PixMofu

Xboxが268人削減、次の『Halo』開発はActivisionへ RareとWorld's Edgeも傘下に

投稿: 2026/09/23by tobariware5分で読めます
画像

『Call of Duty』を出してきたActivisionが、次の『Halo』を作る。

Xboxがブログに載せた社内向けメモ「Continuing Our Reset」で、そんな組み替えが公になった。コンテンツ部門トップのMatt Bootyの名前で出たもので、268の職の削減と、複数スタジオの所属替えが一度に並んでいる。7月に始まった「リセット」の続きにあたる内容にゃ。

Halo Studiosは、7月末に『Halo: Campaign Evolved』を出したばかりのスタジオ。初代『Halo: Combat Evolved』のキャンペーンをUnreal Engine 5で作り直した一本で、Xbox Series X|SのほかPS5やSteamでも配信されている。その2か月後に、シリーズ本編の開発が別の看板の下へ移ることになった。

メモでは、Halo Studiosに少人数のチームを残し、コミュニティと配信中のタイトルの面倒を見させると説明している。新作のほうは、Activisionの中に新しく立てる専任チームが担当する形。

公式メモより・日本語訳 Halo Studios、その他のファーストパーティスタジオ、そしてXGSのマネジメントと中央機能のレイヤーにまたがって、268の職を削減する。

削られたのはHalo Studiosだけではない、というのがこの一文。管理の層そのものを薄くする方針は7月から続いていて、今回はそこに開発現場が重なった。

スタジオの移動も同じメモにまとまっている。

公式メモより・日本語訳(主な項目)

  • Activisionの担当範囲をWorld's Edge、そしてRareへ広げる。Activisionは次の『Halo』も開発し、これはCall of Dutyの開発や計画とは切り離した、新しい専任チームが率いる
  • Bethesdaの担当範囲にObsidianを加える。Obsidianは『Grounded』や、Bethesda Game Studiosと協業する新しいFalloutを含む現行プロジェクトを続ける
  • KingにMicrosoft Casual Gamesを加え、カジュアルゲームのデザインとライブ運営で世界的な2つの部隊を一つにする
  • PlaygroundとTurn 10は1つのスタジオとしてまとまり、ForzaとFableに注力する

Activisionという名前が指す範囲が、この一回でかなり広がった。『Age of Empires』のWorld's Edgeと『Sea of Thieves』のRareが同じ屋根の下に入り、長く運営を回し続けるタイトルが一か所に集まる格好になる。Obsidianの移動も、Falloutを抱える側と足並みをそろえる意図が読み取れる並びだと思う。

PlaygroundとTurn 10については、HorizonとMotorsportで別々のスタジオに分かれていたForzaが、一つの所帯に戻るということ。その新しいスタジオは、Fableも担当として抱える。

7月の「Resetting XBOX」では、Ninja TheoryとUndead Labsについて「新しい所有者の下へ移る条件で合意した」と書かれていた。片方は着地し、もう片方は落ちた。

公式メモより・日本語訳 残念ながら、Ninja Theoryをめぐる2つの合意は、いずれも成立しなかった。これから従業員と閉鎖案についての協議を始めるが、並行して他の道も探り続ける。Arkaneとの協議は継続中で、年内いっぱい続く見込み。

Undead Labsのほうは移管が完了し、新しいパブリッシャーの下で『State of Decay 3』をGame Pass初日配信に載せると説明されている。『Hellblade』の2作を作ったNinja Theoryは、そこへ届かなかった側。まだ「他の道」という言葉は残っているものの、協議の入り口に置かれた案は閉鎖だ。

Compulsion GamesとDouble Fineが独立スタジオへ戻った件も、同じ流れの中にある。7月に名前が挙がった5つのうち、行き先がはっきりしたのは3つ、宙に浮いたままなのが2つ、という現在地になる。

公式が出した数字は3,200人・1,600人・268人に絞られる

公式に数字として出ているのは3つだけ。7月のメモにあった「FY27を通じて約3,200人の削減」と「その日のうちに約1,600人」、そして今回の268。FY27は2027年6月までなので、残りは来年6月までの間に、ということになる。

7月のメモは、開発スタジオに投じた1ドルあたりで損が出ている状態を「健全ではない」と書き、管理の階層を最大14から5以下へ削ると宣言していた。今回の組み替えは、その宣言を組織図の側で実行に移した回にあたる。看板シリーズを抱える単位を減らし、近い仕事をしているチームをくっつける——やっていることは一貫している。ただ、その一貫性の下で数字が動くたびに、実際には人が職を失っている。

メモの結びは、10月に予定されている全社のタウンホールの案内だった。そこで「社史でも指折りのラインナップ」を一緒に見よう、と書かれている。削減の通知と、その予告が、同じ1通の中に並んでいる。

関連記事

コメント (0)

投稿は匿名で受け付けます (通報対応あり)。

  • 最初のひとことをどうぞ🐈

    感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。