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労働はロボットの仕事、人間の仕事は“テレビを観ること”。風刺ディストピア生活シム『Dystopicon』7月27日Steam配信

投稿: 2026/07/07更新: 2026/07/07by 編集部5分で読めます
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働くのはロボット、人間はソファに座ってひたすらテレビを観る——そんな皮肉たっぷりの世界が、いよいよ遊べるようになるにゃ。スペインのインディー開発者Palitroqueが手がける風刺ディストピア生活シム『Dystopicon』が、2026年7月27日にSteamで配信される。

あなたの職業は「テレビ視聴」

舞台は、労働をロボットが担うようになったレトロフューチャー風の管理社会。プレイヤーはお上から小さな住居をあてがわれた“クラス2市民”で、政府から命じられる仕事はたったひとつ——テレビを観ることにゃ。

観たチャンネルに応じて給料が支払われ、そのお金で生活を快適にするためのサービスを買う。ここまで聞くと楽そうだけれど、暮らしを回すには水道や食事、娯楽といった各種サービスを絶えずやりくりする必要があり、限られた時間とお金を配分するタイムマネジメントが本体になっている。ダラダラ観ているだけでは、じわじわ生活が立ち行かなくなるという仕掛けにゃ。

従順な市民か、反逆者か

この作品の芯にあるのは「選択」にゃ。与えられた役割を大人しくこなす“良き市民”として生きるのか、それとも体制に疑問を持ち、身の回りを調べて反逆の道を選ぶのか。公式によれば、好奇心には代償が伴うという一文がすべてを物語っている。首を突っ込みすぎれば、当然リスクもついてくるわけにゃ。

その結果として用意されているのが、14種類ものエンディング。5つのシナリオ+隠しの1つを通して、遊び方次第で結末は大きく枝分かれしていく。従順に生き延びるも、抗って散るも自分次第という構造で、周回して別の結末を見に行きたくなるタイプの作品にゃ。

元ネタは名作ディストピア文学

開発側は、影響を受けた作品として『1984年』『すばらしい新世界』、フィリップ・K・ディックの『ユービック』、そしてゲーム『Papers, Please』の名を挙げている。政府による統制、資本主義、メディアによる情報操作——こうした重たいテーマを、あくまでブラックユーモアと風刺でくるんで見せてくるのが持ち味にゃ。

以前紹介した共産主義国家のデスク調査シム『What Awaits, Aleksey?』のような、“管理社会で机の上から真実に近づく”手触りが好きな人には、この空気感はかなり刺さると思うにゃ。

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配信前の雰囲気は、公式のリリースデートトレーラーで確かめられる。ちなみに検閲を扱うゲームなのに、トレーラー自体が一部“検閲”されて公開されたという、笑うに笑えないエピソード付きにゃ。

価格と対応言語

項目内容
配信日2026年7月27日
プラットフォームPC(Steam)
価格7.99 USD(配信後2週間は15%オフ)
開発・販売Palitroque
日本語対応
エンディング全14種(5シナリオ+隠し1)

うれしいのは、日本語を含む14言語に対応していること。テキスト量の多い風刺シムはローカライズの有無で遊びやすさが段違いなので、これは大きいにゃ。無料の体験版もSteamで配信されているので、肌に合うか気になる人はまず触ってみるのが手堅い。

“働かなくていい未来”と聞くと理想郷のようだけれど、実際に突きつけられるのは、自由と引き換えに差し出したものの重さにゃ。テレビの前でぼんやり給料を受け取り続けるか、それともリモコンを置いて立ち上がるか——7月27日、その選択はあなたの手に委ねられる。

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