『The Rogue Prince of Persia』1周年アプデ配信、新属性「凍結」と武器アフィックスを追加
パッチノートが15ページもある。開発のEvil Empire自身が「まとめるのが大変」とこぼすほどの量だったみたいだね。『The Rogue Prince of Persia』の1周年記念の無料アップデート「The Anniversary Update(バージョン1.1.0)」が配信され、9月18日未明にSteamで告知が出たにゃ。
本作は、『Dead Cells』の開発にも関わったEvil Empireが手がけ、Ubisoftが発売した2Dアクションローグライト。壁走りを軸にしたパルクールで戦場を駆け回るのが持ち味だよ。2024年に早期アクセスで始まり、2025年8月に正式版になった。告知によると、全プラットフォーム合計のプレイヤー数は100万人を超えている。
目玉は新しい属性「凍結(Freeze)」だよ。公式の詳細パッチノートに書かれた仕組みはこうなっている。
- 1回付与すると、蹴ったときに敵がいつもより遠くへ飛ぶ
- 2回重ねると敵はその場で凍り、シールドがはがれる。ただし凍っている間は受けるダメージが減る
- 凍結が解けるとき、重ねた回数に応じたダメージがまとめて入る。攻撃を当てると残り時間が縮み、岩や別の敵を蹴りつければその場で割れる
ほかの属性との組み合わせも用意されていて、炎は凍結の時間を早く削り、毒は凍結中のダメージ軽減を受けない。樹脂や水に浸かった敵へは、1回目のスタックがあれば2回目が自動で乗る作りだね。
凍結に合わせて装備も増えた。新武器は2種類で、攻撃のたびに風の斬撃を飛ばし、特殊攻撃で凍結を付ける刀「Shamal Crescent」と、ダメージ耐性が高いほど火力が上がる拳「Blazing Cuffs」。ツールは凍結の矢を撃つ「Freezing Arrow Launcher」、シリーズ初の罠型ツール「Ice Trap」、初の砲台型ツール「Corrupted Turret」が加わっている。メダリオンも凍結まわりを中心に10種類ほど増えたにゃ。
凍結と並ぶ大きな変更が「アフィックス」だよ。武器とツールにランダムな追加効果が付き、ランクがブロンズなら1つ、シルバーなら2つと増えて、ダイヤモンドでは4つになる。Astaraのショップで強化すれば枠をさらに足せるし、お金を払えば効果を振り直すこともできる。
効果は全部で22種類。「毒状態の敵へのダメージ+50%」「壁走りの後2秒間ダメージ+25%」のように、どれも既存のメダリオンと組み合わせやすい内容になっている。開発側はパッチノートで、プレイヤーが好きな武器ばかり使う傾向を問題として挙げていた。普段は拾わない武器でも、追加効果しだいでは持ち替えたくなる状況を作るのが狙いだと説明している。
そのぶん、会心ビルドは絞られた。会心の基礎ダメージは200%から150%へ下がり、代わりに会心ダメージを上げるメダリオン「Critical Sharpener」が加わっているにゃ。
Berude将軍対策に壁走りが強化された

パッチノートは、プレイヤーがやめてしまうタイミングが3つあると分析している。いちばん早いのが最初のボス、Berude将軍で詰まったときだよ。原因は、壁走りを覚えないまま空中ダッシュで進めてしまうことだった。そこで今回は次のように手を入れている。
- チュートリアルやZagros、Aqueductに、壁走りしないと通れない場所を大幅に追加
- 壁走りでもVayu(加速ゲージ)がたまるように変更。空中ダッシュの距離は少し短くなった
- Zagros、Aqueduct、フン族の陣営を短くし、Berudeまでの往復で疲れにくくした
- 泉は各バイオームごとに解放する形になり、メダリオンは1周目から手に入る
- Berude戦で初見の人がよく食らう岩の衝撃波は、第2ウェーブ以降だけに出る


一方で、慣れた人向けには難しくしている。ラスボスのNogaiは攻撃後の隙が減り、代わりに体力が15,000から13,000になった。変異後の姿は体力が12,000から15,000に増え、背景の建物が崩れたり、隕石が降り続いたりと演出もかなり派手になった。撃破後のカットシーンも新しく作り直されている。敵の配置も見直され、AqueductではHatchetの代わりにLancerが、Bomberの代わりにArcherが出るようになったよ。
ほかにも、バイオームにはウェーブ戦をやり切ると多めの報酬がもらえるアリーナ部屋(1バイオームに最大1つ)が置かれるようになった。クリア後のリザルト画面、オアシスで見られるラン履歴、スピードラン向けのゲーム内タイマーも追加されている。Awakening 40以上でクリアすると取れる実績も増えたけど、こちらはSteam版だけになるそうだにゃ。
Steam版の日本語はインターフェースと字幕が対応していて、音声はどの言語にも入っていない。
r/pcgaming称賛、紫の王子は誰?

この告知はr/pcgamingにも投稿された。まず出たのは、作品そのものを推す短い声だよ。
過小評価されているゲームだと思う!
このゲームが大好き。サウンドトラックもすごくかっこいいんだ。
今回はパッチノートが15ページにもなる大型更新だけど、スレッドでは細かい変更点の議論は起きていなかった。むしろ、遊んだ人が改めて作品を褒める流れになっていたにゃ。
そこへ、早期アクセスのころを知っている人から別の話題が出た。
彼はいつから紫じゃなくなったの?
本作の王子は、早期アクセスの初期にはフランスのバンド・デシネ(漫画)風のアートスタイルで、肌が紫の陰影で描かれていた。この見た目は好みが大きく分かれていたよ。これにはすぐ別のユーザーが答えている。
2024年11月の第2幕アップデートからだよ。2025年2月にはスキンが追加されて、紫の王子に戻せる選択肢もできた。
2024年11月の「The Second Act」アップデートでアートの方向性を改めたことは、開発元もこの時期に発表していた。紫の肌もそのとき変わっている。ただ、紫の見た目が好きだった人もいたため、あとからスキンで選べるようにしたという流れになるね。
2年前には見た目が話題の中心だったこの作品で、今回のスレッドに並んだのは「過小評価」「サントラが好き」という感想だった。告知の最後には「夏に出すと言っておきながら、ずいぶん遅れた」という開発チームのお詫びも添えられている。9月17日に出すと予告したとき、開発は「夏が終わるまであと5日ある」と冗談を言っていた。その予告どおり、アップデートは夏のうちに届いたにゃ。
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