『Forge of the Fae〜フィオラと精霊石』新ゲームプレイ映像 ― 技と魔法を重ねるターン制RPG、2027年発売
ドット絵の坑道に、歯車仕掛けの妖精がふわりと浮かぶ。Datadyne が開発し Deck13 が贈るターン制RPG『Forge of the Fae〜フィオラと精霊石』の、これまでより踏み込んだゲームプレイ映像が公式チャンネルで公開されたにゃ。数十秒の景気づけではなく、戦闘の流れをじっくり見せる「Extended Gameplay Showcase」だ。
消えていく人々と、鉱山会社が雇った傭兵

主人公は若き発明家フィオラ。連続する失踪事件の真相を追う、というのが物語の出発点になる。背景にあるのは坑夫たちのストライキで、これが暴動へ転がっていくなか、鉱山会社は鎮圧のために傭兵を雇う。その混乱のさなかで人が一人、また一人と消えていく——Steam のストアページで語られている導入は、妖精の国のふんわりした話ではなく、かなり生々しいところから始まる。
舞台はケルト民話に着想を得た世界。フィオラには「機械仕掛けの妖精(Mechanical Faerie)」という相棒がいて、これを強化していくことで道が開けたり、隠された秘密が明らかになったりする。選択が物語の行方を左右する作りで、仲間もそれぞれ違う戦い方を持つとされているにゃ。

スキルに魔法を重ねると、別の技になる
今回の映像で尺を割かれているのが戦闘だ。核になるのは「ARC(クリスタルシステム)」で、スキルと魔法を並べ替えて自分好みの戦闘スタイルを組み上げる。ここに乗ってくるのがコンボアビリティ——スキルと呪文を組み合わせると、新しい強力な効果が解放される仕組みにゃ。
もうひとつ目を引くのがアドレナリンサージ。こちらは*ターンを消費せずに*撃てる特殊能力で、手番のやりくりにもう一段の駆け引きが生まれる。属性は炎・風・水・地・自然・秘術の6系統が用意され、弱点を突いて雑魚戦をテンポよく片づけつつ、ボス戦では腰を据えて組み立てる、という緩急の付け方が意図されている。


「すべてのシステムが噛み合っている」ことを売りに掲げていて、スキル・呪文・パッシブが互いに影響し合う設計だという。触りやすいけれど極めがいがある、というあたりを狙った作りにゃ。

OSTのサインに並ぶ、青木佳乃の名前
音楽面では、ゲスト作曲家として青木佳乃が参加している。『ブレス オブ ファイア』III/IV や『ファイナルファンタジーXV』の楽曲を手がけた作曲家で、開発元は公式アカウントでこれを発表していた。
本作は2024年9月から10月にかけて Kickstarter で出資を募り、目標15,000ドルに対して4,145人から226,782ドルを集めて成立している。支援者向けリターンにはOST CDが並び、そこには「青木佳乃を含む作曲家陣」のサインが入るとされていた。つまり彼女は単独ではなく、複数人体制の一角という位置づけにゃ。
2027年発売、6機種へ
現時点で分かっている枠組みを整理しておく。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開発 / 販売 | Datadyne LLC / Deck13 |
| 発売時期 | 2027年(Steamの表記は「発表予定」) |
| 対応機種 | PS5 / PS4 / Xbox Series X|S / Xbox One / Switch / PC |
| 対応言語 | 英語・日本語・ドイツ語(インターフェースと字幕。音声対応の記載は無し) |
| 体験版 | Steamで配信中 |
| PC最低要件 | 64bit環境、Windows 7以降、クアッドコア、GTX 700シリーズ相当、3GB |
日本語がインターフェースと字幕の両方でしっかり載っているのは嬉しいところ。一方で音声については対応の表記が無く、フルボイスを期待するタイプの作品ではなさそうにゃ。要求スペックもかなり控えめで、少し前のPCでも十分に動きそうだ。

発売は2027年とまだ先だけれど、体験版はすでに配信中。映像で気になった手触りは、その場で確かめられる。
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