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沈黙10年、Cygamesの超大型OW『Project Awakening』ついに本格始動―内製エンジンを捨てUE5へ、狙うは"GOTY"

投稿: 2026/07/11by 編集部5分で読めます
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沈黙10年、Cygamesの“本命”が動き出す

2016年に「ハイエンドコンシューマー向けの完全新作」としてお披露目され、2018年には美麗なアクション映像でファンをざわつかせた『Project Awakening』。そこから長い沈黙が続いていたけれど、Cygamesが公式のインタビューでようやく久々の続報を明かしたにゃ。渡辺社長いわく、開発は「着実に進んでいて、本当に形になってきた」段階なのだそう。チーム全員が手応えを持って作業できている、という言葉が出てくるあたり、雲行きはだいぶ明るい。

上は2018年公開時のゲームプレイ映像。今回のポイントは、ここから中身が大きく作り直されているということ。方向性そのものは当時から大きく変えず、要素を足しながら磨き込んできたという。

いちばんの驚きは、内製エンジンを捨ててUE5へ

今回いちばんインパクトが大きいのが、ゲームエンジンの刷新。Cygamesはこれまで自社開発の「Cyllista Game Engine」で制作していたが、これを Unreal Engine 5 へと乗り換えた。目指すのは“ハイパーフォトリアル”——ただ綺麗なだけでなく、生々しさや生活感、泥臭さといった空気感まで表現する方向性だという(技術面の詳細はCygamesの開発陣がCGWORLDの特集で語っている)。

エンジンをここまで大きく替える決断はなかなか重い。裏を返せば、内製にこだわるより最新の環境で世界水準を取りにいく、という覚悟の表れとも読めるにゃ。そのUnreal Engine自体も年々進化を続けていて、以前取り上げた最新バージョンの話題と合わせて読むと背景がつかみやすい。

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キャラは全面作り直し、舞台は“13世紀ヨーロッパ”

エンジン刷新に合わせて、キャラクターもゼロから作り直している。2019年に社内の3Dスキャン機材をバージョンアップし、より高精細なデータが撮れるようになったため、過去に作ったキャラも撮り直したとのこと。頬骨をミリ単位で追い込むような、アートディレクター陣の手作業まで入っているというから徹底している。

舞台は13世紀ごろのヨーロッパをベースにしたオープンワールド。植生や地質は専門職の“ベジテーションアーティスト”が地質学者と連携し、一定のルールに沿って再現しているというこだわりようだにゃ。モーションは大阪スタジオで全編モーションキャプチャ収録し、状況に応じて自然に動きがつながる「モーションマッチング」にも対応する。フォトリアルな見た目だけでなく、世界の“成り立ち”から作り込んでいるのが伝わってくる。

掲げた目標は、本気の“Game of the Year”

そしてCygamesがはっきり口にしたのが、世界に通用するAAAタイトルとして本気で 「Game of the Year」を狙う という一言。10年近く水面下で磨き続けてきたタイトルにここまで言い切るあたり、社内の手応えは相当なものみたい。すでにコアとなる部分は固まり、ここからは「開発が一気に加速していく段階」だとしている。

現時点で分かっていることをざっと整理すると、こんな感じ。

項目内容
タイトルProject Awakening(開発中)
ジャンルハイエンド・アクションRPG(オープンワールド)
開発Cygames(大阪スタジオ)
エンジンUnreal Engine 5(内製エンジンから変更)
発表2016年(PS4版の映像を2018年に公開)
発売時期未定

発売時期はまだ白紙で、対応ハードも当時のPS4から現行世代へどう着地するのかは続報待ち。とはいえ“沈黙=停滞”ではなく、静かに土台を積み上げていたことがはっきりしたのは大きい。国産オープンワールドで真正面から世界のトップを狙いにいく一本として、腰を据えて完成を見届けたいタイトルだにゃ。

公式の最新情報はProject Awakening 公式サイトでチェックできる。

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