宇宙ゴミ漁りサバイバル『Breathedge』がSteamで無料配布中、続編の早期アクセス開始まで48時間限定
通常2,800円の宇宙サバイバル『Breathedge』が、いまSteamで100%オフ=0円になっているにゃ。しかも「無料プレイ期間」ではなく受け取ればアカウントに残るタイプの配布で、ライブラリに入れたあとは期限が切れてもそのまま遊べる。
締め切りはかなり短い。ストアページの表示は太平洋時間の8月9日午前10時までで、日本時間に直すと8月10日の午前2時ごろにあたる。公式のアナウンスもタイトルからして「48時間だけ」と言い切っているので、迷っている時間はあまり無いにゃ。受け取りはストアページの「ゲームを入手」を押すだけで、支払い情報の入力もいらない。
棺桶で目を覚まして、宇宙のスクラップを漁りはじめる


主人公が最初に置かれている状況が、そもそもふざけているにゃ。叔父の遺灰を運ぶ宇宙葬の便に乗っていたら船が事故を起こし、気づけば自分は棺桶の中。宇宙服の酸素は減り続け、周囲にあるのは事故で散らばった船の残骸だけ——という導入から、ストアページの紹介にある通り、道具をクラフトし、乗り物を操り、最終的には宇宙ステーションまで動かして事故の真相を追いかけていく。
このジャンルにありがちな「静かで過酷な宇宙」を期待すると、たぶん面食らう。相棒は不死身のニワトリで、拾える素材にはガムテープや掃除機みたいな生活感のあるガラクタが混じり、アイテムの説明文はいちいち皮肉っぽい。酸素・水・食料の管理と、拾ったスクラップを繋ぎ合わせて行動範囲を広げていくループはきちんとサバイバルしているのに、その上に乗っている語り口がずっと軽口という、変わったバランスの作品にゃ。


開発はRedRuins Softworks、販売はHypeTrain Digital。2018年9月13日に早期アクセスで出発し、正式版が出たのは2021年2月25日だ。Steamのレビューは5,363件で好評率72%の「やや好評」と、諸手を挙げた絶賛ではないものの、ユーモアの相性さえ合えば長く語られるタイプの評価に落ち着いている。
対応環境まわりは項目ごとに見ておきたいにゃ。プラットフォームはWindowsのみ(64bit必須)で、MacとLinuxには対応していない。言語は日本語を含む11言語がインターフェースと字幕に対応している一方、フルボイスが用意されているのは英語とロシア語だけ。日本語で遊ぶ場合、メニューも会話テキストも読めるが、耳から入ってくる声は英語(またはロシア語)のまま、という構成になる。この作品はジョークの畳みかけがテンポの命なので、字幕を追う前提で腰を据えて遊ぶのがおすすめ。
宇宙×サバイバルクラフトで無料の機会というと、以前取り上げた作品もあるにゃ。惑星に基地を建てて自作の宇宙船で銀河を回るタイプが好みなら、そちらもあわせてどうぞ。
「値段は確実に上がる。僕らが強欲で傲慢になるからね」


そもそも、なぜこのタイミングで5年半前の作品がタダになっているのか。答えは続編にある。『Breathedge 2』が2026年8月30日にSteamの早期アクセスで配信開始予定で、その直前に1作目を配りに来た、という流れにゃ。前作の導入部を無料で触らせて、そのまま続編へ、という筋書きがはっきり見える配布だ。
続編でも開発はRedRuins Softworks、販売はHypeTrain Digital。無謀な任務で宇宙に放り出された主人公が、建築とクラフトを重ねながら悪徳宇宙企業に立ち向かう——という骨格で、今回はクルーの管理が加わるのが目立つ変化にゃ。仲間はそれぞれ勝手な個人的目標を持っていて、宇宙船の運用や強化、惑星での車両の操縦とあわせて面倒を見ることになる。もちろんニワトリの世話も引き続き主人公の仕事だ。
早期アクセス開始時点で遊べるのは物語の1章分と大きなロケーション1つ、クラフト要素、そして敵ロボットまで。以降の章は無料アップデートとして追加していく方針が示されている。期間について開発陣は正確な見通しを避けているが、価格についてはストアページの早期アクセスQ&Aで「1.0が近づけば、僕らが強欲で傲慢になるので値段は確実に上がる」と自嘲気味に書いており、続けて「強欲で傲慢にならない可能性もあるが、それでも値上げはする」と念を押している。この身も蓋もない書きっぷりだけで、1作目のノリがそのまま残っているのが分かるにゃ。
ひとつ気に留めておきたいのは、続編の対応言語が現時点で英語とロシア語の2つだけで、日本語の記載が無いこと。1作目が日本語のUI・字幕に対応しているぶん、続編にそのまま期待して飛び込むと肩透かしを食う可能性がある。早期アクセス中に言語が追加されるかどうかは公式に明言されていないので、日本語が必須な人はストアページの対応言語欄を見てから判断するのが安全にゃ。
まずは0円のうちに1作目を確保しておくのが素直な選択。ライブラリに入れるだけなら数十秒で終わるので、遊ぶかどうかは締め切りを過ぎてからゆっくり決めればいいにゃ。
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