メタホラー『たろうくんはいってきました』Steamで配信開始 ― 記念セールで900円、TGS 2026出展も決定
チャンネル登録者50人。その記念にライブ配信をやろうと廃村へ向かった配信者「タロー」は、そのまま帰ってこなかった——。
いわくつきの映像ばかりが集まるアングラ動画サイトに残された、彼の動画。ついた噂は【彼の動画を最後まで再生する事は決してできない】というもので、見終えた者のところには“何か”が訪れるらしい。そのタローの動画を扱ったメタホラー『たろうくんはいってきました』が、8月28日にSteamで配信を開始した。開発はBeforeHomeWorks、販売はホラー制作で知られる株式会社闇のゲームレーベル「YAMI GAMES」で、レーベルとしては記念すべき第1弾になる。
操作するのはタローではなく、その動画を見ている側。ストアページの説明によれば、プレイヤーは動画を最後まで再生するために、ネット上を調べながら映像を進めていくという作りになっている。ホラーゲームでよくある「逃げる」「隠れる」ではなく、検索して手がかりを拾い、動画の続きを解錠していく——という、画面の外側を巻き込む構造だね。
タロー本人は、公式の紹介によると「どこにでもいる平凡な弱小廃墟探索系配信者」。楽観的だけど繊細なところもある、という人物像が置かれていて、その彼が配信中に不可解な現象へ巻き込まれていく。ジャンル表記はそのまま「メタホラー」で、Steam実績にも対応している。
価格は税込1,500円。配信開始に合わせて2週間限定のリリース記念セールが行われていて、Steamでは40%オフの900円で表示されている。無料の体験版も別途配信されているので、雰囲気が合うかどうかを先に確かめる手もあるにゃ。
対応プラットフォームはWindowsのみ。言語まわりは項目ごとに分かれていて、日本語だけがフル音声に対応している。
| 言語 | インターフェース | 音声 | 字幕 |
|---|---|---|---|
| 日本語 | ○ | ○ | ○ |
| 英語 | ○ | ― | ○ |
| 簡体字・繁体字中国語 | ○ | ― | ○ |
必要スペックは、最低がGTX 1660 / RX 580にメモリ8GB、推奨がRTX 3070 Tiに16GB。ストレージは15GBとなっている。
9月に東京ホラー特区とTGS 2026へ初出展


配信開始と同時に、YAMI GAMESとして初のイベント出展も明らかになった。1つは東京ホラー特区!!2026で、会期は9月11日から13日、会場は東京ドームシティのプリズムホール。もう1つがTOKYO GAME SHOW 2026で、9月17日・18日がビジネスデイ、19日から21日が一般公開日、幕張メッセでの開催となる。
ブースでは『たろうくんはいってきました』のほか、2027年発売予定の第2弾『報連喪症候群』も試遊できるとのこと。さらにTGS会場限定で『報連喪症候群』のコンセプトPVが先行公開され、そこには登録者94万人のYouTubeチャンネル「桃太郎オフィス」が出演する。こちらは会場でしか見られない扱いなので、幕張へ行く人だけが先に中身を知ることになる。
「行方不明展」「恐怖心展」で行列を作ってきた会社が、今度は自前のレーベルでSteamに出てきた。第1弾の答え合わせは、900円で今日から始められる。
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