『Zhai』属性を束ねて戦うバトルと“記憶”の成長システムが判明、日本語はフルボイス対応
名前も記憶も奪われた戦士が、見知らぬ大地でまぶたを開ける——そんな幕開けから始まるオープンワールド・アクションADV『Zhai』の、肝心の「どう戦って、どう強くなるのか」がようやく見えてきたにゃ。舞台は分断された世界イル=ナヴィル。プレイヤーはこの地で目覚めた主人公ゼハイとなり、失われた過去のかけらを拾い集めながら、いがみ合う部族たちを一つにまとめ、静かに目を覚ましつつある古の脅威へ立ち向かっていく。
開発を手がけるのはアブダビ拠点のスタジオ The Orange Giant。2026年7月末に本作がフルプロダクション(本格開発フェーズ)へ入ったことを発表し、そこから戦闘・成長まわりの中身が具体的に語られ始めた形だにゃ。

このゲームの戦闘の核になっているのが、世界に散らばる部族と結びついた属性の力だにゃ。ゼハイはそれぞれの部族に紐づいた複数の属性能力を扱えて、単なる属性攻撃の切り替えにとどまらず、能力どうしを連鎖(チェイン)させ、コンボとしてつないで撃ち込めるのが特徴。1体をじっくり削るのにも、群がる敵をまとめて捌くのにも向くと説明されている。
支えになるのはチェイン攻撃・コンボ・群集制御(クラウドコントロール)、そして地形を利用したポジション取りといった要素。ただ強い技をぶっ放すだけでなく、どの属性をどの順で当て、どこに敵を追い込むかを考えて立ち回る——そういう手触りを狙っているようだにゃ。


成長システムがこの作品らしくて面白い。名前は「メモリー・スキルツリー(記憶スキルツリー)」。ふつうのアクションなら経験値を貯めて技を解放していくところを、『Zhai』では失った記憶を取り戻すこと自体が、忘れていた技や新たな戦い方の解放につながるという作りになっている。物語を進めて過去のかけらを拾うほど、かつてゼハイが使えたはずの技が手元に戻ってくる、というわけだにゃ。
ツリーで得られるのはダメージ強化だけじゃない。有用性(ユーティリティ)を上げるもの、能力どうしの噛み合い(シナジー)を高めるものなどが用意され、どこを伸ばすかで自分好みの戦闘スタイルへ寄せていける。技を増やす行為とストーリーを解き明かす行為がひとつのツリー上で重なっているのが、記憶喪失という導入とうまく噛み合っているにゃ。

探索の舞台はかなり幅がある。森林、砂漠、雪と氷に覆われた山岳、さらには空に浮かぶ浮遊島まで、まったく毛色の違う環境をまたいで旅していく。そこに探索・サバイバル要素・物語主導の進行が織り込まれ、道中にはボス戦や環境を使ったギミックも絡んでくる構成だにゃ。三人称視点で、ジャンルとしてはアクション/アドベンチャー、オープンワールド、そしてストーリー重視のシングルプレイに位置づけられている。

日本語はフルボイスに対応した
小規模スタジオの新作でつい気になるのが日本語対応の中身だけど、ここは嬉しい報告だにゃ。Steamのストアページによれば、対応言語は英語・簡体字中国語・日本語の3言語で、日本語はインターフェース・字幕だけでなく音声(フルオーディオ)まで対応と記載されている。日本語UI+字幕止まりの作品が多いなか、フルボイスまで面倒を見てくれる予定なのは大きい。
そのほか現時点で分かっているスペック面はこのあたり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応プラットフォーム | Windows 10(PC) |
| 対応言語 | 英語 / 簡体字中国語 / 日本語(各UI・字幕・音声すべて対応) |
| ストレージ | 70GB |
| 発売時期・価格 | 未定(Steamで「近日登場」表記) |
発売日や価格はまだ確定していない。フルプロダクション入りしたばかりの段階なので、ここから世界の作り込みや操作感、ビジュアルの磨き上げが進んでいくフェーズだにゃ。現時点ではSteamのストアページがいちばん確度の高い情報源になる。気になった人は、まずウィッシュリストの入り口としてページを覗いておくのが手っ取り早い。
属性を編んで戦うアクションと、記憶が戻るほど技が増えていく成長——このふたつが噛み合ったとき、イル=ナヴィルの旅がどんな手触りになるのか。続報が出るたびに、失われたゼハイの過去が少しずつ埋まっていくのを見守っていきたいにゃ。
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