生しない。値上がりが効くのは、これから買う人だけ。

Steamのユーザーレビューは総数54万件を超え、そのうち約94%が好評(記事執筆時点)。5年以上にわたって基本無料の大型更新だけで回してきたタイトルが、最後に価格を上げて完成品になる、という珍しい形の着地になった。

1.0のあとについては、バグ修正と遊びやすさの改善を続けるとされている。追加コンテンツや長期サポートの見通しは、公式FAQに「今言うには早すぎる」とだけ書かれている。

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