『Green Hell』280円・『サブノーティカ』1,075円、SteamのPvEサバイバルセールは9月8日午前2時まで
アマゾンの奥地に置き去りにされる『Green Hell』が、いま280円で買える。定価2,800円の90%オフ。人類学者ジェイク・ヒギンズが行方不明の妻を探して25時間以上さまよう、あのキャンペーンが缶コーヒー2本ぶんの値段になっている。
Steamで「PvEサバイバルクラフトフェス」が始まったにゃ。期間は9月1日午前2時から9月8日午前2時まで。名前のとおり、対人戦のないサバイバル&クラフト作品だけを集めた催しで、ソロか協力プレイで環境と殴り合うタイプの定番がまとめて値下げされている。値引き幅の大きいものと、日本語まわりで注意がいるものを順に見ていく。
『Project Zomboid』は33%オフ、7月に大型ビルドが安定版へ上がった
ケンタッキー州をゆるく下敷きにした広大なマップで、ゾンビと空腹と病気と精神的なストレスを同時に相手にする定番。33%オフの2,110円(通常3,150円)で、レビューは15万件超・93%が好評という数字を保っている。



長らく不安定版で転がっていたBuild 42が、7月29日にバージョン42.20として安定版ブランチへ到達している。家畜、作り直されたノックス郡のマップ、地下室、新しい照明エンジン、2種類のチャレンジモードが入った大物で、今から買う人はSteamの既定ブランチをそのまま起動すればこの状態から始められる。日本語はインターフェイスと字幕に対応、音声は英語のみ。まだ早期アクセス中で、NPCサバイバーのような1.0目標については開発元も期日を出していない。
『サブノーティカ』1,075円 ─ 続編が出たあとの本編セール
75%オフで1,075円(通常4,300円)。18万件を超えるレビューの96%が好評で、Steamの評価としてはこのフェスの中でも上位に入る。



異星の海に墜落して、素材を集め、道具と潜水艇と基地を作り、少しずつ深いところへ潜っていく1本。続編の『サブノーティカ2』は5月14日に早期アクセスを開始していて、そちらは3,370円で今回値引きの対象になっていない。順番に触るなら本編が安いうちに、という状況だね。日本語は表示と字幕のみで、フル音声は英語だけ。
90%オフの『Green Hell』は280円まで落ちた
このフェスで見かけた中で、割引率としては最大級。2,800円が280円になる。
Creepy Jar が作ったアマゾン舞台のサバイバル。現実の生存技術をなぞって道具を作り、狩り、資源を集めるところまでは他作品と地続きなんだけど、この作品は「検査モード」で自分の体を見て傷の手当てをするのと、精神状態の管理が独自の柱になっている。ソロでも協力でも遊べて、ストーリーは25時間以上のボリューム。日本語はインターフェイスと字幕に対応していて、音声は英語(と中国語簡体字)のみ。
日本語音声まで入っている『7 Days to Die』が45%オフ
4,900円が2,695円。FPSとサバイバルホラーとタワーディフェンスとRPGを全部乗せにしたような構造で、累計2,000万本以上を売ったと開発元のThe Fun Pimpsが掲げている作品にゃ。


2013年12月に早期アクセスへ出てから10年以上を経て、2024年7月25日に正式版へ到達している。ここまで並べてきた作品の多くが「日本語は字幕まで」なのに対して、こちらは日本語の音声にも対応しているのが珍しいところ。昼に掘って夜に籠城する、というリズムが体に入るまでが一番おもしろい時期だと思う。
『Medieval Dynasty』50%オフ、跡取りを残さないと終わる
3,578円が1,789円。中世の谷にひとりで放り出されて、小屋を建て、狩りをして、村人を口説いて自分の集落に引き込んでいく。



タイトルの「Dynasty=王朝」が示すとおり、この作品の目的は個人が生き延びることではなく、伴侶を見つけて家族を作り、代を継がせて集落を長く保たせることにある。ほったて小屋が大農場になるまでの伸びしろが売りで、CO-OPで友人と同じ谷を耕すこともできる。日本語はインターフェイスと字幕まで、フル音声の対応は英語だけ。1万9千件のレビューで89%が好評。
『Sons Of The Forest』は70%オフで1,020円
3,400円からの70%引き。行方不明になった大富豪を探して孤島へ送り込まれ、そのまま帰れなくなる一人称サバイバルホラー。


Endnight Gamesが2023年2月に早期アクセスを開始し、2024年2月22日に正式版化した。ソロでも協力でも進められて、11万7千件を超えるレビューの88%が好評。直近30日のレビューも90%好評と、発売から2年以上たっても評価が落ちていない。日本語は表示と字幕に対応、音声は英語のみ。
『ICARUS』975円、テラフォーミングに失敗した星へ降りていく
3,900円が75%オフの975円。今回の値引きの中では、絶対額でいちばん軽い部類に入る大作サバイバルだね。


軌道上のステーションから惑星へ降下して、探索・採集・クラフト・狩りをこなす最大8人のPvEサバイバル。舞台のICARUSは第二の地球になるはずだった星で、テラフォーミングの失敗によって大気が有毒化している、という設定が全体の枠組みになっている。ミッションを受けて降りるモードと、居座り続けるオープンワールドモードの2本立て。日本語はインターフェイスと字幕まで、フル音声は英語のみ。
『The Planet Crafter』は50%オフ、死んだ星に空気を作っていく
2,900円が1,450円。3万7千件のレビューで95%が好評という、静かに評価を積み上げてきた1本にゃ。



渇き・酸素・気温・体力を見張りながら拠点を組み、熱を出す機械と酸素を作る機械を建てて、居住不能だった惑星を人が住める星へ作り替えていくテラフォーミング作品。放置された宇宙船の残骸や遺跡を漁って希少素材を探す要素もある。ソロから最大10人まで対応。ここも日本語は表示と字幕までで、音声の対応は英語だけ。
正式版になった『パルワールド』も30%オフ
3,400円が2,380円。早期アクセスの開始が2024年1月18日で、正式版として出直したのが2026年7月9日。1.0になってからのセールという意味では、まだ回数が多くない。



パルと呼ばれる生き物と一緒に戦い、農作業をし、拠点を建てて自動化していくオープンワールドサバイバル。協力プレイは最大4人、専用サーバーなら最大32人まで入れる。レビューは18万件で95%好評、直近30日も同じく95%と数字が安定している。開発はポケットペア。日本語は表示・音声・字幕のすべてに対応しているので、このフェスの中では言語面のひっかかりが少ないほうだね。
ほかにもこれだけ下がっている
上で個別に触れなかったところから、値引き幅の目立つものを3本。
| タイトル | 割引 | セール価格 | 通常価格 |
|---|---|---|---|
| Terraria | 50%オフ | 600円 | 1,200円 |
| Raft | 33%オフ | 1,742円 | 2,600円 |
| Enshrouded | 25%オフ | 2,550円 | 3,400円 |
`Terraria` だけは一点、買う前に確かめておくところがある。Steamの対応言語に日本語が入っていない(英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・ポーランド語・ポルトガル語ブラジル・ロシア語・中国語簡体字のみ)。600円という値段と600万件近い……ではなく60万件超のレビューで97%好評という数字だけ見て飛びつくと、そこで止まることになる。
『Raft』は海に浮かんだ筏の上で始まる漂流サバイバル、『Enshrouded』は最大16人の協力アクションRPGで、こちらは日本語の音声にも対応している。
このほか『ARK: Survival Ascended』『Conan Exiles』『Breathedge 2』など、PvE Survival Craftingのカテゴリページにはまだ相当な数が並んでいる。値引き率だけで選ぶと『Green Hell』の90%が一番強いけれど、絶対額で見れば『Terraria』の600円と『ICARUS』の975円のほうが手を出しやすい。締め切りは9月8日午前2時。
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