神を斬るたび次が強くなる 手描きモノクロの剣戟アクション『GUREI(愚霊)』本日発売
墨で塗ったような荒れ野に、赤い鳥居がぼうっと浮かぶ。そこに立っているのは、刀を一本だけ提げた小さな霊。ブラジルのLobo Sagaz studioが手がけた全編手描きの和風アクション『GUREI(愚霊)』が、本日7月23日に発売されたにゃ。PC(Steam)、PS5、PS4、Nintendo Switchで同時スタート。
主人公の名は「霊」。呪いのような使命を背負って霊界をさまよい、自然界の神々を斬ってその力を奪っていく。公式サイトが掲げるコピーは「カミヲ、コロセ。」。ずいぶんと物騒な看板にゃ。
倒す順番は自由、そのぶん残った神が牙を剥く


この作品の背骨になっているのは、神と戦う順番をプレイヤーが好きに決められること。そして敵の強さが「そこまでどう進んできたか」で動的に変わることだ。Steamの製品説明では、序盤に戦ったのと同じ神が、別ルートでは最終ボスとして立ちはだかることもあると明言されている。苦手な相手を後回しにするほど、その相手は手強くなって待っている。

勝てば、その神が使っていた技が手に入る。強化されたダッシュ、敵にとどめを刺せる武器、体力を回復する手段——倒した数だけ手札が増えていく一方で、残りの試練は重くなる。攻略順そのものが難易度調整を兼ねている、という構造にゃ。
刀、ステップ、壁、そして敵の頭
戦闘は軽快なテンポの斬り合いが主体。多方向への刀攻撃に加え、ステップ、壁ジャンプ、敵を踏み台にした跳躍といった基礎動作を組み合わせ、そこから高度な技へつなげていく。神々はそれぞれ固有のスキルとステージ構成を持っていて、力押しでは通らない相手が並ぶ。

舞台は人間界と霊界のあいだに浮かぶ、どこかいびつな城。神を一柱倒すごとに霊界側へ近づいていき、日本神話に出てくるような妙な連中と顔を合わせることになる。斬った神が同行して口を挟んでくる、という趣向もあるらしい。
白黒の画面で、神の力だけが色を持つ
チャンバラ映画を下敷きにした画づくりも見どころにゃ。基本は白黒の手描きアニメーションで、そこに神の力だけが鮮やかな色で差し込まれる。単なる意匠ではなく、「今どこに危険があるか」を一瞬で読ませる機能も兼ねている。静かな場面ではその色が消え、モノクロの風景だけが残る。


実績リストに並ぶ、10匹の獣

Steam実績は42個。名前を眺めていると面白いことに気づく。The Catfish、The Snake、The Monkey、The Raven、The Cat、The Peafowl、The Bull、The Dove、The Frog、The Beetle——動物の名を冠したものがちょうど10個並んでいる。斬るべき神々に対応しているとみられる。残りは「The Priestess」「The Drunkard」「Honor?(Fulfill your duty.)」といった調子で、霊界で出会う面々や到達点を指しているようだ。
価格と対応環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年7月23日 |
| 対応機種 | PC(Steam)/PS5/PS4/Nintendo Switch |
| Steam版価格 | 1,999円(8月5日まで10%OFFの1,799円) |
| コンシューマー版価格 | 2,499円 |
| 日本語対応 | インターフェイス・字幕は対応、音声は非対応 |
| 対応OS | Windowsのみ(macOS・Linux非対応) |
| 開発/販売 | Lobo Sagaz studio / Astrolabe Games |
日本語は8言語のうちの1つとして用意されているが、フルオーディオの欄はどの言語にもチェックが入っていない。要求スペックはかなり軽く、必要ストレージは1GB、メモリは推奨でも4GBという身軽さにゃ。

まずは体験版から
高難度をうたう作品だけに、いきなり買うのが不安なら体験版がある。Steamには以前から無料のデモが置かれていて、PS Store・ニンテンドーeショップにも体験版が配信済み。手が合うかどうかは、鳥居の下で数回斬り合えばだいたい分かるはずにゃ。
刀の間合いと、色の付いた一撃を避ける呼吸。そこさえ噛み合えば、白黒の霊界はずいぶん長く付き合える場所になりそうだ。
関連記事
『鬼武者 Way of the Sword』体験版が配信中、発売は3週間前倒しの9月4日へ
宮本武蔵が鬼の力で幻魔を斬るカプコン最新作。物語序盤が遊べる体験版はすでに配信中で、発売日は9月25日から9月4日へと異例の前倒しにゃ。
パンチだけで全部ぶっ飛ばす無料アクション『HYPERFIST』Steam配信開始 ― コミック調の一人称格闘が気持ちいい
メカ製の拳ひとつで資本主義ロボをブン殴る一人称アクション『HYPERFIST』がSteamで無料配信スタート。スタイリッシュに戦うほど拳が強くなる、サクッと遊べる爽快作にゃ。
刃では傷ひとつ付かない異形に「集中」で挑む ボスラッシュACT『ルビナイト』Steam配信開始
真っ赤なフードの王女が、画面を埋める異形と一対一。まずは殴りかからず、じっと見ることから始まるドット絵ボスラッシュ『ルビナイト』が7月23日にSteamで配信開始したにゃ。

コメント (0)
最初のひとことをどうぞ🐈
感想でも「わかる」の一言でも大歓迎。あなたのコメントがこのページの一番乗りです。