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終末の廃墟で“知らない文字”を紡ぐ短編ADV『ECHOES』、Steamで無料配信へ―壊れかけのアンドロイド少女と過ごす5日間

投稿: 2026/07/07by 編集部6分で読めます
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言葉が通じない相手と、それでも心を通わせようとする――そんな静かな物語が新たにお披露目されたにゃ。個人開発者のびご氏が手がける短編アドベンチャー『ECHOES』が、Steamでストアページを公開。しかも無料配信を予定しているという、うれしい一報が届いた。

舞台は、機械との戦争が終わったあとの終末世界。戦火を逃れた青年が、森に囲まれた見知らぬ廃墟で目を覚ますところから物語は始まる。そこで出会うのが、壊れかけのアンドロイドの少女。彼女はもう、人間の言葉を理解できなくなっている。

「知らない文字」を並べ替えて、少女の声を辿る

本作の核になっているのが、タイトルにもある“ECHOES=反響”のような、少女の壊れた言葉を読み解いていく体験だ。少女が発するのは、プレイヤーにも意味のわからない不思議な文字の羅列。その順番を入れ替えて解読していく、シンプルなパズルが用意されている。

一文字ずつが手がかりになり、少しずつ彼女の言いたいことがわかっていく。派手なアクションや複雑な操作があるわけではなく、あくまで「意思疎通そのもの」がゲーム体験の中心に据えられているのが、この作品らしいところにゃ。

言葉が壊れているぶん、表情や声、仕草といった“言葉以外のもの”に自然と目が向く。廃墟の静けさのなかで、たどたどしくやりとりを重ねていく――その過程そのものが物語になっている構成だ。

5日間、そして3つのエンディング

物語は、この少女と過ごす5日間を描く短編として構成されている。プレイ時間は30分〜1時間程度とコンパクトで、隙間時間にじっくり浸れる長さにゃ。

エンディングは3種類が用意されており、少女とのやりとりの積み重ね次第で辿り着く結末が変わる。短いながらも一度きりで終わらせず、何度か遊んで別の結末を見届けたくなる作りになっているようだ。

項目内容
タイトルECHOES
ジャンル終末世界 言語解読アドベンチャー
開発びご
対応機種PC(Steam)
価格無料
プレイ時間約30分〜1時間
エンディング3種類
配信時期2026年予定

作品情報の出典:Steam ストアページ

個人開発者・びご氏の“初めてのストーリー作品”

『ECHOES』は、ドット絵・音楽・シナリオまでを開発者のびご氏が手がけた個人制作作品。落ち着いた色数で描かれる終末の風景と、静かな音楽が全体のトーンを作っている。

びご氏はこれまでブラウザ向けのパズルゲームやカジュアルゲームを公開してきた作り手で、本作は「初めて物語を主役に据えた作品」にあたるという。そのうえで、より多くの人に触れてもらいたいとの思いから無料配信を選んだと伝えられている。

Steamのストアページでは、実際の雰囲気が伝わるトレーラーもあわせて公開中。気になった人はウィッシュリストに入れておくと、配信開始を逃さずに済むにゃ。

言葉が通じないからこそ生まれる距離感と、それでも少しずつ近づいていく手触り。静かな終末ものや、短くても余韻の残るADVが好きな人にはすっと刺さりそうな一作だ。無料で、しかも1時間ほどで結末まで見届けられる手軽さもうれしいところ。終末の廃墟で交わす“言葉にならない会話”が、どんな5日間になるのか――配信を楽しみに待ちたいにゃ。

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