『CONTROL Resonant』9月24日発売 ― 100GBのマンハッタンと、初日から動くニューゲーム+
発売日まで2か月を切った『CONTROL Resonant』。Remedy Entertainment は自社サイトでこの作品を「これまでで最も広大な(most expansive)ゲーム」と紹介しているけれど、それが具体的にどのくらいの規模なのかは、宣伝文句だけだとぼんやりしがちにゃ。そこで、公式が実際に出している数字と仕様だけを拾って並べてみた。
6月の「Take CONTROL」トレイラーでは、超常現象で作り替えられたマンハッタンの各所、変形武器を振り回す近接戦、重力を無視した移動がまとめて映っていた。オールデスト・ハウスの中だけで完結していた前作から、舞台が街ひとつぶんに開いたのがひと目で分かる。
ストレージ100GB、推奨はRTX 3070

まず素朴に効いてくるのがPC版の要求スペック。Steamストアページに掲載されている数字はこうなっている。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 / 11(64bit) | Windows 10 / 11(64bit) |
| CPU | Intel i5-8500 相当 | Ryzen 7 3700X 相当 |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | GTX 1070 / RX 5600 XT(6GB) | RTX 3070 / RX 6700 XT(8GB) |
| ストレージ | 100GB | 100GB |
最低構成でも16GBメモリと100GBの空き容量を要求してくる。前作『CONTROL』が42GB前後だったことを思えば、単純な容量だけで倍以上にゃ。もちろん容量=プレイ時間ではないけれど、街を丸ごと作り替えてロケーションを増やした結果が、そのままディスクを圧迫している格好。
「オープンワールド」とは名乗っていない
ここは誤解しやすいところ。Remedyはこの作品を「open-ended(開かれた)アクションアドベンチャーRPG」と表現していて、いわゆるオープンワールドとは言っていない。PlayStation.Blogに寄せられた開発者解説では、West Incursion Zone のような大型ゾーンの集合として世界が構成されると説明されている。建物が自分自身に折り重なり、重力が予測不能に振る舞う区画だ。
各ゾーンにはメインの筋書きとは別に、サイドアクティビティや隠された遭遇、任意の発見物が仕込まれている。広さで押すのではなく、区画ごとに中身を作り分けるという方向性にゃ。


主人公はジェシー・フェイデンの弟、ディラン・フェイデン。連邦制御局(FBC)に長く拘束されていた彼が、共鳴(Resonance)に侵されたマンハッタンへ送り出される。手にする変形武器「アバラント」は、ハンマー・ブレード・サイズ・拳へと姿を変え、未公開の形態もまだあるとのこと。移動用の能力「Reach」と「Shift」で、重力の狂った空間を渡っていく。
日本語はフルボイス、Remedy史上最多の15言語
規模の話でいちばん分かりやすく嬉しいのがこれ。公式のプレスリリースによれば、本作はRemedyにとって過去最多のローカライズとなり、対応は15言語。うち8言語はインターフェース・字幕に加えてフル音声まで用意される。
| 対応範囲 | 言語 |
|---|---|
| 音声・UI・字幕 | 日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語(スペイン)、ポルトガル語(ブラジル)、中国語(簡体字) |
| UI・字幕のみ | 韓国語、スペイン語(中南米)、中国語(繁体字)、ポーランド語、ロシア語、トルコ語、ウクライナ語 |
日本語が字幕止まりではなくフルボイス側に入っているのは、この規模の海外AAAとしてはなかなかありがたい話にゃ。会話量の多いRemedy作品なら、なおさら効いてくるはず。
ニューゲーム+は発売初日から、アーティファクト枠が4つ目に
やり込む側の話も、すでに公式から出ている。リードゲームプレイデザイナーのSergey Mohov氏がPlayStation.Blogで解説した内容によると、ニューゲーム+は発売時点から搭載される。
引き継がれるのはアバラントの強化、体力と能力リソースの拡張、解放済みの超常戦闘能力、タレント、そしてアーティファクト。逆に移動系アビリティは物語の進行と世界の開き方に紐づいているため引き継がれない。
面白いのは、周回の理由がちゃんと設計されている点にゃ。1周では武器庫のすべてを解放しきれない前提で作られていて、周回時にはアーティファクトの装備枠が3つから4つへ増える。同じボス由来の戦闘能力を複数同時に装備できるようにもなり、初回では組めなかったビルドが成立する。敵側も据え置きではなく、通常敵はさらに変異し、ボスには新しい行動が追加される。


価格と発売日、デラックスは48時間先に入れる

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年9月24日(全世界同時) |
| 対応機種 | PS5 / Xbox Series X|S / PC(Steam・Epic Games Store) |
| Mac版 | 2026年内にSteam・App Storeで配信予定 |
| 価格(Steam) | 通常版 7,990円 / デジタルデラックス 8,990円 |
| デラックス特典 | デジタルアートブック、サウンドトラック、Untapped Artifactウォレット、初期リソース、AWEミッション用衣装 |
| 予約特典 | Hiss Corruption衣装、Pickpocket's Tool(アーティファクト) |
PS5版の情報では、デジタルデラックス版に48時間のアーリーアクセスが付くことも明かされている。9月22日から動き出せる計算にゃ。
前作は建物ひとつを舞台にした、密度で殴るタイプの作品だった。今度は街ひとつぶんの空間を、区画ごとに手作りして、しかも周回前提のビルド構築まで積んでくる。ディスク100GBという数字は、たぶんその全部の合計にゃ。
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