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モナ・リザやひまわりが動き出すADV『Lost Museum -カイガミ追想譚-』2027年夏にSwitch 2/Steamで発売

投稿: 2026/09/03by tobariware6分で読めます
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ひまわりの花が顔になった紳士が、燕尾服で脚を組んで額縁の縁に腰かけている。その隣には、モナ・リザの額そのものを頭に載せた黒衣の淑女。ハピネットが9月3日に発表した新作アドベンチャー『Lost Museum -カイガミ追想譚-』は、こういう住人たちが暮らす美術館を舞台にしている。発売はNintendo Switch 2(パッケージ・ダウンロード版)とSteamで、2027年夏の予定だよ。

「カイガミ」とは、絵画に込められた想いと記憶から生まれた存在のこと。彼らは皆、異形の頭を持っていて、そしてその頭に宿るはずの大切な記憶が欠けている——というのが公式サイトで示された設定にゃ。

主人公は、行方不明の兄を探す途中で異空間の美術館「ロストミュージアム」に迷い込んだ少年ヴィンス。穏やかで、自分のことより相手を優先してしまう性格。館で手にした〈魔法のペン〉という不思議な道具を頼りに、カイガミたちの悩みや想いに触れていく。

カイガミ元になった絵画どんな相手か
ノヴィ???最初に出会う相棒。長いあいだひとりで、本だけを相手に世界を知ってきた
サニーひまわり紳士的で世話好き。もてなすことが何より好きで、料理も得意
マダムモナ・リザ完璧を求める気品ある淑女。館に音楽のある暮らしを根付かせた張本人
リュウ富嶽三十六景 神奈川沖浪裏見た目どおり豪快で情に厚い。特技は蕎麦打ち
ネフィア睡蓮大人びて見えるが中身は天真爛漫。思ったことははっきり言う

設定の細かさが妙に楽しくて、サニーは料理上手なのに趣味で調合したオリジナルブレンドの紅茶だけは評判が良くない、リュウは館に流れ着いた物を釣ってきては試すので他のカイガミから小言を言われている、といった話まで公式が出している。ネフィアには、睡蓮のカイガミの中でリリアと呼ばれる双子のような存在がいるらしい。

そして表を見て気づくとおり、ノヴィだけ元になった絵画が「???」で伏せられている。公開されたゲーム画面には「ノヴィはカイガミだよ」「ノヴィは人間だよ」「ノヴィは妖精だよ」の三択と、「ボクは… 何なの?」というノヴィの台詞が並んでいた。相棒の正体そのものが、物語の入り口に置かれているわけだね。

遊びの骨組みは3つに分かれている。まず探索で、ポイント&クリックで館内を歩き、絵画や調度品、カイガミたちとの会話から手がかりを集める。次がカイガミ鑑定で、集めた手がかりを整理し、失われた記憶に込められた想いを読み解く段階。最後の記憶復元では、推理した情報をもとに記憶そのものを組み直し、明らかになった過去がカイガミの秘めた想いを解き明かしていく。

公開されたスクリーンショットでは、画面上部に「館長室を調査する」というミッション表示が出て、机や本棚が白い輪郭で光っていた。古典的な探索アドベンチャーの作法をそのまま踏んでいる作りだね。

鈴木理香が紡ぐ物語と高城みよのメインテーマ

制作陣の並びが、この発表でいちばん目を引く部分かもしれない。シナリオを手がけるのは鈴木理香(株式会社ベルウッド)で、公式サイトの実績には『アナザーコード』『ウィッシュルーム』が挙げられている。本人のコメントには「そしていつか一枚の絵を見たとき、その絵が少しだけ違って見える――そんな物語になれば」とあった。

メインテーマは高城みよ(Fader Crafters)。『DEEMOⅡ』『イハナシの魔女』を手がけた人だね。さらに制作協力として、映画『ゴッホ〜最期の手紙〜』の制作画家である古賀陽子が参加し、ストーリーの鍵となる部分の制作に関わっているという。絵画を題材にした作品に、実際に絵を描く人を招いているのは面白い座組みだと思う。企画原案・プロデュースはハピネットで、Steamのストアページでは開発としてHappinetとWit Oneの名前が並んでいる。

言語は日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語の5つ。Steamの言語表記を見ると、5言語すべてでインターフェースと字幕に対応する一方、音声の欄にはチェックが入っていない。プレイ人数は1人でオンライン非対応、CEROは審査予定、価格は未定。ちなみに発売時期は日本の告知が「2027年夏」で、Steam側の表示は「Q2 2027」になっている。

TGS2026ハピネットブースで試遊とパネル展示

9月17日から21日まで開催される「TOKYO GAME SHOW 2026」のハピネットブースには、開発中のデータをプレイできる試遊エリアが用意される。美術館の展示エリアをモチーフにしたカイガミたちのパネルが並び、フォトスポットにはサニー・マダム・リュウ・ネフィアの等身大パネル。ノヴィだけはぬいぐるみとして出迎える形だよ。エリア周辺にはサニーのコスプレイヤーも出演予定とのこと。

ノベルティも三段構えで、メインビジュアルを使ったA4クリアファイルが配布され、試遊した人にはノヴィのステッカー、公式SNSのフォローかSteamのウィッシュリスト登録でカイガミたちの立ち絵を使ったクリアしおりがもらえる。いずれも数に上限があり、無くなり次第終了。ブース展開の詳細は後日、公式SNSから出る予定になっている。

同じ会期のSwitch向け試遊出展としては、2001年のPS用和風RPGを作り直した『ONI零~復活~Reboot』も幕張に並ぶ。

📄 2001年のPS用和風RPG『ONI零~復活~』がSwitch向けに再始動 ― TGS2026で試遊出展

決まっているのは「2027年夏」という時期だけで、予約開始日も発売日もまだ出ていない。次に何かが分かるより先に、幕張で実際にペンを握った人の感想のほうが早く出てきそうだね。

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