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FF6・FF8・FF9を同じ規模でリメイクしたら「4作、5作」に ― 吉田直樹がベルリンのステージで語る

投稿: 2026/07/27by 編集部5分で読めます
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「FF7があの規模で3本なら、FF6は?」――ファンなら一度は考えたことのある問いに、開発の中心にいる人がステージ上で答えを出してしまったにゃ。

7月25日・26日にベルリンで開かれた『FF14』ファンフェスティバル 2026。その2日目、日本時間20時30分から行われたトークコーナー「直樹の部屋」に、『FF7』リメイクシリーズのディレクター・浜口直樹氏がゲストとして登場した(タイムスケジュールはLodestoneに掲載)。ステージは全編が公式配信されている。

「FF6は、とにかく巨大なゲームだ」

話題が「他のナンバリングもFF7と同じようにリメイクしてほしい」という声に及んだところで、吉田直樹氏が挙げたのが作品のボリュームだった。プレイヤーの気持ちは理解している、と前置きしたうえで、たとえば『FF6』を見てほしい、あれは途方もなく大きいゲームだ――という趣旨の説明をしている。

そのうえで出てきたのが例の数字だ。『FF6』『FF8』『FF9』をリメイクシリーズと同じ規模・同じ密度で作り直すとしたら、4作、へたをすれば5作に分けて出すことになるだろう、と。

ここは読み違えたくないところにゃ。これは「4〜5部作の計画がある」という予告ではなく、むしろ逆。同じやり方をそのまま旧作に当てはめるのが最善とは限らない、という説明の材料として持ち出された数字だった。夢のある話に聞こえて、中身は極めて現実的な話をしている。

名前が挙がった3本は、いずれも現行環境で遊べる。『FINAL FANTASY VI』はピクセルリマスター版、『FINAL FANTASY VIII - REMASTERED』『FINAL FANTASY IX』はそれぞれリマスター/移植版という形だ。

3本でも、7年かかっている

数字の重みは、実際のリメイクシリーズの歩みを並べると分かりやすい。

タイトル発売
ファイナルファンタジーVII リメイク2020年4月10日
ファイナルファンタジーVII リバース2024年2月29日
ファイナルファンタジーVII リベレーション2027年春(予定)

3部作の完結編『リベレーション』は、2027年春にマルチプラットフォームで世界同時発売と発表済み。PlayStation 5、Nintendo Switch 2、Xbox Series X|S、Microsoft Store on Windows、Steam、Epic Games Storeが対象だ。

つまり1作目から完結まででおよそ7年、企画段階まで含めればもっと長い。それを4本や5本に伸ばしたら何が起きるか――計算は各自でどうぞ、という話にゃ。

浜口氏「毎回『いいえ、作りません』も一緒に言っている」

同じステージで、浜口氏本人も『FF6』に触れている。ゲーム業界を目指すきっかけになったのが『FF6』で、今も特別な作品なのだと。

ただし、そう答えるたびに翌日には「浜口がFF6をリメイクする」という記事が出るので、最近は「いいえ、作りません」まで毎回セットで言うようにしている――という自虐まじりのオチが付いた。今回もきっちり同じ流れになったあたり、本人の予言は当たっている。

さらに吉田氏は、視聴者コメントに「FF17は浜口さんに作ってほしい」という声が並んでいることを紹介し、クリエイターにとって最大級の褒め言葉だと持ち上げた。浜口氏が何か返そうとすると「いや、答えなくていい」と慌てて止めが入り、会場は笑いに包まれた。当然ながら、これで何かが確定したわけではない。

クロスオーバーは、もう動いている

旧作リメイクの話は現実的な線で落ち着いた一方、シリーズ同士の交差はすでに具体化している。ベルリンの基調講演では、拡張「白銀のワンダラー」の8人レイドが『FF7』リメイクシリーズとのクロスオーバーになることが明かされた。そちらは以前まとめているにゃ。

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旧作を丸ごと現代に作り直す夢は、たぶん多くの人が抱えたままだ。ただ今回のステージで示されたのは、その夢に付いてくる年数と本数の値札だった。同じやり方でなければ手が届かない、とは誰も言っていない――そこだけは覚えておきたいところにゃ。

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