終末世界の縦型農場『Doloc Town』が1.0で完結 ― 日本語追加と新エリア「旧市街跡」、20%オフの1,600円
酸性雨が降り、日差しが作物を焼く廃墟の町。そこに足場を1枚ずつ継ぎ足して、畑を横ではなく上へ伸ばしていく——そんな横スクロールの農場シミュレーション『Doloc Town』が、8月6日に正式版1.0へ到達したにゃ。
開発は RedSaw Games Studio、販売は Logoi Games と Pathea Games。2025年5月に早期アクセスが始まってから1年3か月、Steamのレビューは全期間で「圧倒的に好評」95%(1,983件)まで積み上がっている。そして今回のバージョンで、ようやく日本語が入った。
1.0の目玉は3つ。新エリア「旧市街跡(Old City Ruins)」の追加、農場の自動化、そしてメインストーリーの完結にゃ。
旧市街跡は既存エリアに続く3つ目の大型ゾーンで、かつて栄えていた街の名残として工業区・住宅区・商業区・中央公園といった区画に分かれている。新しい資源と新しい敵、そして新たに出会う相手が待ち構えていて、早期アクセスをやり込んだ廃品回収者向けの遊び場という位置づけだ(Steam ストアページ)。
早期アクセス中は「話の途中で止まる」のが避けられなかったけれど、1.0でメインストーリーは最後まで通しで遊べるようになった。序盤はスクラップを拾って糊口をしのぐ生活から始まり、やがて自分の農場を持つ側へ回っていく——ストアページが掲げる「廃品回収者から、のんびり農業王へ」という筋書きが、ここでちゃんと着地するというわけにゃ。
早期アクセスをきっちり走り切って1.0にたどり着いた作品といえば、以前取り上げたこちらも同じ道のりだった。
もうひとつの追加要素が農業の自動化にゃ。1.0では多種多様なドローンが実装され、屋内・屋外どちらの作業も任せられる。しかも屋内と屋外を行き来する移動そのものも自動化の対象で、作物だけでなく家畜の世話まで面倒を見てくれる。
農場シムは規模が大きくなるほど「毎朝の水やりだけで実時間が溶ける」問題を抱えがちだけど、ここを機械に投げられるようになると、プレイヤーは探索や建築といった“やりたいこと”に時間を回せるようになる。終盤の農場をどこまで肥大化させても手が回るように、という設計思想が見えるアップデートにゃ。


日本語は今回から。対応言語は9つに増えた
これまで対応していたのは英語・簡体字中国語・繁体字中国語の3言語だけだった。1.0では日本語・韓国語・ロシア語・フランス語・ドイツ語・ポルトガル語(ブラジル)の6言語が加わり、合計9言語対応になっている。
なお、Steamの対応言語表を見ると、9言語すべてがインターフェース・全音声・字幕の3項目すべてにチェックが入った状態で掲載されている(注釈は付いていない)。ここは実際にプレイして確かめたい部分ではあるものの、少なくとも表記上は日本語が特別扱いされていない、ということにゃ。
対応プラットフォームはWindowsのみで、MacとLinuxは非対応。最低動作環境はWindows 10 / Intel Core i3-6100 / メモリ8GB / ストレージ2GBと、ドット絵作品らしく軽い。
価格は通常2,000円のところ、正式リリース記念で20%オフの1,600円。この割引は8月19日までにゃ。1年以上かけて積み上がった「圧倒的に好評」がそのまま完成形になったタイミングで、しかも日本語が読める状態で入れるのだから、廃墟でのんびり畑を耕したい人には悪くない入り口だと思う。
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