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山の廃屋を直す瞑想ゲーム『White Clouds』発表 ゴミだらけの斜面を片づけ、俳句を詠む

投稿: 2026/08/30by tobariware5分で読めます
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斜面という斜面に、ペットボトルと空き缶が転がっている。

VIWESA GAMES が手がける『White Clouds』は、山にこもって心を落ち着けるための一人称ゲーム。ところが公開されたスクリーンショットで最初に目に入るのは、雲海でも茶室でもなく、ゴミに埋もれた草地だった。プレイヤーの手には木桶が握られている。瞑想の入り口が掃除だというのは、なかなか正直な作りだと思う。

Steamページが公開されたのは8月18日。開発元はSteamのニュース投稿で、Ukrainian Games Festival 2026 に合わせた発表だと説明している。発売日は「未定」のままで、価格も表示されていない。開発と販売はどちらも VIWESA GAMES が担当する。

山の廃屋を直しながら、湖のゴミを拾う

物語の入り口はシンプルで、世の中の慌ただしさから離れた人物が山へ登り、打ち捨てられた古い家を見つけるところから始まる。壁を直し、庭を片づけ、花を植える——結果ではなく過程そのものに喜びを見出す、というのが Steam のストアページに書かれた本作の姿勢だよ。

実際の画面はその言葉よりも生々しい。木造の家の中は床板が剥がれ、天井には蜘蛛の巣が張り、木箱が倒れたまま放置されている。外に出れば、湖の水面は紙くずと空き瓶で覆われている。ハンマーを振るう場面もあれば、水の中に手を伸ばして漂う破片を掬う場面もあって、「静かに座る」までの距離がけっこう長い。

面白いのは、画面の隅に置かれた情報の量にゃ。あるスクリーンショットでは左上に「10:00」という時刻と昼夜のアイコン、右上には花のマークと「100」の数字、左下には所持金らしき「50」、右側には丸太・板・石・釘・ろうそく・水と思われるアイコンが縦に並び、それぞれ数を持っている。画面中央下には緑のゲージが常時表示されていて、これはスタミナだろう。

つまり、ただ歩いて景色を眺めるだけの作品ではなさそうだ。資材を集めて家を建て直し、体力の残りを見ながら一日を組み立てる——建築・整備の手触りは、想像よりも普通のシミュレーションに近いのかもしれない。ゲージや数字の意味は公式に説明されていないので、ここは断定できないけれど。

遊びの柱は6つ、巡礼者と過ごす山小屋

ストアページが挙げている遊びの柱は、家の修復、俳句の作成、自然の手入れ、瞑想スポットの解放、お茶を淹れて景色を眺めること、そして巡礼者との交流の6つ。俳句は目の前の風景から着想して詠むもので、一句ごとがその瞬間の記録になる、という説明がされている。

巡礼者はこちらの山小屋を訪ねてくる旅人で、知恵を分け合ったり、宿を貸したり、一緒に瞑想したりできる。スクリーンショットでは、板張りのデッキに5人が胡座をかいて座り、こちらも同じように両手を広げている場面が写っていた。全員が別々の服装をしていて、背中にザックを背負ったままの人もいる。

瞑想スポットのほうは、青く光る鍾乳洞の奥に木の足場が組まれた場所が確認できる。日の出を待つ、星を眺める、ただ黙って座る——そういう用途の場所が山のあちこちに隠されているようだね。湖のほとりには石灯籠が置かれ、日本庭園めいた意匠も混ざっている。

敵はいない。競争もない。時間は峰を流れる雲のようにゆっくり進む、というのが本作の掲げる方針で、内面が育つほど周囲の世界も花開いていく仕組みになるらしい。この「育つ」が具体的に何を指すのかは、右上の花のアイコンあたりが関係していそうにゃ。

現時点で判明している基本情報を整理しておく。対応プラットフォームは Windows のみで、Mac と Linux は非対応。推奨環境は Windows 11、最低環境は Windows 10 に Core i5-2400 / FX-6300、メモリ8GB、GeForce GTX 1060、ストレージ2GB。要求はかなり控えめだね。

項目内容
開発・販売VIWESA GAMES
対応機種Windows(Mac・Linuxは非対応)
発売日未定
価格未表示
ジャンルアドベンチャー/カジュアル/シミュレーション
プレイ人数シングルプレイ

対応言語は英語・ウクライナ語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語(スペイン)・繁体字中国語・日本語の8種類。日本語も入っているけれど、内訳には注意が必要で、インターフェースと字幕には対応する一方、フルオーディオ(音声)はどの言語にも入っていない。8言語すべてが同じ扱いなので、日本語だけ冷遇されているわけではないよ。

俳句を詠ませるゲームで日本語が最初から用意されているのは、素直にありがたい。ただ、詠んだ句がどう表示され、どう翻訳をまたぐのかは今のところ分からないままだ。体験版は用意されておらず、確かめられるのは発売日が決まってからになる。

ゴミを拾い切った先に何が見えるのか——その答えは、まだ雲の上に隠れている。

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