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銃は無し、くちばしと爪で殴り合う3v3v3空中対戦『Birds of War』Steam配信開始

投稿: 2026/08/02by 編集部5分で読めます
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空に浮かぶのは9羽の鳥。地上に置かれた巣は3つ。手にしている武器はくちばしと爪だけ。オーストラリア・メルボルンの小さなスタジオ HexNest Games が作った空中対戦『Birds of War』が、Steamで7月22日に配信を開始したにゃ。価格は1,200円、対応はWindowsのみ。

3対3対3、卵を多く抱えたチームが勝つ

対戦形式は3対3対3。3チームがそれぞれ自分の巣を持ち、開始時点で巣には卵が3つ置かれている。やることは単純で、他チームの巣に突っ込んで卵をかっさらい、自分の巣まで運ぶ。同時に、自分たちの巣も守らないといけない。試合終了時に巣の中の卵が一番多いチームが勝ち、という取り合いだ。

戦闘は銃を撃つのではなく近接が中心で、物理挙動で動く。当たればラグドールで吹き飛ぶので、撃墜のたびに手応えが返ってくる作りになっている。

そして本作を一番ややこしくしているのが、全試合で有効になっている近接ボイスチャット。ストアページは自らこれを「2009年のXbox Liveロビーへようこそ」と説明していて、敵の姿を見る前に声が聞こえるし、逆にこちらの取り乱した悲鳴も敵に筒抜けになる。味方に敵の位置を伝えるのに使ってもいいし、全員を煽り倒すのに使ってもいい。「ロビーで一番危険な鳥は、一番うるさい鳥だ」というのが公式の言い分にゃ。

鳥は役割ごとに分かれている。透明化して敵陣に忍び込むステルス役のカラスは、卵に触れた瞬間に透明化が解けるので逃走ルートの組み立てが全て。ゲーム最速のハチドリは突っ込みながらくちばしで刺し続け、止まったら死ぬタイプ。ハシビロコウは頭突きで相手を吹き飛ばす筋肉担当で、ハトは壁越しに敵をマークするUAV能力を持つサポート——と、飛び方も間合いも見事に噛み合っていない。ストアページの解説はこの4羽を挙げているけれど、発売直前の告知では7羽と案内されており、配信後のパッチノートにはワシ・フクロウ・カモメの調整も並んでいる。今後さらに追加していく方針だ。

課金はコスメティックのみで、ショップの商品で鳥が強くなったり速くなったりはしない。本物の靴を頭に乗せたハシビロコウに部隊を全滅させられても、それは純粋に腕の差ということにゃ。

対応言語は31。日本語も入っていて、ストアページや説明文はきっちり訳されている。ただし日本語で対応しているのはインターフェイスのみで、字幕とフル音声の欄にはチェックが付いていない。フル音声が用意されているのは英語だけなので、そこは把握しておきたいところ。もっとも、実際の試合で一番飛び交うのは各国語の生の悲鳴だろうから、あまり関係ないかもしれない。

要求スペックは軽めで、推奨がGTX 1050 Ti/RX 570に16GB RAM、容量は5GB。オンラインPvP専用なので常時接続が前提になる。

ミームから始まり、8か月で10万ウィッシュリスト

出発点は2025年末に流れていた、実在しないマルチプレイ鳥ゲームのミームだった。HexNest Games はそれを本当に作ることに決め、Unreal Engine 5 で開発を進めてきた。スタジオの規模は3人。2026年2月に最初の公開プレイテストを行い、6月のSteam Next Festでは無料体験版を1週間公開、発売の1週間前にウィッシュリスト10万本を突破したことを自ら報告している。発売告知でも「僕らは3人しかいない」と書いていて、規模の小ささをむしろ前に出すスタジオだ。

配信後の動きも速い。7月24日・25日・27日と立て続けにパッチが入り、7月31日の1.7.12ではワシの体力を200から175へ下げ、タロンダイブの叩きつけダメージを50から70へ引き上げたうえで、地面だけでなく建物の側面や崖にも敵を叩きつけられるようにしている。マッチメイキングの待ち時間短縮やバックフィルの不具合修正も並び、初動のバランス調整はかなり細かい。

Steamのユーザーレビューは8月1日時点で221件中88%が好評、ステータスは「非常に好評」。今後の鳥・モード・マップはDiscordコミュニティと一緒に決めていくとしていて、この鳥たちがどこまで増えるのかはまだ天井が見えないにゃ。

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