『Enshrouded〜霧の王国〜』10月15日に正式版へ ― PS5/PS5 Proにも同日上陸、Xbox版は2027年春
霧に沈んだ王国を掘って、建てて、燃やして進むあのゲームに、ようやく終着点の日付が付いたにゃ。Keen Gamesの『Enshrouded〜霧の王国〜』が、10月15日にバージョン1.0へ到達する。同じ日にPlayStation 5とPlayStation 5 Proでも配信が始まり、これがシリーズ初の家庭用機版になる。

「余計な前置きは無し、まずは映像を見てくれ」
6月25日に出た公式のお知らせは、驚くほど短い。「Flamebornのみんな、今日は我々にとって大きな日だ」と切り出したあと、Keen Gamesは前置きを削って映像を1本置き、「映像を見られない人のために言うと、Enshroudedは10月15日にSteamの早期アクセスを卒業する」とだけ書いた。中身の話は「改善、最適化、遊びやすさの調整、それに新しいもの全部については、この夏のうちにまた知らせる」と後回しにされている。
その“夏の続報”は、8月2日時点でまだ来ていない。公式サイトのニュース欄で最新なのは6月29日のHotfix #42で、1.0に何がどれだけ載るのかは映像で示された分しか出ていない状態にゃ。日付だけ先に打って、中身は改めて——という段取りらしい。

早期アクセスの開始は2024年1月24日。10月15日まで走り切ると、2年9か月弱の長丁場だったことになる。その最後を締めたのが4月21日のUpdate 8「Forging the Path」で、自分のエンバーベイル世界を他プレイヤーに公開して遊んでもらえるAdventure Sharing、戦闘とスキルツリーの作り直し、ルーンによる防具・盾・指輪・ツルハシなどの強化、素材を近くの箱へ一括で放り込むクイックスタック台といった、土台側の手術が中心だった。新しい地方を足すより、遊びの芯を整え直してから正式版に持っていく——という順番だったわけにゃ。
値札は3,400円、日本語は「インターフェイス」の欄だけにチェックが入っている
Steamのストアページを見ると、価格は3,400円。対応OSはWindows 10の64bit版のみで、macOSとLinuxは対象外にゃ。レビューは4万8000件を超えて86%が好評(「非常に好評」)、直近30日は978件で77%と、長期運営らしい落ち着き方をしている。
言語まわりは注意して見てほしいところ。対応言語は日本語を含む15言語だけれど、ストアの言語表でチェックが入っているのは「インターフェイス」の列だけで、「フル音声」と「字幕」の列は日本語も英語も空欄のまま。日本語で表示は読めるが、音声の日本語対応を期待して買うものではない、という並びにゃ。


PS5版は通常機とPS5 Proの両方が10月15日に揃う。一方でXbox Series X|Sだけは足並みが揃わず、2027年春という別枠になった。地形をごっそり掘り崩せる破壊表現と自由建築を抱えたタイトルを、複数の据え置き機へ同時に載せるのは相応に重い作業なのだろうにゃ。なお日本のPlayStation Storeでは、8月2日時点で本作の製品ページはまだ見当たらない。予約や日本での価格を気にしている人は、もう少し待つことになる。

早期アクセスを長く続けたクラフト系が正式版と同時に家庭用機へ降りてくる流れは、最近ちょくちょく見かける。以前取り上げた異次元列車サバイバルも同じ道筋だったにゃ。
ソロでも最大16人でも遊べる作りは1.0でも変わらない。パッドを握って、崩れた王国にツルハシを持ち込む日まであと2か月ちょっとにゃ。

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