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菌類を洗い流すSF没入シム『Ambrosia Sky』が完結、Steam評価91%――でも日本語は非対応

投稿: 2026/08/09by tobariware3分で読めますAI下書き
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「SFシューター」という呼ばれ方をよく見かけるけど、実際に手に持つのは銃じゃなくて化学スプレーにゃ。土星の外縁を漂う廃コロニーに舞い戻り、そこを覆い尽くした異星の菌類を焼き、感電させ、洗い流していく——一人称の没入シム『Ambrosia Sky』が、最終章「Act Two」の配信で物語を完結させた。撃つゲームだと思って手に取ると、いい意味で裏切られるタイプの一作だ。

開発は北米トロントのスタジオSoft Rains。『Homeworld』シリーズなどで知られるBlackbird Interactiveが共同開発に名を連ねている。主人公は不老不死を追う秘密結社に属する女性科学者ダリア。かつて自分が見捨てたこのコロニーで何が起きたのか、その罪悪感を抱えたまま奥へ潜っていく、というのが物語の骨格になっている。

焼くか、感電か、それとも洗い流すか?

中核にあるのは「掃除」だ。手にした化学スプレーはノズルや属性を切り替えられて、こびりついた菌類を燃やしたり、感電させたり、ただ水のように洗い流したりできる。行く手を塞ぐ菌をどう処理するかがそのままパズルになっていて、乱暴に吹き付けると採取できる「実」まで壊してしまう。丁寧に剥がして素材を回収し、それを電力の要るドアや端末を動かすアップグレードに回す——この循環が気持ちいい。

移動もひと癖ある。重力が不安定なエリアではテザー(命綱)を頼りに漂いながら進み、隠し通路をたぐり寄せる。海外の書き手が「『メトロイドプライム』と『PowerWash Simulator』を混ぜたよう」と評しているのがしっくりくる手触りで、瞑想みたいに無心になれる清掃と、じわじわ迫るSFの悲哀が同居しているのが持ち味だ。

物語は当初3幕構成の予定だったが2幕に整理され、2025年11月10日の「Act One」に続いて、2026年8月6日に最終章「Act Two」が既存プレイヤー向けの無料アップデートとして届いた。これで一本の物語として完結した形になる。ゲームプレイの雰囲気は公式のオーバービュー映像が分かりやすい。

ここが購入前の一番の注意点にゃ。Steamの対応言語を見ると、インターフェースと音声は英語と簡体字中国語、字幕は英語のみ。日本語は音声・字幕・UIのいずれにも対応していない。ストーリーの読み解きが遊びの中心にある作品だけに、英語(または中国語)で物語を追う前提になる点は正直にお伝えしておく。

対応環境はWindows(10以降・64bit)で、Mac版の記載はなし。コントローラーはフルサポートされている。

完結を迎えたいまのユーザー評価は「非常に好評」で、230件あまりのレビューのうち91%が好意的(Steam調べ)。掃除の手応えと、静かに沈んでいくSFの語り口の相性を評価する声が多い。

価格はSteamで通常1,700円のところ、20%オフの1,360円。この割引は8月13日までとなっている。異星の菌類を掃除しながら死と喪失の物語を歩く——という尖った切り口に少しでも引っかかったなら、言語だけ確認したうえで触れてみる価値はあると思うにゃ。

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