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「できればGOGで買いたい」の但し書き——r/Steamで挙がった値段・カタログ・Steam Deckの手間

投稿: 2026/09/14by tobariware8分で読めます
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GOGで買いたい気持ちはある——ただ、その後ろに但し書きが3つ並んだ。

Redditのr/Steamに「GOGでも買っているのか、それともSteamだけなのか」という問いが立った。買うとしても旧作だけなのか、新作もそこで買うのか、という追記つき。集まった答えは「ほとんどSteam」に寄っていくのだけど、そこへ至る事情が人によってきれいに違っている。

いちばん支持を集めたのは、GOG擁護から始まって最後に自分で落とす一節だった。

理想を言えばSteamよりGOGで買いたい。でも、たいていSteamのほうが安い。欲しいゲームがGOGに無くてSteamにはある、というのもよくある。そもそもGOGの存在を忘れて、習慣でSteamで買ってしまう。

GOGの看板はDRMフリーで、ブラウザからオフライン用のインストーラーを落とせば、クライアントもネット接続も使わずに導入できる。対してSteamは、カートに「デジタル製品の購入はSteam上でのライセンスの付与である」と明記して利用規約へ案内する作り。「本当はGOGで買いたい」はこの差から出てくる。それでも財布が動く先は別、というのが上の一節。

GOGは好きだけど、カタログに大きな穴がある。とくに新作のあたりで。

これは店の性格の違いだね。GOGは選んで置く店で、載っていないものを載せるためにGOG Dreamlistという投票の場を2025年1月に用意した。集まった票を権利者との交渉材料に持っていく、という建て方になっている。

話が一気に具体的になったのは、携帯機が出てきてから。

リストにもう1つ足しておく。GOGのゲームをSteam Deckで動かすには少し手間がかかる。Steamならそのままだ。

すぐに反論が付いた。

ただ、Heroicの用意はほとんど痛くない。DeckでStardew ValleyにMODを入れるほうが、GOGのゲームを動かすよりずっと厄介だよ。

Heroic Games LauncherはGOG・Epic・Amazonのゲームを扱う無料のオープンソースのランチャーで、Linux・Windows・macOS・Steam Deckが対象。Deck向けにコントローラーだけで操作できる全画面モードも用意されている。

最初の人は、面倒さの質が違うと返している。

難しいという話じゃない。片方はボタンを押すだけで、もう片方は時々こじれる。2台で遊び分けるときにSteamのクラウドセーブが効くのも書き忘れていた。

GOGのクラウドセーブ対応タイトルもDeckで動くのは確認できている。GOG版の『サイバーパンク2077』をHeroic経由で入れているけど、CD Projekt Redのサーバーで問題なく同期する。

GOG GALAXYにもクラウドセーブはあって、サポート情報には1本あたり200MBという既定の上限まで書かれている。つまり「使えない」のではなく、Steamなら考えずに済むところに一手間が挟まる。やり取りが落ち着いたのもそのあたりだった。

GOGの棚はAmazon経由で埋まる、DOOMのコードは11月13日まで

「GOGにも棚がある人」の内訳を、あっさり明かす声もあった。

ほとんどSteam。GOGのゲームは大半をAmazonから無料でもらったものだよ。

こっちも数日前にAmazonでDOOMのセットをもらったところ。

Prime Gamingの無料配布はストアごとに窓口が分かれていて、GOGで受け取るぶんはGOGのサポートに受け取り方と対象が並んでいる。数日前の話に当たるのが『DOOM + DOOM II』で、一覧では11月13日まで有効。1993年の初代と『II』のDOS版を含み、『Legacy of Rust』や『SIGIL』まで抱き合わせて計187のミッションマップという詰め合わせ。ストアの表示価格は9.99ドルで、コードをGOGのアカウントに通したぶんはそこに残る。

良いゲームをくれるの? Primeの話はよく聞くけど。

けっこう良い。Falloutが何本かとElder Scrollsがいくつか、他にもいいタイトルをもらえた。しばらく契約していないから、最近のぶんは分からない。

無料で流れてきたものが棚を埋める——GOGの利用が「新作を買う店」にならない理由のひとつが、ここに見える。

「Steam版にだけ新要素が来た」——別ビルドで配られている以上は起こる

温度が上がったのは更新の話題。

どのゲームだったかは思い出せないけど、パブリッシャーがSteam版に新コンテンツを足したのに、GOG版は合わせて更新しなかったものがあった。

残念ながらよくある話。GOGの客を二級扱いするゲームを並べた表計算シートまである。

そのシートは有志が作った一覧で、一件ずつの中身が公式に裏付けられているわけではない。ただ、仕組みとしては起こりうる。GOG向けの配信はGOG側のビルドとして別に用意され、更新も個別に出す形だから、開発元が両方を同時に動かさなければ差が開く。

もうひとつ、DRMフリーの店でも条件は項目ごとに違う。さっきの『DOOM + DOOM II』も単独プレイは接続なしで動く一方、マルチプレイはGOG GALAXYとBethesda.netのアカウントが要るとストアページに明記されている。ひとまとめに「DRMフリーだから安心」と覚えると、ここで足をすくわれるにゃ。

その代わり、GOGが自前で抱えている仕事もある。Preservation Programは古い作品を現行のWindowsで動く状態に保ち続ける取り組みで、現在305本・1,685件の改善が積み上がっている。一度入れた作品を外すつもりはない、ともGOG自身が書いている。Steam版のパッチ追従とは別の軸で価値を出しているわけだね。

終盤、判断基準はぐっと単純になる。

自分はゲーム次第。Steamで欲しいものがあったら、GOGでも値段を見て安いほうにする。

Steamの地域別価格のおかげでライブラリが充実した。評価の高い小規模な作品を11本、25ドルくらいで揃えられたことがある。

Steamは通貨ごとの推奨価格を出す仕組みを公開している。為替だけで換算する方式のほかに、購買力や近い娯楽の価格まで見て弾く方式も選べる。GOG側は対応通貨が18種類とUSD(こちらはどこでも利用可)で、値付けの作りが最初から違う。地域差を店側が返金で埋め戻していたFair Price Packageは2019年3月末で終わっている。

自分は一番安いところで買う。Epicでもね。

それが正解。

DRMフリーと所有権の話から始まったやり取りは、最後に値札の比較まで降りてきた。いちばん短い同意が付いたのは、どの店の名前も守っていない一行だった。

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