列車まるごとがデッキになる『Fogpiercer』配信開始──霧の荒野をカードで切り拓く
霧に呑まれた荒野を、一本の列車がゆっくりと押し進んでいく。運転席から見えるのは、視界を奪う白と、線路に群がる襲撃者たち。デッキ構築型ローグライト『Fogpiercer』が、2026年7月17日に配信を開始したにゃ。開発は Mad Cookies Studio、販売は『Manor Lords』などで知られる Hooded Horse だ。
このゲームの一番の変わり者っぷりは、「手札の正体が列車そのもの」という一点に尽きる。カードの束を眺めるいつものデッキ構築とは、入り口からして少し違うのにゃ。
霧に沈んだ世界を、一本の列車で越えていく


舞台は文明が崩れたあとの寒々しい荒野。プレイヤーは安全な地を目指し、霧の中を列車で走り抜けていく。行く手には崖、障害物、そして列車を狙う略奪者の群れが待ち構えている。SF設定のポストアポカリプス、という世界観がまず土台にある。


機関車も車両も運転士も、それぞれがカードを持ち込む
肝はここ。編成した機関車・客車・運転士のひとつひとつが、それぞれ固有のカードとアビリティを抱えていて、それらがまとめて自分のデッキになる。つまり「どんな車両をどう連結するか」を決めた時点で、その走行で切れる手札の中身が決まるという仕組みだ。
強化やアタッチメントで各車両を伸ばせば、デッキの厚みや方向性もそのまま変わる。カードを1枚選ぶ感覚と、編成を1両組み替える感覚が地続きになっているのが面白いところにゃ。

崖から突き落とし、車輪の下へ送り込む
戦闘はターン制・グリッド制で、盤面の中心にはいつも自分の列車が据えられている。ここで効いてくるのが「位置取り」だ。カードを賢く使い、コンボをつなげて、押し寄せる略奪者たちを地形の罠へ、崖の外へ、あるいは進む列車の車輪の前へと誘い込んでいく。
敵を直接殴り倒すだけでなく、突き飛ばす・銛で引っ掛ける・吹き飛ばすといった動きで、環境そのものを武器に変えられる。地形と連鎖反応の読み合いが、生死を分ける鍵になっているのにゃ。


走るたび、連結の選択肢が増えていく
ローグライトらしく、走行のたびに持ち越されるメタ進行も用意されている。走破の積み重ねで新しい客車・運転士・機関車がアンロックされ、次の挑戦では別の組み合わせを試せるようになる。編成の幅が広がるほど、狙えるコンボの型も増えていく作りだ。
一度の失敗がそのまま次の編成の糧になる。この「負けても手札が育つ」感覚が、繰り返し走りたくなる燃料になっているにゃ。


価格と対応環境、日本語まわりを押さえておく
配信は Steam のほか GOG・Microsoft Store でも行われ、PC Game Pass にも初日から対応している。今なら発売記念の割引が入っているので、気になっている人は期間に注意しておきたいところにゃ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年7月17日 |
| 価格 | 通常1,980円 → 25%オフの1,485円(Steam・7月31日まで) |
| 対応OS | Windows / macOS / Linux(SteamOS) |
| 配信 | Steam / GOG / Microsoft Store、PC Game Pass初日対応 |
| 日本語 | インターフェース・字幕に対応 |
| 開発 / 販売 | Mad Cookies Studio / Hooded Horse |
日本語まわりは、画面のテキスト(インターフェース)と字幕が日本語表示に対応しているので、カードの効果や状況をしっかり読みながら遊べる。ボイスを主軸にしたタイプの作品ではないので、テキストが読めれば言葉の壁はほぼ気にならないはずにゃ。

カードを1枚切るたびに、列車の走りそのものが変わっていく。デッキ構築の手触りと、盤面を押し引きするタクティクスが一台の列車に同居した『Fogpiercer』、霧の向こうへ何度も走り出したくなる一作になっていそうにゃ。
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